2016年3月24日木曜日

SHORAI LiFeバッテリーを復活させる

会社の同僚が乗るCB400SFに取り付けていたSHORAIのLiFePOバッテリーがあがってしまったらしく、充電の依頼があった。
で、いつも使ってるリチウムイオン系バッテリー用の充電器で充電しようとしたら、電圧が低すぎてエラーとなり、充電が始まらない。
ターミナル間電圧を測ってみると5Vを切っていたので、バランス充電用の端子から、各セルの電圧を測ってみると、各セル毎の電圧は0.9V~1.2V。 間違いなく過放電状態。 SHORAIのバッテリーは保護回路付いてないのかな?
こちらのページを見てみると、やっぱり保護回路は付いていないようだ。
 
このままでは充電できないので、少し前にamazonで購入して、封すら開けずに放置しているLi-ionバッテリー充電基板を使って、強制的に充電する。 保護回路もバランス充電回路も付いていないなら、多少強引な技を使っても大丈夫だろう(ただし、バッテリーに負担はかかるが…)。
 
バランス充電用の端子から1セルずつ充電する。
本来はB+,B-端子から電流を取って充電するのだが、バッテリーの状態が悪すぎて、充電が止まってしまうので、OUT端子から電流を取って、無理矢理充電。 テスターで電圧を見ながら、端子間電圧が2.7~2.9V程度になったら充電を止める。
こんな方法で充電して大丈夫なのか分からないが、バッテリーの持ち主からは壊してもいいと言われているし、LiFeは燃えにくいという事なので、自己責任でやるぶんには問題は無いだろう。 万が一、燃えて火事になっても、全部自分の責任。

バッテリーターミナル間の電圧が12V弱になった時点で、いつもの充電器を使うと、無事充電が開始された。 セルあたりの電圧がバラバラなので、念のためバランス充電モード。
で、充電完了時の充電量が3000mAh程度だったので、まともに使えるのかどうか、かなり怪しい。 使えたとしても、一度過放電して容量が怪しくなったバッテリーなので、出先で再度上がってしまう事を考えると怖くて使えないかな。
まぁ、とりあえず装着してもらって、使えるかどうか試して貰う事にしよう。
結果はまた後日。

4/6追記 今のところ特に問題無く使えてるようだ。意外とLiFeは強制復活に強いのかもしれない。

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