2022年6月25日土曜日

Lenovo ThinkBook15 Gen3にメモリーを増設する

LenovoのThinkBook15 Gen3(AMD)を購入したのでメモリーを増設する。
ThinkBookシリーズはThinkPadの廉価版といった位置付けではあるものの、値段に関しては然程変わらない。

Windows11Proで、Ryzen5 5500U、SSD256GB、メモリー8GBで66511円であれば、コストパフォーマンスは良いのではないだろうか。
Rakuten Rebatesの高ポイント還元の時期に当たれば割安感は更に高くなる。
で、流石にWindows11でそれなりに仕事で使うとなると、メモリーが8GBでは心もとないので8GB増設する。
この機種は8GBがオンボードで1スロットの空きがある。メモリーをデュアルチャンネルにしてAPUの性能を引き出す為にも増設はしておいた方が良いだろう。
メモリーを増設するには裏蓋のネジを全て外してから、爪を折らないように慎重に引っぺがす。
昔は色々な道具を作ったりして苦労したものだが、今はスマートフォンを分解する為の色々な道具がある(しかも安い)ので、それらを使えば自分の爪や指先を傷つけずに作業できるようになった。

裏蓋を開けた状態で、SSDやメモリースロット、無線LANモジュール、バッテリーにアクセスできるようになっているので、これらの交換やメンテナンスは比較的簡単な気がする。
標準で搭載されているSSDは例によって小さいサイズで、下駄を履かせてサイズ調整をしている。外すのも面倒なので確認していないが、おそらく片面実装じゃないと取付できないタイプなんじゃないだろうか。

またもう一つM2のスロットが容易されていて、Type2280のSSDの増設が可能になっている。
無線LANモジュールは最近の機種には珍しくマザー直付けではなくm2スロットに刺さっているタイプ。
バッテリーはL19C3PDAで11.52V 3820mAh。

メモリースロットはノイズ対策なのかシールドカバーに覆われているので、それを取り外してからメモリーを増設する。
カバーの裏側に弱粘着の両面テープが張られていて固定されているので、シールドカバーを外すのに少しだけ力がいる。勢いあまってカバーを曲げてしまわないように注意。

今回増設したのはcrucialのCT8G4SFS832A。DDR4-3200のSODIMMで、普通のメモリー。

これをメモリースロットに挿してからシールドカバーを元に戻して、PCの裏蓋を閉じる前に動作確認を行い、問題無く起動したら電源を切って裏蓋を閉じて作業終了。

総評として、CPUは十分速くて、HDMI、有線LAN、WiFi6、指紋センサー、WEBカメラ、Windows11Pro等、ビジネス用途で欲しい機能は網羅しているから、社内で事務用PCとして使うには必要にして十分だろう。
バックライト付きキーボードも薄暗い場所での作業を行う際には地味に便利だし、USBもtype-A、type-C共に二つ、SDカードスロットと、4極のオーディオジャックも装備されているから、これで困る事があるとするなら、画像処理系とか動画編集とかゲームとか?
あとは耐久性だけど、これは使い方次第というか、使ってる人によるかなぁ…特にキーボード周りは。

 

 

2022年6月24日金曜日

Cygnus-X ドライブベルト崩壊と交換 ODO 34206km

ここ1週間ほど、シグナスで走っていると特定の速度と回転域で異常振動が出るようになっていた。
それ以前に回転数/速度比が新品交換時よりも微妙に悪くなっていたので、ベルトがヘタってきたかなぁとは思っていた。
異常振動に関しては、シグナスの持病ともいえるクラッチミート時のジャダーがあるので、それが悪化したのかと考えていたのだけれど、よくよく考えてみれば、明らかにクラッチが繋がっている状態で振動が出てるのだから、クラッチミートによるジャダーな訳が無く、消去法的に原因を考えていけば、ベルト周りが原因だろうと判断できそうな気がする。
前にベルトを交換したのが26235kmで、まだ1万キロも走っていなかったので、完全に油断していた。交換当初は問題が無かったから、評価が最悪な中華ベルトに期待しすぎていた。
そんな事もあって、今週末にでも駆動系まわりを開けて確認しようかと考えていたのだが、それを待たずしてベルトが崩壊した。
大阪中央環状線の車の流れにのって走っていると、それなりの速度が出る訳だが、大阪奈良線を越える高架を上がる際にアクセルを開けた途端の出来事だった。 当然失速して止まってしまう訳だが、よりによって高架の上り始め。 戻る事も出来ないので、左ウィンカーを出しつつ左端ベタベタの場所を押して歩くしかない。
幹線道路を越える為だけの高架なので路肩は無いし、デカい車がそれなりの速度で通過していくので、なかなかの恐怖体験だった。 延々と高架の上を走るエリアじゃなかっただけマシだと思う事にしよう。
止まってしまったシグナスを汗まみれになりながら数km押して帰宅したら、早速分解。
駆動系のアウターカバーを外した時点で、ケース底部の穴から放出されたベルトの残骸がボロボロ落ちてくる。
その様子を見ながら、これは相当酷い事になっているだろうなぁと思いつつ、ケースを開けると案の定ひどい事になっていた。

