2022年1月31日月曜日

2BH-CA4AA フロントタイヤ交換とオイル交換 ODO 25212km

昨日、実家のスクーターの前輪を交換した。
もう少し使えそうな感じだが、細かいひび割れが出てきているのとスリップサインが出始めていたから、オイル交換のついでにやってしまおうと思ったからだ。

スクーターの特性的に後輪が先に寿命を迎えるのは仕方がないのだが、うちの親のように急加速急減速をしない乗り方だと、前後輪の寿命にそれほど差は出ないのかもしれない。
今回、前輪で使用するのはIRCのMB90 TUKTUK(80/90-10 44J)。

このスクーターは前後輪同じサイズなので、後輪と同じDURO HF296Aでも良かったのだが、購入時期のタイミングでTUKTUKの方が安かった。
タイヤ交換の手順はいつも通りだが、また同じような失敗を繰り返した。我ながらアホなのかと思ってしまう。
失敗とは古いタイヤをホイールから取り外す際に、あまりにも固くて苦し紛れにホイールの左右両方をリムの外側に出して、ホイールからタイヤを抜こうとする事。
オフロードバイクのタイヤみたいに大径高扁平のタイヤなら、頑張ればコレで抜けるのだが、小径タイヤは余程柔らかくないと、コレではリムからタイヤは外せない。
で、結局片側を元に戻して、外し直すという三度手間みたいな事を、数回に1回ぐらいの割合でやっているような気がする。
スクーターのタイヤをレバー無しのハンドパワーで交換してしまう動画をyoutubeで見た事があるが、あんな事は丁寧にリム溝にタイヤのビードを落とし込んでも、なかなか出来る技じゃないなぁと思う。
今回はそのような失敗もあって、古いタイヤを外すよりも新品のタイヤを装着する方が簡単で、作業時間は外すのに8、取付に2ぐらいの割合だった。
チューブレスタイヤの付け外しのコツとしては、ビードがリム溝に落ちやすいように、取り外しの際はバルブ付近から初めて、取付の際は逆にバルブ付近が最後になるようにすれば良いかもしれない。

オイル交換に関しては特筆すべき事は無し。今回使用したオイルはAZの10W-40。この時期に使うには少し硬いオイルかもしれないが、元々の指定粘度という事もあって問題は無い。
寒い時期は、親のスクーターの使い方だとエンジン内が結露してクランクケース内に乳化したオイルが発生しやすい。
今回もレベルゲージにべったり乳化したオイルが付着していたが、ネットで色々見ていると、そんなに気にする必要は無いという事だったので、レベルゲージに付着している分だけ拭き取り、新油を入れた後に200m程試走して、タイヤとエンジンの様子を確認して作業終了。

ODO 25212km

 

2022年1月28日金曜日

Kailh赤軸キースイッチ SANWA SUPPLY 400-SKB057R

PC用キーボードの赤軸といえば、Cherryのキースイッチがメジャーどころだろう。
ロープロファイルのキースイッチもCherry MX Low Profileというシリーズがあって、FILCOからそのキースイッチを使ったキーボードが販売されている。
なので、無難な選び方をするならFILCOのキーボードを選んで購入すれば良いのだが、今までいくつもFILCOのキーボードを買ってきたので、たまには別の物が欲しいと思った。

今回の選択条件としては、
・ロープロファイルであること
・メカニカルキースイッチ(赤軸もしくは茶軸相当)であること
・標準的な日本語キーボード配列であること
の三つ。テンキーは有っても無くてもどちらでも問題無し。
これらの条件が揃ったキーボードというのは意外と少ない。そもそもロープロファイルのメカニカルキーボードという時点で選択肢がかなり絞られてしまう。

そんなわけで、今回は400-SKB057Rを購入した訳だが、これはテンキー付きの400-SKB056Rよりも実売で2000円程安かったからというだけで、メーカー直販価格の値段差ならテンキー付を購入したと思う。

梱包の外箱は飾り気の無い、茶色の段ボール箱に型番のシールが張られているだけというシンプルな物。

このキーボードの購入層は中身が欲しいのであって、廃棄するだけの外装に興味なんて無いだろうから、この手のコストカットは好感が持てる。
付属品のUSBケーブルはmicroUSBで、薄く金メッキっぽい処理がされている。

