2011年9月21日水曜日

KLX125 猪名川付近の林道へ行って来ました


例によって購入したり、装着した物品のテストを兼ねて林道へ行って来ました。
今回は猪名川付近の裏山林道です。 
初めて行ったので場所がわからず、しばらくウロウロしていたのですが、いつのまにか野所長谷線に入っていました。
取り敢えず南から北へ抜けて、県道602号まで行って引き返します。そのまま裏山線を通って才の神峠へ。 野所長谷線は整備されていて、かなり走りやすい道です。ところどころコンクリート舗装されてたりします。 裏山線は通行量が少ないからか、林道自体が自然に帰りつつありますね。腰にぶら下げるナタが欲しくなるぐらい草木が覆い茂っています。

才の神峠には石碑があって、何か書かれているのですが、石碑を撮らずに看板だけ撮ってきてしまいました。失敗。 こんな山奥が道標が立つぐらいの交通の要所だったってのはニワカに信じ難いですが、野麦峠だって昔の江戸街道な訳で、そんなもんなのかなぁと思ったり。
さて、裏山線には下のような看板がところどころにかかっています。

「バイクで走んな」と書いているのですが、理由は

上の写真の通り。写真がオフロードバイクじゃないのは置いといて、轍による被害が深刻だから入るなという事らしい。 さて、裏山林道を走った事をある人はご存知だと思うけど、裏山線はそんなに激しく走れるような道じゃあ無いと思うんですよね。 道以外の場所を走って、木の根を痛めたりするのは論外だとは思うのですが(人の事言えないぐらい道じゃない所走ってますね。私。)、少なくとも林道の轍はどう見ても車がつけた轍だと思う訳ですよ。車って書いてしまうと、林業従事者の軽トラも入れなくなりそうだし、バイクを悪者にしとけって感じなのかも。
実際、林道から外れて私有林に乗り入れて遊んでる人もいるだろうしねぇ(これも、いつのまにか私有林に入って遊んでしまってる可能性大なんですよねぇ…あんまり人の事言えないわ)。
   
さて、轍を作らないように(というか、そんな速度でしか走れない)裏山線を走っていたら、車輪が1/3ぐらい沈んでしまうようなぬかるみにハマって右にボテ転け。前日まで雨だったしなぁ…
タイヤがD605のままだったら、脱出できなかったかもしれません。とりあえず、そのへんに落ちてる大きめの岩を幾つか泥濘に沈めて脱出。こんな轍を掘りやがって。掘ったなら埋めとけっつーの。
で、しばらく行くと、酷いガレ場に。google mapで見れば一応道の表示なので行けるかなぁと、どんどんガレ場の坂道を降りていきます。 リヤサスが底突きするぐらい酷いガレ場…で、転けました。また右側。もう車体右側はボロボロです。走りながらコケてる訳じゃないので、酷いダメージは無いですが、やたらと疲れます。
そんなガレ場を数百メートルほど走った頃に、ふと前後を見ると、「あれ?これ沢の中走ってんの?」
  
なんか途中から水が多いなぁと思ってたんですけど、道が沢になってるし…
この先はちょっと無理っぽいなと思ったので、バイクを止めて歩いて先を見てきました。
「あー、ずっと水が流れてるわ。引き返そう…」
しかし、サスペンションを底突きさせるぐらい、ガッコンガッコン落ちながら降りてきた坂道なので、帰る事ができるのかどうか無茶苦茶不安。涙目状態です。 結論から言えば、降りるより簡単に登れたんですけどね…まぁでも、両足両輪じゃなかったら確実に転倒しまくりでしたけど。上手い人なら、これぐらいのガレ場は余裕なんでしょうけどねぇ。初心者にはなかなか厳しい。
で、疲れていたのか今度は泥濘に隠れていた倒木に引っかかって、右側にボテ転け。
それにしても、後の2回はほぼ横倒しにコケてるのに、エンジン止まらないでやんの。転倒センサーどうなってんのよ…
まぁ、そんな感じで、精神的に疲れ果てたので、そのまま「道の駅いながわ」へ戻ります。ダメージチェック。


