2011年8月30日火曜日

モンベルのフロントバッグとZIXTRD FACET サドルバックとNAV-U37


既にブログに書いていますが、自転車ツーリングで使った物の話。

友人から自転車で(初心者レベルの)ロングツーリングへ行こうと誘われました。

友人も友人の婚約者も私も全員初心者なので、はたしてどこまで行けるのか甚だ疑問ではありますが、無理のないスケジュールと、いつでも輪行でワープできるようなコース選びが重要。目的はしまなみ海道と讃岐うどん。

他にも自転車乗ってる友人が居ますが、彼はブルベに出たりアメリカ横断したり、もう全然違うレベルの人なので、一緒に走れません。やはり同じぐらいのレベルで同じような生活パターンの自転車に乗る友人が居ないと、自転車趣味が続かないのかなぁと思ったりします。自転車に乗るのは楽しいんですけどね。私自身が基本的にヘタレなんで、ハイレベルな人にはついて行けないのです。

で、初心者集団なので、2泊すると考えてどれだけの準備をしていけば良いのかわかりません。とりあえずこの灼熱地獄の中をリュック背負って走るのが嫌だったので、自転車に取り付ける鞄を買う事にしました。

 

といっても、ロードバイクなのでフロントバッグはワイヤーの取り回しを考えるとあまり大きな物は取り付けできません。

で、今回買ったのがコレです。

mont‐bell サイクルフロントバッグ 1130110

ハンドルバーに取り付けるのは問題無いのですが、ステムポストに取り付ける部分に関してはちょっと無理。ワイヤーが邪魔ですし、フレームの接合部分にベルトを引っかける余裕がありません。

仕方がないので、ワイヤーがクロスしている部分で止めています。ハンドルバーで吊ってるから強度的には問題なさそうです。

使わない時には完全に外してしまうので、ハンドル回りには何も残りませんしね。

今回ツーリング中にファスナー部分のひもが取れてしまったのですが、不具合はそれぐらいですかね。あと、真ん中の荷室の広さはそれなりなのですが、入口がファスナーを全開にしても狭いので、使い勝手は悪いです。

リヤバッグは の「ZIXTRD FACET サドルバック ZI-048」という製品。これはシートポストにクイックで取り付ける鞄…というかハードケースなのですが、総樹脂製なので、軽い。
   
シートポストでだけで支えるタイプなので、容量は大きくありませんが、簡単に外す事ができるってのは便利です。どうせ普段は使わないし、今回みたいに輪行確定の場合、キャリアが外せないと輪行バッグに収まりません。
    
防水ファスナーを採用しているので、多少の雨であれば、内容物が濡れる事は無いと思います。今回のツーリングでは幸い雨に降られる事が無かったので、実際の処はわかりませんが… あと、ぱんぱんに荷物を詰めてファスナーを閉める際は、ファスナー部分に負荷が掛からないように蓋を押さえつけながら閉めないと、樹脂製のファスナーですのであっさりと壊れます。
今回のツーリングでは、メッシュの部分に工具や換えのチューブを入れて、本体部分は仕切りを外して、ビーチサンダルと下着一式とハーフパンツ(外出用)を入れて行きました。 これ以上はちょっと入らないかな…

で、NAV-U37。バイクツーリングだったら、電源をバイクから取れるのですが、自転車の場合は完全にバッテリー駆動です。

休憩時間中は電源を落として、バックライトもギリギリまで輝度を落としますが、ブラックアウトさせない設定にしました。操作後しばらくすると最低輝度まで落ちる設定です。

初日は 4時間半の使用で電池の目盛りは1目盛り減っただけでした。 ホテルで充電して二日目。 6時間半使用してバッテリー残は半分。んで、ホテルで充電して三日目。 3時間半使用して1目盛り減。 

途中で充電出来ないブルベとかじゃなければ、バッテリーの保ちは十分なんじゃないかな。使い方次第だとは思いますが…

GPSの精度はツーリング記事を見て貰うとして…動いている際には問題無いのですが、止まってる状態に弱いようです。位置情報がちょこちょこ暴れますね。マップマッチングが効いているのか、iPhoneなんかよりは、かなり位置精度は高いです。トンネルに入ってもとんでもない場所にジャンプしたりはしないみたいですし、十分に使い物になるレベルです。ナビ画面をブラックアウトさせておいて、GPSロガーとして使っても良いかもしれません。ロガーとしては、ちょっとデカいですけどね。

GPSログに関してはnav-u付属のソフトは使い物にならないレベルなので、t2gを使うのがベターかと思います。 自動的にgoogle maps上に軌跡を書くHTMLを書いてくれたりして、かなり便利なソフトです。 様々なフォーマットのログデータに対応してるので、重宝しています。


