2011年9月17日土曜日

KLX125 10000km その1 リヤリンクまわりのメンテナンス

KLX125を購入してから1年と1ヶ月半で走行距離が1万キロを超えました。
日常の下駄として、またマッタリツーリングの友として、これからも楽しめそうな感じです。
そんな訳で、リヤタイヤがパンクしたので、ついでにタイヤ交換とリヤのリンクまわりを整備しておきましょう。
トップの写真がリンクまわりですね。汚いなぁ…油と砂と泥だらけです。最近ダートには行ってないんだけどなぁ。
さて、このリンクまわりをバラすには順番がありまして、まず写真左側のボルトを抜いて、アームを外します。

次に、ロッカーアームの下側。サスペンションが接続されている部分を外します。

で、最後にスイングアームを持ち上げながら、ロッカーアームの上がわのボルトを抜きます。

スイングアームを持ちあげないと、ボルトがフレームに当たって抜けないんですよね。
ロッカーアームを外す前に、ちゃんと向きを確認しておきましょう。車体右側から見て、「く」の字になるように取り付けるのが正解。
リンクまわりがバラけたら、ブラシで砂を落としたり、ウェスで油を拭きとったり。
前回5000km走ってリンクまわりのメンテをした際に、固着していたスリーブベアリングもグリスがしっかり残っていて、焼付きも固着もせずに、非常にスムーズに動いています。
 
それは問題ないのですが、なぜかロッカーアームを止めてるボルトに傷が入っていました。

油はちゃんと付いてたんだけどなぁ…何が悪いんだろう…って前回の記録を見た感じでも、ちょっと削れてたのか…そうなると構造的なものなのかな。

今回はテフロングリスじゃなくて、ウレアグリスを使用しました。さらさらの油状になっているテフロングリスはサクっと拭きとって、ウレアグリスを塗りつけます。リチウムグリスよりも耐水性は高いのですが、少しちょう度は高め。リンクに使う分には全く問題ない程度のちょう度ですから、耐水性を重視。
バラした順番とは逆の手順で組み上げて、終了。

パンクしたタイヤを外して、以前、梅村CEOから分けて頂いた、KENDAのK760に履きかえてみました。 車で会社までタイヤを運んで、会社の駐輪場で交換してたのですが、それにしても、なんでこんなに固いんだ…って、帰宅してから気が付きました。ビードワックスを付けずに組むから硬いんだよ。
そう、先日紹介した車載工具の中にビードワックスを入れてなかったんですよねぇ。大失敗です。そんな訳で、ビジネスホテルに泊まった際に貰ってきた固形石鹸を車載工具に追加しました。
自宅に帰ってから、念のために後輪を再度バラして組み直しました。ビードワックスは偉大だわ。あれだけ苦労した作業があっという間に終了。
  
タイヤの感想ですが、まだ舗装路しか走ってないので…とりあえず舗装路を走るならD605の方が安心して乗っていられます。 ブロックの形状を見れば分かるように、D605に比べれば、K760はターマック向きじゃないんですよね。
路肩を走れば縒れる。車体をバンクさせて曲がれば当然縒れる。少し強めに制動をかけながら、エンブレを併用すると、すぐにリヤタイヤが滑ってしまいます。
これはダートに持って行かないと勿体無いなぁ…ほんとに。

で、あとは前回のオイル交換から2000キロ走ったので、オイル交換。実施。

例によって、カインズホームで600円弱/Lで売ってるオイル。
   
意外と人気商品みたいで、たまに大量に入荷してるなと思ってたら、数週間後には残り2本になってたりするオイルです。まぁ、当たり障りの無い普通のオイルなんですけどねぇ。
KLX125はオイル交換が1L丁度なんで、こういうボトルタイプの1L入りオイルだとオイルジョッキ使わなくてもいいから、便利で仕方がないんですよ。

ODO 10,100km

 

0 件のコメント:

コメントを投稿