ステップ回りは問題なし。今回はオフロードブーツだったので、ステップのゴムは外してます。

ブレーキレバー折れました。以前施しておいた保険が効いてますね。穴をあけた部分から折れてます。
まぁ、でも要交換。折れたレバーは予備レバーとして車載するかな。

右ミラーは明後日方向を向いていますが…

見事に割れてます。ガレ場でコケたからなぁ。仕方がない。帰りにバイクセブンに寄って新しいミラーを買う事にします。

シートに泥汚れがついてしまいました。この手の汚れってなかなか取れないから嫌だなぁ…
実際に帰ってから、水で泥を落としながらブラシで軽く擦ってみたけど、落ちてないし。

本日の用品テスト。
その1.RAMマウント仕様に改造したNAV-U37のクレードル
普通に走ってる分には問題なし。ただ、ダートの振動には耐えられないようで、RAMマウントの部分は問題無いのですが、クレードル部分の自由関節と、1軸関節が動いてしまいます。ナビの重みがかかる方向を考慮して向き決めしましょう。

その2.ソアーFLUXジャージ
NAP'sのセールで4千円弱っだったので、とりあえず地味目な色合いを選んで買った。
自転車のジャージやオンロードバイクのジャケットは空気抵抗減らしたり、服のバタつきを押さえて疲れを軽減したり、色々と機能的なので、必然という感じがするのですが、オフロードバイクのジャージだけは、必然性がよく分からないんですよね。なんでこういう形状なの?知ってる方が居たら教えて下さい。とりあえずカッコで買ってしまったんだけど。
実際に走って思ったのは、走りやすさと通気性の良さ。動きやすいんですよね。あと木の枝とかに引っ掛けても、あんまり毛羽立たない。 もうちょっと地味なデザインでもいいんだけどなぁ…

その3.シフト Recon Pant
MXパンツにしようか悩んだのですが、KLX125で行く場所がMXパンツって感じじゃないしなぁ…というわけで、これ。 必要に応じてハーフパンツにできたりと、なかなか便利なのです。あと、ポケットが付いてるのがね。やっぱり便利でしょ。
ブーツアウトタイプなので、多少はブーツが汚れにくいかな? 通気性はそれなり。夏は暑いし冬は寒い感じ。全体的にゆったりしてるから、寒い分には下に何でも履けますけど。
実際に今回は泥濘にハマったり、濡れたダートを走ったりした訳ですが、ブーツがパンツの裾で隠れてた部分は殆ど汚れてませんでした。
  

その4.KENDA K760(後輪)
今回のツーリングでは物凄く助かりました。D605だったら確実にスタックしてるような場所でも、何事も無かったかのように走れました。 V溝で落ちそうになっても、ちゃんと引っかかってくれるし、根本的にD605とは構造が違うなぁといった感じですね。まぁ、ブロック形状を見りゃ分かるだろって話ですが。
他のMXタイヤを履いて試した事が無いので分かりませんが、KLX125にはオーバースペックなのかなぁと。 ダートを走った後はタイヤが丸くなったからなのか、縒れる事が普通になったからなのか、滑っても気にならないからなのか、なんとなく普通に走れるようになりました。 ブロックタイヤだからタイヤからのノイズが五月蝿いのはどうしようもないですが…


で、帰りにバイクセブン伊丹店にて、ミラーを購入。今回は折角なのでTANAXのラジカルミラーにしました。 KLX125のミラーはネジ径10mmです。 注意しなければいけないのは、変なアダプターがついているという点です。 ブレーキレバーホルダーに付いているミラー取付穴は正ネジ10mmですが、そこに「正ネジ→逆ネジアダプター」を介して、逆ネジのミラーが取り付けられています。
ブレーキレバーホルダーが共通部品で、かつ転倒の事を考えればある意味正しい措置ですけどね…
ミラー交換しようとしたら、ネジが入らないから、びっくりしましたよ。ラジカルミラーに逆ネジアダプターは必要ないので、アダプターも外して無事装着完了。 純正ミラーよりも視界が広い気がするなぁ…左も交換しようかしら。

そんな訳で、今回の走行ルートはコチラ。 流石に草木が覆い茂ってるからか、林道内の追従性はもう一つかなぁ。まぁ、十分っちゃあ十分な精度なんで問題無いですけど。むしろこの状態でジャンプしないってのが凄いかも。どんなフィルター設定になってるんだろう。

TANAX タナックス NAPOLEON ナポレオン: ラジカルミラー 左右共通/10mm 正ネジ (ブラック) AU-10

タナックス

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