またコネクターの上下が分かりやすいように突起が付いていて、コネクターの向きを確認しながら挿し込む必要が無い。まぁ、type-Cであれば尚良かったと思うけれど。

大きさはHHKBとの比較で、この程度。

標準的なレイアウトなので、多少大きくなるは仕方がない。しかし上下左右共にキートップのサイズギリギリまでボディーサイズを小さくしているのは素晴らしい。

キースイッチはKailhの赤軸。

Cherryの赤軸とは少し打ち心地に差があるものの、気になる程では無いと思う。 キーボードソムリエ諸氏ならば一家言あるのかもしれないが、個人的には必要にして十分な打鍵感。
キートップとスイッチの接合部の形状はKailh独特の物でCherry軸とは互換性は無い。


総合的な評価としては、大変良い物だと思う。耐久性は今のところはまだ分からない。
会社PCのショボいキーボードにぶち切れている業務担当者に「まぁ、使ってみなよ」と気軽に渡せるかと問われれば、そのまま借りパクされてしまった時のダメージを考えると難しいという、少し高めの価格設定が弱点といえば弱点か。

 

 

 

 

2022年1月27日木曜日

スマート電球が壊れた

スマート家電の中でも最も安価に購入できるアイテムとして電球がある。 我が家にも数か所設置しているのだが、その内の一つが1週間もしないうちに反応しなくなった。

amazonで購入したので売主に連絡した処、新しい電球を送るから古い物は此方で処分してくれとの事だったので、処分するついでに分解してみた。
レンズ部分は樹脂なのでカットして切り落とした。構造自体は普通のLED電球と同じだが、WiFiのアンテナ部がLED基板の間から突き出している。

LED基板やボディー部分が放熱の為にアルミでできている為、アンテナ部分をボディー内に入れてしまうと、電波が全く飛ばなくなってしまうからだろう。
このスマート電球は調色できるタイプなので、白と黄色のLEDが同数並んでいる。これらを各色調光して色味を変える訳だ。よく見ると、白色LEDの一つが焼損しているようだ。
LED基板はネジを3つ外せば取り外す事ができる。 アルミ基板の裏面は放熱用のグリスが塗られていて、ボディに熱を逃がすようになっている。

ボディー内にはLEDドライバーと制御基板が一体になった物が入っていて、狭い空間に押し込む為に無茶な設計になっているような気がする。
1次側とボディー間の絶縁は謎の黄色いテープを一巻する事で確保している。絶縁というよりは、コンデンサ等の部品が振動で動いてボディーに当たらないようにする為の措置だろうか? ものすごく不安感のある作りだ。

1次側のコンデンサは一つでは容量が足りなかったのか、無理矢理もう一つ並列に増設。

コントローラー部は当初ESPシリーズの何かかと思ってたのだが、何か別の物かもしれない。シールを捲ってみても2次元コードが刻印されているだけで、よく分からなかった。

で、壊れた原因は2次側の電解コンデンサのパンクかと思われる。何が原因でパンクしたのかは分からない。

はんだ付けが全体的に怪しいので何もかも信用できない。これを自宅で使っていて、火事にならないか心配になるレベルだ。

最近はそれなりに品質管理された中国製品ばかり見ていたので、久々に如何にも中国らしいロークォリティーな出来栄えを見た気がする。
次に購入する際には、多少高くても、もう少し信頼のおけるメーカーの物を買うようにしよう。

 

 

 

YAMAHA PJP-50Rの修理

会社の会議用のスピーカーマイクとしてPJP-50Rを使っている。此奴はIPでのダイレクト接続だけでなく、SIPにも対応しているので、外線や内線でも使用できてなかなか便利なのだ。
発売してから既に15年経過しているにも関わらず、会議用スピーカーマイクとしての性能は色褪せていない。
ただ、この機種固有の問題なのか、電源コネクターが非常に弱い。DC入力のジャックがJEITA(旧EIAJ)規格なのだが、抜き差しが少し固い。 で、頻繁に抜き差ししていると、電源が入らなくなってしまうのだ。
所有台数6台中3台、同様の現象が発生している。 で、DCプラグを挿入した状態でプラグ部分を上から軽く押してやると電源が入る事から、不具合の原因は電源ジャック側の半田クラックと予想がつく。
はんだクラックであれば、半田付けし直してやれば容易に直るので、電源の調子が悪いPJP-50Rを修理した。
裏蓋のネジを全て外して、基板が見えるところまで外装やシールドを外していく。

DCジャック部分のはんだ状態を確認すると、予想通りクラックによる断線が起きていた。

追い半田してクラックを修正する。
クラック補修が終わったら、元通りに組み付けて電源を投入して動作確認。 無事に電源が入って音声の入出力にも問題が無いので、これで修理完了。

あと10年ぐらい使えるだろうか…

2022年1月26日水曜日

HiKOKI 常圧釘打機 NV32Aの修理 続き

前回使用するのに支障がない程度まで修理した常圧釘打機 NV32Aだが、フィードピストンのダンパーが加水分解で砕けてしまっていたので、部品を入手して取り付け修理を実施した。

