2023年11月28日火曜日

Cygnus-X オイル交換 ODO 39137km

先々週の土曜日(11月19日)にシグナスのオイル交換を実施した。
前回のオイル交換が3月12日なので、凡そ8か月で2315km走行した事になる。通勤で使っているとはいえ、セローや自転車、車なんかも併用しているので、なかなか距離は伸びない。
廃油はそれなりに汚れてはいるものの真っ黒といった風でも無く、あと700kmは使えたかなぁと思いながら交換。

前回使用したオイルはG2だったが、今回はAZのMEB-012(10W-40)。

オイルジョッキにだいたい900cc入れてからシグナスに注油。
今使っているオイルジョッキは大澤ワックス(BOLL)のオイルジョッキで、購入当時は先細のノズルの物が売られていたのだが、今は普通サイズのノズルになっている。バイクのオイル注ぎ口は小さいので、先細のジョッキのほうが使いやすいのに、全く再販される気配が無い。
まぁ、バイクの販売台数自体が減っているから、先細ノズルのオイルジョッキの需要も無いのかもしれないけれど…ジョッキ本体は今の販売されている物と共通らしいので、このジョッキのノズルだけは使いまわしてでも大事に使わなければならない。

それはさておき、シグナスを2013年の9月下旬に購入したので、早10年経過している。距離もまもなく4万キロといった所だが、今のところ駆動系や内燃系に不具合は見られない。 ただ、室内保管といえども外装はどうしてもヤレてくるようで、特に樹脂部品がが白ボケてきたり、艶がなくなったり、折れたり、割れたり、減ったり…徐々にだがみすぼらしくなっていく。
オイル交換のついでにアーマーオールをベッタベタに塗り付けてみたが、焼け石に水というか、効果が無い訳ではないがそれなりだ。

ヒートガンで炙って油分を析出させるという最終手段もある事はあるが、見栄えの為に樹脂の劣化を促進させるのも違う気がするし、次はアーマーオールじゃなくて、シリコンオイルそのものを塗り付けてみるかなぁ。
ODO 39137km

 

 

 

2023年10月15日日曜日

XT225WE 久々の美山方面ツーリング ODO8940km

中距離のツーリングなんて、本当に数年ぶりかと思うのだが、先週の土曜日にソロで行ってきた。
目的はPWK28に交換したセローをツーリングに使った際の燃費を測定する為だ。
通勤で使う分には概ね28~29km/Lで、セローユーザーがネット界隈で書いているような35km/L以上なんてのと比べるとあまり良いとは言えないけれど、まぁ使用状況や運転の仕方が違うのだから比べても意味が無いかなぁと思ったりもする。シグナスも似たような燃費なので通勤でこれ以上燃費をケチろうと思ったら、カブを買うしかない。

さて、久々に美山方面へツーリングに出かける事にした。過去のブログ記事を漁ってみると、最後に美山方面に行ったのが2017年7月っぽいから、なんと5年以上ぶりだ。
で、なんで美山方面に行く機会が減ったのかなぁと考えてみたのだが、実際に走ってみて思い出した。
片道1車線の快走路で後ろに10台以上の車列を作っても平気で先頭をトロトロ運転したり、何の予兆もなく右左折したり、変なところで加速したと思ったら訳の分からないところで減速したり、とにかく運転下手のサンデードライバーや認知症ドライバーとの遭遇率がやたらと高いのがストレスフルで林道遊びに逃げたんだった。 自分もボケてきたらあんなのになるのかなぁと思えるぐらいの歳になってきたので、昔程はストレスは感じないが、その頃には小排気量のバイクで一日300km以上走ったりする体力は無くなっているかな…

往路は新御堂筋~箕面有料~R423~亀岡~R477~京北~R162~美山~堀越峠~小浜。

堀越峠はトンネルを通らずに旧道の林道を走ってみた。GP210で特に減圧せずに走行してみたけど、フラットで締まった路面であれば普通に走行できる。

二駆の軽トラが走れる程度のダートであれば、まず問題になる事は無いだろうなと思えた。


小浜までツーリングに出向いたのは9年ぶり。到着した時間も遅かったので、今回は鯖寿司にありつけず、土産物屋で粉末出汁入りの塩だけ購入して帰る。

そういえば小浜漁港に「御食国若狭おばま食文化館」なんてものが出来ていたので寄ってみた。如何にもハコものな感じだったけど、入場料は無料だし、夏場や冬場のツーリングの休憩場所としては悪くない。

