2011年9月9日金曜日

NAV-U37(NV-U37)のカークレードルキットをRAMマウント仕様に改造する


NAV-U37を購入した際に、自転車用のマウントを購入してバイク乗車時にも使っていたのですが、外部電源を取る際に、本体横の蓋を開かねばならず、雨に濡れるし、メモリーカードスロットが剥き出しになるしで、折角の防滴仕様が意味を成さなくなってしまいます。
そこで、購入当初より考えていた「標準装備のカークレードルキットを改造してバイクで使用する」事にしました。
参考にさせて頂いたのは、コチラ。 カークレードルキットから吸盤を外して、RAMマウントで使えるように色々と改造されています。大変参考になりました。
上のホームページに書かれているようにするのが一番綺麗だと思うのですが、RAMマウントはモノの割にはやたらと高いので、手元にある部品を使って、代用する事にしました。
用意するのはM8のボルト、M3のボルト、M3のワッシャー、熱収縮チューブ、M8×25mmの雌ネジゴムボール。
M8×25mmの雌ネジゴムボールはmonotaroで一個340円ですから、何かを買うついでに合わせて購入するのが良いかもしれません。

適当な長さのM8のボルトにφ2.5の穴を開けて、M3×0.5の雌ネジをタッピングします。
そのボルトをゴムボールに取り付けます。


予め吸盤を取り除いたカークレードルキットの吸盤を取り付けていたビス穴にM3のボルトを挿し込んで(サイズはギリギリですが、ネジを回しながら押しこめば入ります)、M8のボルトと連結します。


その際に、カークレードルキットの軸受け部分にM8ボルトの頭が当たってしまうので、ワッシャーを噛ませて、適当な高さになるように調整しましょう。


ちなみに上の3枚の写真は実は失敗例です。何が失敗してるかというと、ボールとボルトの頭の間に「首」が無いんですよね。M8のボルトが緩まないように、ワッシャーとスプリングワッシャーを噛ませているのですが、これだと、RAMマウントのアームにボルトが当たって、可動範囲が著しく狭くなります。
で、最低でも5mmの首を用意するべく、M8のボルトに適当な長さの熱収縮チューブを被せて、作ったのが、これ。

熱収縮チューブじゃなくても、内径8mmぐらいのゴムパイプでも良いかも。 何も被せずにボルト剥き出しだと、RAMマウントのアームが傷付くし見栄えも悪い。あまり太くなると可動範囲が小さくなるので…まぁ程々で。
ちなみに私は熱収縮チューブ2重巻です。
で、このままだとネジの締め付けトルクが不足して、緩みやすくなってしまいますから、高強度のネジロック剤で固めてしまいましょう。無ければ金属が接着できるボンドでも大丈夫かな…振動が加わるので、瞬間接着剤みたいなのは避けたほうが良いかもしれません。


以上で完成です。 作ってる最中は、こんな軸受とM3のボルト一本で大丈夫なのか?と心配になりましたが、元々これで支えられてる訳で、実際にぐりぐり動かしてみても大丈夫そうな感じです。
NV-U37本体をマウントする際には、脱落防止策は必須です。 なにせクレードルのボタン一つで外れてしまいますから、何かの拍子に外れて、落としてしまうかもしれませんので…


SONY パーソナルナビゲーションシステム U37 ブラック NV-U37/B

ソニー

 

SONY カークレードルキット NVA-CU10J
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ソニー

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