ここのバネは無茶苦茶固いので、ネジを緩める際には注意が必要。


所定の位置にダンパーゴムを取り付けたら、元通りに組み付ける。

この時もバネの反発が強いので、少し苦労する。
取り敢えず、気になっていた部分の修理は完了したので、また加水分解でエアー漏れが始まるまでは、使う事ができるだろう。

2022年1月9日日曜日

Cygnus-X エンジンオイル及びギヤオイル交換 ODO 32310km

いつの間にかシグナスのオイル交換時期になっていたので、無風で天気が良かった事もあって、今日オイル交換を実施した。
風が強い時に戸外でオイル交換すると、オイルを抜く際に飛散って掃除が面倒くさい。
前回のオイル交換から2200km走行後のオイル交換なので、オイルはそれなりに汚れている。

今回使用したオイルは何か色々とちゃんぽんしたオイル900cc。monotaroとかカインズとかAZとか…とにかく過去に使った事のあるオイルの新油で余った物を適当に一つの缶に入れておいた物なので、何がどれぐらい入ってるのかは一切不明。
微妙に足りなかったので、不足分はAZのCEC-002を足して調整した。前にも書いたが、スクーターなので車用の適当なオイルを使っても特に問題らしい問題は出ない。もしかしたらブローバイガスが増えたり熱による劣化が早かったりするのかもしれないが、二千キロ毎に交換してしまうので、オイルの劣化を体感した事も無い。
この調子だとエンジンが壊れるよりも先に樹脂部品劣化の方が早そうな気がする。
樹脂部品といえば、アイドリングの振動でフロントカウルがヘッドライトに当たって、カタカタ鳴り始めた。
何故ヘッドライトにカウルが当たるようになったのか調べてみると、カウルを裏から支える為の支柱が当たる部分が、経年で摩耗して僅かに凹んでおり、十分に支えられず、カウルが落ち込んだ事が原因のようだ。
応急処置として、凹んだ部分にガラスクロス入りアルミテープを貼り付けて様子を見ることにした。
あと、ついでにギヤオイルも交換。シグナスのギヤオイルはドレーンボルトも注入口も外からアクセスできる部分にあるので、簡単に交換できる。前回ギヤオイルを交換したのがおそらく20070kmなので12000km程使った事になる。特に気になるような異音や不具合は発生していない。まぁ、ギヤオイルは納車してから廃車するまで交換しないって人も多いので、あまり気にする必要は無いのかもしれない。今回使用したオイルはYAMAHA純正のギヤオイル。たぶんエンジンオイルでも大丈夫かと思うが、ギヤオイルの方が極圧性能を高める為の添加剤が入っているらしいので、そこは適材適所だろう。因みに前に使っていたvalvolineのギヤオイル程は臭くない。ということは、バイク用のギヤオイルは車のギヤオイル並には硫黄系極圧剤が入っていないという事か…まぁ、2ストのミッション車にも使うから、クラッチに影響しないように配慮してるのかな。

ODO 32310km

 

 

2BH-CA4AA ヘッドライトバルブ交換 ODO 24689km

年末に母からスクーターのヘッドライトバルブが切れたとの連絡があったので、Amazonで適合しそうなヘッドライトバルブを購入して、年始の帰省ついでにヘッドライトバルブを交換してきた。
レッツの標準バルブは「P15d-25-1」だったのだが、適当に調査したので「PH7」かと思って、そちらを購入してしまった。
口金の形状は互換性があるので、まぁ大丈夫だろうということで。
レッツのヘッドライトバルブ、フロントウィンカーバルブの交換は、ヘッドライトが付いている側のカウルを外して行う。
メーターボディー側のハンドル下のネジ2か所とフロント側の1か所のプラスねじを外せば、あとは爪で引っかかってるだけなので、爪を折らないように注意してカバーを取り外す。

あとは、バルブの口金を押し込みながら左に少し回してやれば口金が外れるので、切れたバルブを取り外して、新しいバルブを挿入する。

ハロゲンバルブはバルブのガラス部分は素手で触らないように注意。 ハロゲンバルブはとても高温になるので、ガラス部分に手の油脂が付くと、あまり良くないらしい。実際に何がどのように悪さするのか、実験したことが無いので真偽の程は定かではないけれど。

フロントタイヤも交換するつもりで、工具を持って行ったのに、肝心のタイヤを持ってくるのを忘れたので交換できず。
近々オイル交換時期になるので、その時にフロントタイヤも交換しよう。

ODO 24689km