足湯や温泉、食事処なんかも併設されている。個人的には展示物は一度見れば十分なので、座ってのんびりできるスペースがもう少し広くとられていれば良いのになぁと思った。 まぁそういう目的の建物ではないのかもしれないけれど。

帰路はR162で美山まで戻った後に日吉ダム方面に抜けて船岡から府道25号で亀岡へ。R423~箕面有料~新御堂筋といった経路で帰宅。
使用ガソリン量は11.43L、走行距離は351.9km。

19km弱は通勤で使ってしまっているので、ツーリングだけなら333kmぐらいかな。燃料消費も10.8Lといったところか。概ね30km/Lという事で、通勤とツーリングで殆ど燃費に差が出ない事が判明した。 4JGの燃料タンク容量が10Lなので、航続距離は300km未満と。うーん、学生の頃に乗っていたSRV250の方が燃費が良いのは何故なのか…

2023年9月18日月曜日

XT225WE PWK28 キャブレター調整 ODO 8483km

ここ最近は専ら通勤で使われているセロー号だがPWK28のカッタウェイを交換してからは、多少のトラブルはありながらも快調に走っている。
通勤に使っていると、アイドリングから低回転域の安定性は精神衛生的に重要な要素だ。信号待ちで突然エンジンが止まったりしたら辛いでしょ?
というわけで、CA 3.5の時よりはなんとなく低回転域でのパンチ力が弱くなったような気はするものの、現在の状態は気に入っている。
ただ、恒常的に発生する問題として、エンジンの回転数が高い状態が1分程度続いた後にアクセル全閉にするとエンジンがストールするようになっていた。
アフターファイヤもバックファイヤも出ず、ただポコポコと音がしてエンジンがストールする。 一度止まってしまうと、10秒ぐらいはセルを回さないとエンジンがかからないので、例えば大阪中央環状線の高架部を走行中してから地表に降りるようなよくあるシチュエーションでエンジンが止まってしまって、結構怖い目に合ってしまう事から、どうにか対処する必要があるとは考えていた。
しかし情報の探し方が悪いのか、それともそういう症例が少ないからなのか、ネットでは全く同じような症状の情報が見つからなかった。
アイドリングはエンジンが冷えていようが暖まっていようが、すこぶる安定しているので、エアースクリュー(以前までパイロットスクリューと勘違いしていたけれど、PWKはエアースクリューが正解)は大丈夫だろうと思っていたのだが…