それにしても、カーボンフレームにツーリングバッグ&ケースと手組ホイールって組み合わせは、とことん似合わない。

ホイールだけでもアクシウムに戻そうかなぁ…アクシウムよりもオープンプロの方が気持ちよく回ってくれるんだけど…悩む…

とりあえずフロントバッグとかリヤケースはロードバイクにはどうやっても似合わない。走る為の自転車に関係ない道具が付いてる訳で、似合う筈が無いんでしょうけど…まぁ、この時点でデザイン面は諦めてるし、快適に走れれば何でもいいや…

 

モンベル サイクルフロントバッグ BB×GM

モンベル

 

SONY 自転車クレードルキット NVA-BU2

ソニー
SONY パーソナルナビゲーションシステム U37 ホワイト NV-U37/W

ソニー

自転車ツーリング3日目 観音寺駅~坂出駅


3日目。この日は観音寺駅から移動します。本当は今治から朝早くに出て100km以上走れば良いのですが、目的が饂飩を食べる事だったので、体力と時間を優先しました。

9時半頃に今治から観音寺までJR四国に乗って移動します。 前日の晩から輪行バッグに自転車を入れていたので、そのまま宿をチェックアウト。今治駅へ向かいます。

今治駅で駅弁を買って電車の車内で食事。2時間弱の電車旅。特急列車でも何でもないので、色々な人が乗り降りしていきます。今治から2両編成(後ろ車両は回送車両で乗ることが出来ない)、途中で後部車両を切り離し。

それにしてもメインとなる駅以外は、ことごとく駅なのか何なのか分からない駅舎やホームで、幹線だというのにローカル線っぽいなぁと思いました。

そんなこんなで、観音寺駅に到着。さっさと自転車を組み上げて出発です。
 

目的の店には14時までに到着しなければならないのですが、この時点で既に難しそうな予感。

しばらく海岸沿いを走って、途中から小さめの山を二回越えるルートです。

2回目の山越えの峠に、饅頭屋があって、そこで饅頭を食べてから出発する事に。

時計を見ると既に目的の店には間に合いそうにありません。饅頭を食べながら、別の饂飩屋を探してルート設定。 今回のツーリングではナビやスマートフォンがかなり活躍しています。昔は紙媒体で必死に探して、雑な地図を頼りになんとかたどり着いたと思ったら閉店してたり、なかなか大変でした。

そうそう、ここの饅頭は土産として買っていく人が多くて、小さな店なのに頻繁に車が止まっては客が入っていきます。実際に食べてみると、軽く塩気が効いてて美味しいんですよね。 冷えても美味しいと思いますが、暖かいうちに食べるのがベターかも。
  
一口サイズの饅頭で暖かくて柔らかくて、なかなか美味しかったです。

丸亀駅近辺で目的の饂飩屋に到着。17時まで営業してるとの事だったので余裕だと思っていたのですが、店に入って注文しようとすると、残り4玉しか無いとの事。 私と友人(男)が中(1.5玉)、友人の婚約者が小(1玉)を注文して終了。危なかった…ココまで来て、また饂飩屋を探す旅に出なければならない処でした。

注文したのは「天ぷら全部のせぶっかけ(冷)」の中。720円也。大阪で食べようとすると1500円以上取られそうな内容ですが、流石は饂飩の国。安い。 そして旨い。

満足して店を出ると、扉には玉切れの札が掛かってました。

丸亀から坂出に移動。

到着したら、自転車を輪行バッグに詰めて、本州へ渡ります。
 
瀬戸大橋を渡るのに一駅だけの乗車。 運賃は510円…だったかな。駅間距離や構造物の規模から考えると、北神急行の新神戸~谷上間や近鉄東大阪線の新石切~生駒間よりも随分と割安感があります。

瀬戸大橋が出来る前は、船で電車を運んでたんだっけか? それはそれで見てみたかったなぁ…

そんなわけで、児島駅へ戻ってきました。三日目は殆ど走ってないので全く疲れてませんが、お盆渋滞の中を大阪へ向けて帰らねばなりませんので、丁度良かったかな。

3日目。NV-U37で取得したGPSデータ
日時 2011/08/15 12:07~15:50
移動時間 03:43:09 実移動時間 03:09:55※1
移動距離 39.27km 平均速度 10.56km/h (12.41km/h※2)
最高高度 118m (162m)※3 最低高度 -1m (-69m)※3
トラックログ総数 10853 ( GoogleMap中のポイント数:1999 )
※1 ... 5分以上トラックログが途切れていて、その間の移動速度が1km/hを切っている時間を除いた時間
※2 ... 移動距離を※1で示す実移動時間で割った時間
※3 ... 移動平均処理後の最高・最低をあらわしています。()内は実トラックログ内の最高・最低高度
道程の軌跡はコチラのリンク先にて。

 

自転車ツーリング2日目 尾道駅~今治駅 しまなみ海道


自転車ツーリング二日目。
この日は尾道から今治までの道程です。 そう、しまなみ海道を走る訳です。
関西以西では定番中の定番になっているしまなみ海道サイクリングコース。流石にすれ違う自転車も多いですね。 バイクでは殆ど見なくなったすれ違いざまの会釈や手を上げるといった行為も自転車ではまだ残ってたりして、なかなか良い感じです。