崩壊したベルトのゴムは硬化していて、随分硬くなっていた。おそらく崩壊前には随分と熱が入っていたのだろう。
熱が入って硬化した結果、さらに滑りが発生して発熱、カーカスが耐えられなくなって破断して崩壊といった流れだろうか。
そんなわけでケース内に散らばった綿埃化したカーカスや、硬化崩壊して粉塵化したゴムのカス等を取り除いていく。
結構奥まで入り込んでしまっているので、結局プライマリー、セカンダリー両方のプーリーを取り外さなければならなかった。
ついでにウェイトローラーやクラッチシューの摩耗具合を確認。クラッチシューはまだ許容範囲。ウェイトローラーも極端に偏摩耗している様子は無かったから交換せずに再利用する事にした。
プライマリー側のプーリーフェイス部にベルトが溶けて円周状に張り付いていたので、番手の大きい耐水ペーパーで擦って落としておく。
どちらのプーリーフェイスにも段付摩耗は見受けられず。

今回使用する新品のベルトは、昨年ぐらいに念の為に買っておいたヤマハ純正のベルト(たぶん)。5ML-17641-00という純正型番が書いているから純正だと思うんだけど…

というか、よく予備のベルトなんて持っていたなぁと自分で関心してしまった。確か今回崩壊した中華ベルトが信用できないとか、そんな理由で買っていたような気がする。
ケース内や各部品を清掃、ウェイトローラーに樹脂用グリスを薄く塗布してから、プライマリ側のプーリーをセットして、セカンダリー側のプーリーを押し広げてベルトを挟み込み、その状態を保持しつつドライブシャフトに装着。ベルトをプライマリ側に引っかけて、固定ボルトを規定トルクで締め付け。
ケースを閉じる前に問題無く動作しているか、エンジンをかけて確認したら、ケースを閉じて作業完了。

走行中に止まって怖い思いをして、くそ暑い中を押して帰って、エアーガンを吹いて飛び散ったゴムの粉塵で粉まみれになり…と何だかんだで2時間半ぐらい無駄にしたので、もう2度と安物のベルトは買わない。
まぁ、最初に書いた通り、回転速度比が悪化した時点で、さっさとベルト交換していればこんなことにはならなかったんだろうとは思うのだけれど、それにしてもベルトの切れ方が酷すぎる。
あと異常振動が出てるんだったら、乗り続けずにさっさと原因特定作業しろという事で。
結局のところ全てを後回しにしていたツケが自分に降りかかっただけか…
取り敢えず半強制的イベントとはいえ、週末にダラダラしながらやろうと思っていた作業を前倒しでできたから良しとしよう。

ODO 34206km

 

 

 

2022年6月17日金曜日

LANケーブルのコードリール作成

随分前からLANケーブルのリールを作ろうと考えていたのだけれど、微妙に面倒くさくて放置していたのだが、ひょんなことから屋外用のLANケーブルが数十メートル余ったので、重たい腰を上げてリールを作成する事にした。
とはいってもリールドラムとリールに取り付ける為のLANジャックが無かったので、それらも購入。

リールはハタヤのS-1。デザイン的には同メーカーのJ-1が良かったのだが、屋外用ケーブル程の太さになると、巻き取れる長さが短くなってしまうので、S-1を選ぶ事となった。

リールに取り付けるLANジャックはネジ止め式にした。爪で引掛けるタイプだと正確に四角穴を開けなければならないので面倒くさかったからだ。
物自体はamazonでも売られているが、デザイン的にAliexpressで売れらている物の方が好みだった為、そちらで購入した。