こちらのサイトに症状別のキャブレターセッティングの方法が書かれていたので、確認してみると、エンジンを4000回転に保った状態から、スロットルを一気に戻した際にエンストする場合の対処方法が「パイロットスクリューを緩める」と書かれていた。PWKにはパイロットスクリューは無いのだが、パイロットスクリューを緩めるという事は、即ちエアースクリューを締める方向での調整になるので、とりあえずエアースクリューを1/4程締めてみる。 当然アイドリング回転数が落ちるので、アイドリングスクリューを緩めて、アイドリング回転数を調整する。
因みにキャブレターセッティングの際のセオリー通り、エアースクリューを全閉から1回転半戻し程度で、エンジンがアイドリングするように調整して、そこからエアースクリューを少しずつ戻していって、アイドリングが一番高くなる場所を探って調整していたつもりだったのだが、どうやら、その方法だと混合器が薄くなりすぎるようなので、そこら辺は走りながら微調整が必要になるのだろう。PWKを4ストエンジンで使った場合、ジェットニードルの番手やクリップ位置でもアイドリング付近のセッティングは変動するようだし。
で、結果はというと、全く効果無し。
っていうか、これってガソリンの供給が追い付いてなくて、単純にガス欠でエンストしてるんじゃないの?と思って、ガソリンコックをONからRESに切り替えてみたが、これも効果無し。
ガソリンタンクの底にあるガソリン吐出口にあるフィルターが詰まっているのかと外してみたら、ガソリンコックON側の切り替え用の樹脂パイプが外れていたので、ガソリンコックがONだろうがRESだろうが、リザーブまでガソリンを使い切ってしまう仕様になっていた。まぁ、これは今回の件とは直接は関係ないだろう。小一時間かけてON用のパイプをガソリンタンクの底から拾い上げて、吐出口に取り付けた後に元に戻す。
因みにフィルターやガソリンラインに詰まりは一切無く、キャブの給油口からホースを外してガソリンの供給速度を確認してみたところ、十分な速さでガソリンが吐出されていた。
原因が分からないままホースをキャブの給油口に挿入し直して、ガソリンコックを開けてみると、どうにもフロートチャンバー内にガソリンが入ってくる速度が遅い(半透明の樹脂製フロートチャンバーに交換しているので、ガソリンが溜まる様子が見える)。
もしかしてキャブの給油ラインが詰まっているのか…掃除したつもりだったんだけどなぁ。とはいっても他に原因は思い浮かばないし…というわけで、PWKを車体から取り外して、パーツクリーナーでキャブ内の給油ラインを掃除。 あと、オーバーフローが怖くてフロートレベルを下げすぎているような気がしたので、もしかするとフロートが下がってもバルブが開ききっていないのかもしれないと思いフロートレベルを元に戻した。
キャブを車体に装着しなおして、ガソリンコックを開くと問題無い早さでガソリンが供給されるようになり、また油面も問題無いところで落ち着いたようだ。
早速、試走してみたところ、高回転域で数分走った後にスロットルを全閉にしてもストールしなくなり、アイドリングも安定するようになった。

不具合の原因は分かってしまえばどうという事も無いのだが、判明するまでは試行錯誤の連続で気持ちが折れそうになる。今回の不具合の原因なんかもフロートチャンバーを樹脂製のものに交換していなければ気付きもしなかっただろうし、原因が分かったのは殆ど運のような物だろう。
キャブレターを交換してから2年かけてようやく純正キャブレター並みの信頼性に落ち着いた。 趣味じゃなければやってられないし、若いころなら途中で投げ出していたか、集中してもっと早くにセッティングを出していたか、或いは弄り壊していただろうなぁと思う。
現在のセッティングは
CA #5.0
MJ #120
SJ #38
JN N68A
NC 3段目
AP 閉
エアースクリューとアイドリングスクリューの設定はセオリー通りアイドリング回転数で調整している。単気筒のシングルキャブだから同調を取る必要もないし調整が楽で良い。

今回の整備の副次的な効果としては、ガソリンコックのON側が意味を成しておらず、それを修理したので出先でガス欠になってしまう事を未然に防ぐ事ができたという事だろうか。

何にしても、これで安心して新御堂筋や大阪中央環状線、阪神高速を走る事ができるようになったので、久々にセローで日帰りツーリングにでも出かけようかな。

ODO 8483km

2023年9月13日水曜日

Beelink EQ12とCHUWI LarkBox Xを買ってみる

会社の事務作業用PCとしてintel N100のPCを購入した。
購入先はAmazon.co.jp。クーポンやタイムセール等を使って、Beelink EQ12を28040円、CHUWI LarkBox Xを24900円で購入。

仕様としては、
EQ12がCPU N100、DDR5 16GB、NVMe 512GB、LAN I225-Vx2、WLAN AX101、HDMIx2、USB-C(DP)x1、OS Win11Pro。


LarkBoxXがCPU N100、DDR5 12GB、NVMe 512GB、LAN Realtek2.5G,1G、WLAN AX101、HDMIx1、DPx1、USB-C(DP)x1、OS Win11Home。

となっている。
作業用としては、どちらの仕様でも特に問題はないが、OSがWindows11Proという点と、メモリーが4GB多いという点で、4000円多く払ってでもEQ12の方が良い。
LANに関しては問題の多いI225-VよりもRealtekの方が安定しているかもしれないが、今後何かしら改善策が見つかれば、2ポート共2.5Gの速度が出るI225-Vの方が有利だろうか。 ただし殆どの場合WLANで使うと思うので、その場合は何れの機種もAX101で同等となっている。
あとはデュアルディスプレイやトリプルディスプレイにする場合のインターフェースの差だが、これはもうモニター次第だろう。
音源チップはどちらもRealtek HDA。GPUはN100内蔵のIntel UHD Graphicsとなっている。