さて、今日こそは友人と一緒に走るぞ。ということで、とりあえず朝飯を食べようと尾道駅前周辺をウロウロ…結局見つからず、橋を渡る事になりました。
 
一つ目は尾道大橋。向島と本州を結んでいます。橋の写真は撮り忘れました。
向島に到着したら、サイクリングロードを走り始めて、初っ端のスーパーマーケットで食料と水を購入。
建物の影で座って朝食。落ち着いた処で、移動開始。
それにしてもキッチリとサイクリングロードとして整備されているからか、むちゃくちゃ走りやすいですねぇ。しまなみ海道。
二つ目の橋は向島と因島を結ぶ因島大橋。

上下二段構造になっていて、歩行者・自転車・原付道は下段になります。で、橋の構造体の中を走るような感じになるので、トラス好きにはたまらない光景が広がるわけです。

素晴らしい…灼熱地獄の元凶である太陽を遮ってくれるだけでも、相当有り難い橋です。
橋を渡り終えて、因島を走ると、次は三つ目の橋「生口橋」。

因島と生口島を結んでいる斜張橋です。
因島大橋を渡った後だと、短く感じてしまうのですが、それでも斜張橋としては、相当に大規模なモノだとの事。
生口島へ渡って、島を縦断すると、次は生口島から大三島へ渡る世界最大の斜張橋「多田羅大橋」。全長1480mを誇ります。
  
この橋の真ん中辺りが、広島と愛媛の県境になっています。
大三島はかなり大きな島なのですが、しまなみ海道はその端の部分を少し走るだけなのです。
なんか勿体無いなぁ…
で、その少しを走ると、大三島から伯方島へ渡る「大三島橋」が見えてきます。

神戸大橋とかと同じような形ですね。なんか。 長さはしまなみ海道中最も短く328mです。

伯方島も大三島と同じく、端の方を少し走るだけ。
次の伯方・大島大橋は伯方橋と大島大橋の連続橋となっています。

途中、身近島へ降りる事でできるようになっていて、その部分で伯方橋と大島大橋が分かれています。
実際に走ってみると、あまり分かれているような感じがしないんですけどねぇ。
大島へ渡ると、トンネルが2つ見えるのですが、片方は封鎖されていて写真の左側のトンネルしか使っていませんでした。 使わないなら掘らなければいいのにね。勿体無い。

大島は国道を走るルートで、それなりのアップダウンがあります。
ただ、そんなに強烈な坂道ではないので、サイクリングしてるっていう気分を掻き立ててくれるようなコースレイアウトになってるのかなぁと思ってしまいました。
さて、そんな丘を越えると大島と四国を結ぶ来島海峡大橋が見えてきます。

橋の道の部分が薄いなぁ…という印象。折角の大きい橋なのに、道路以外の用途で使ってないんでしょうねぇ。たぶん。
  
橋の高さが高いので、ループ橋で登ります。

来島海峡大橋は途中に休憩場所があったりするので、走り疲れた人はこちらで休憩。暑いけど海上だからか風が気持ち良い。
    
橋の上から見える島には、どこから入る事ができるのかさっぱり分からないような小ぢんまりとした砂浜が見えたりします。
来島海峡大橋は世界初の三連吊り橋との事で、なかなかの長さ。 全長4105mで、橋の下が航路になっているから高さもかなり凄いです。途中に橋脚が立っている島があるのですが、そこで第一大橋~第三大橋まで分かれているとの事です。
ちなみに橋を降りるのもループ橋。

大きな吊り橋なので、アンカーもそれなりに大きいですねぇ。


四国に渡ると、そんなに走ることもなく今治駅前に到着。

その日の宿にチェックインして、ご飯を食べるべく徘徊開始。 お盆だからなのか、田舎だからなのか、ほとんどの店が閉まってる…かといって、チェーン店系は嫌だしなぁ。
で、見つけたのが、音羽というお店。 ぐるなびなんかには載ってないのですが、結構美味しかったです。 量もあるし、味も良いし、今治に来た際には、また寄らせていただきます。

2日目。NV-U37で取得したGPSデータ。
日時 2011/08/14 9:09~17:17
移動時間 08:08:38 実移動時間 06:15:17※1
移動距離 85.35km 平均速度 10.48km/h (13.65km/h※2)
最高高度 81m (81m)※3 最低高度 -134m (-136m)※3
トラックログ総数 22516 ( GoogleMap中のポイント数:1999 )
※1 ... 5分以上トラックログが途切れていて、その間の移動速度が1km/hを切っている時間を除いた時間
※2 ... 移動距離を※1で示す実移動時間で割った時間
※3 ... 移動平均処理後の最高・最低をあらわしています。()内は実トラックログ内の最高・最低高度
道程の軌跡はコチラのリンク先にて。