屋外用ケーブルは頂いた時点で無茶苦茶絡まっていた為、一旦ドラムに巻き取る事にした。

その後、リールの表面のプレートを取り外してLANジャックを取り付ける為の穴を開ける。

ネジ式の取付方法なので、あけるのは丸穴だが如何せんサイズが大きい為、所持しているドリルでは綺麗に開けるのが難しい。
そこで偶にしか使わず道具箱の奥底に眠っているHOZANの「CHASSIS PUNCH SET」を取り出してきた。

前に使ったのは、シグナスにUSBコネクターを取り付けた時だったかな…
兎に角、これを使う為に、まずは10mmの穴をリールの側面プレートに開ける。

ちゃんと測らずに適当に開けたのだが、本来はちゃんと穴を開ける場所を測って、パンチベースがきちんとプレートに掛かる場所に開けなければならない。

穴明後に実際にパンチを当ててみると結構ギリギリの場所だった。

この道具で開けた丸穴は綺麗な切り口でバリ取りも必要なく削りカスも出ないから、この手の薄手の鉄板等に少し大きめの穴を開けたい時に便利だ。

穴が開いたらそこにLANジャックを取り付けて(ナットは27mmだった)、ケーブルの末端にLANコネクターを取り付けて、ジャックと繋いだら、側面プレートを元に戻してリールの加工終了。

作業的にはケーブルを巻きとる前にしたほうが、ドラムの中も見えるし作業がしやすい。 今回はケーブルの絡みを取る為に巻いてから作業を実施したので、側面プレートを取付る作業が非常にやりにくかった。

今後の課題としては、この手のリールドラムにありがちなのだが、ブレーキが存在しない為、勢いよくケーブルを引き出すとドラムが慣性で回り続けてしまう為、必要以上にケーブルが出てしまい絡まってしまう事がある。
そこでドラムの回転を適度に制限してくれるようなブレーキを取付ようと考えている。まぁ、また面倒になって何年も放置する可能性が高いけど…

 

 

 

2022年6月16日木曜日

電池電圧測定用テスター

世の中には色々なサイズの乾電池があって、電圧も様々…という事で、会社にも家にも乾電池やボタン電池がゴロゴロ転がっているのだが、これらの電池がまだ生きてるのか死んでるのかを使う前に確認しなければならない。
故障した機械から取り外した電池や長期保存の新品電池、いつのまにか机の上に転がっていた電池等々、いちいちマルチテスターを取り出して、テスター棒を電池の+とーに押し当てて電圧を測るのが面倒くさくなってきたので、電池専用の電圧測定用テスターを購入した。

デジタル式で1.2~4.8V及び9V付近の電圧が測定できる。 あまりにも電圧が低いと画面に数字すら表示されないというデメリットはあるものの、そんな電池はそもそも使い物にならないので、廃棄処分もしくは充電となる。
写真に写っている何れのテスターもボタン電池から18650や26650まで測定可能な為、大変便利に使っている。
電池なんて使えるか使えないかの判断ができれば良いので、多少の誤差は問題無いし、マルチテスターがあるからと悩まずにさっさと購入しておけば良かった。

 

 

 

2022年6月15日水曜日

ATMAN AT-50 プライヤーレンチ

ATMAN AT-50 プライヤーレンチを購入した。
プアマンズ KNIPEX プライヤーレンチ250mmといった商品で、構造等はクニペックスのプライヤーレンチとほぼ同じ。

この商品はamazonで海外の業者が販売しているのだが、在庫が捌けてしまうと暫く在庫無し状態になって、数か月すると復活するといった具合。
実際に使ってみた感想は、素人が使う分にはクニペックスのプライヤーレンチと何ら変わらない気がした。 使い勝手の点では2面巾の目盛が無かったりするけれど、そもそもプライヤーレンチを使うようなシーンでいちいちこの目盛を見てサイズを調整する事は無いので、然程困る事は無い。
プライヤー部分の精度は問題なく出ているし、価格が2倍程のクニペックスを買う必要は無いかなぁと思う。
勿論、プロフェッショナルな人は名の知れたメーカー製を購入した方が良いとは思うが、個人的にはこれで十分。