因みにどちらの機種もWindows11のクリーンインストールは可能ではあるものの、各種ドライバーの調達は困難なので、クリーンインストール前にドライバーをエクスポートしておく事を強く勧める。 中華PCだからというわけではなく、メーカー製PCでもよくあることだが、チップメーカーのリファレンスのドライバーが使えない事があるからだ。
とりあえずintelのチップセットやグラフィック、ネットワークのドライバーに関してはWindows標準あるいはリファレンスのドライバーで問題無い。

ドライバーのエクスポートは、Windowsターミナル(管理者)で
dism /online /export-driver /destination:"full path of folder"
或いは
pnputil /export-driver * "full path of folder"
若しくは
Export-WindowsDriver -Online -Destination "full path of folder"
あたりのコマンドで、現在インストールされているドライバーを適当なフォルダーにエクスポートする。

Beelink EQ12のうちディフォルトでインストールされないドライバーは以下の通り。
intel I225-V
intel AX101 
intel serial io uart host controller
intel serial io gpio host controller
intel serial io i2c host controller x2
intel serial io spi host controller

CHUWI LarkBoxXのうちディフォルトでインストールされないドライバーは以下の通り。
intel AX101
intel innovation platform framework processor participant
intel innovation platform framework generic participant
intel innovation platform framework manager
intel hid event filter
intel serial io gpio host controller
intel serial io i2c host controller x3
インテル スマート・サウンド・テクノロジーBUS
インテル スマート・サウンド・テクノロジーOED
usbオーディオ向けインテル スマート・サウンド・テクノロジー
Senary Audio

上記のうちI225-VやAX101はWindowsUpdateでインストールされるが、ネットワークに繋がっていない状態ではWindowsUpdateもできないので、予めintelのホームページからダウンロードしておいた方が良いだろう。
とりあえず、上記のドライバーのうち、intelのホームページ等でダウンロードできる場所は調べた限りでは、以下の通り。
チップセット INF ユーティリティー
インテル イーサネットアダプタ コンプリートドライバパック
インテル ワイヤレスアダプター用のウィンドウズ10およびウィンドウズ11 Wi-Fiドライバー 
Intel Arc&Iris Xe Graphics - Windows
Intel HID Event Filter Driver
Intel Serial IO Driver
Senary Audio
intel innovation Platform Framework Processor
からダウンロード可能。
但し、チップセットやネットワーク、グラフィック以外のドライバーは機種依存があるかもしれないので使えないかも。

 

 

 



2023年8月16日水曜日

2BH-CA4AA オイル交換 ODO 34668km

実家の母親からODOが35600kmになったからオイル交換してほしいと依頼を受けたので先週末にオイル交換を実施した。
で、実際にODOメーターを確認してみると34668km。1000km程勘違いしていたようだが、まぁ、早めに交換する分には問題無いか…

今回使用したオイルもmonotaro 5w-30。 オイルの残量が不安だったので、Honda G2とAZ MEB-012(10W-40)を1:9ぐらいに混ぜた物を1L程持って行ったのだが、結局使わずに済んだ。 オイルは1000km程度しか走っていない割にはそこそこ汚れていたものの、真っ黒という程では無かったので、やはり2000km毎の交換がベターなのだろう。

オイル交換のついでにタイヤの状態を確認すると、前輪は外周、サイドウォール共にひび割れが出始めている。前輪を交換したのが2022年1月末で距離は25212kmなので、凡そ1年半、距離は9千キロといったところ。 9千キロしか走っていないので溝はまだまだ残っているから、空気が漏れるかスリップサインが出るまでは頑張って使ってもらおう。

後輪は半年ほど前に31760kmでホイールごと交換したばかりなので、流石に残溝やひび割れに関しては全く問題ない。 ただ、少しタイヤの減りが早いような気がする。

この日は良い天気だったので、メリケンパークを散策してきた。

中突堤の工事はいつになったら終わるのだろう。
ODO 34668km