2011年5月29日日曜日

自転車用メンテナンススタンド


我が家にはメンテナンススタンドと呼ばれる工具がいくつもあって、しかもそれらは滅多に使わないのに、場所だけは無駄に食うという代物なのだけれど、無ければ無いで困るのだから、タチが悪い。

そんなわけで、さらに邪魔物が一つ追加されました。 アストロプロダクツの自転車用メンテナンススタンド「AP バイシクル メンテナンススタンド プロ」(セール価格4,900円)です。実はエアーコンプレッサーを買った際に一緒に買っていたのですが、今日箱を開けました。

耐荷重は30kgとなっていますが、実際は最大までフレーム保持アームを少し突き出させばペダルは回せるし、最大まで高さを上げる事も無いから、実質40kgぐらいいけるんじゃないかなぁ。普通のロードバイクなら足を全開まで広げなくても余裕で大丈夫です。MTBなんかだと、足を全開に広げて丁度良いかも。でも足広げると、床上の専有面積が半端ないですしねぇ…


フレームをクランプして支えるタイプなので、カーボン等の樹脂パイプや、チタンや超軽量アルミ等の薄肉金属パイプのフレームの自転車に使う場合には、あまり強く挟みすぎないように気をつけなければなりません。 といっても、人間が乗って普通に道路を走る程度の衝撃には耐えうる構造なわけで、加減を間違えなければ、そんなにシビアに考える必要は無い筈です。

ただ、フレームを支える部分が硬質ゴムとはいえ、フレームに傷がつく可能性があるので、薄いウエスを挟んでやったほうがいいかもしれません。


この手のメンテナンススタンドで便利なのは、自転車の各部品を脱着しても、車体を保持できるという点。下回りを触るのにいちいちしゃがまなくても良いという点。不便なのは上回りのメンテナンスがやりにくい点と、場所を食うという点。

いずれにしても普通に自転車をメンテナンスするだけなら、個人レベルなら要らないスタンドなんですよね。 実際、今までは無くても整備できてた訳ですし。 店で沢山の自転車を効率よくメンテナンスする為の工具なのかな、これは。
まぁ、そもそもウチにある工具類の殆どは趣味で買ってるようなものなので、何を今更って感じはしますが。

雨の鈴鹿サーキットを自転車で走ってきました


第2回スズカ8時間エンデューロ春sp
に参加してきました。
まぁ、ろくに練習していないので、3時間エンデューロですが…

今日はあいにくの雨模様。 朝からコケそうな予感はしていたのですが、1周目、立体交差を超えてすぐの左のカーブでコケました。
自転車のレースは鈴鹿サーキットを逆回り。立体交差を超えてすぐの左カーブは上りなんですが、それまで、結構な下り坂なので、スピードはそこそこのってるんですよね。
上り坂を駆け上がるべく、ペダルを踏み込んだとたんに、コケた…と思う。どうだったか記憶が曖昧なんですが、私がアウト側に滑っていって、自転車が、それはもう、えらい勢いで滑り上がっていったから、たぶんそうなんじゃないかなぁ…
車体が傾いた状態で、ペダルを踏み込む時に、フロントの荷重が抜けて滑ったのか…とか、理屈っぽく考えてみても、コケたものは仕方がない。
ウェア肘の部分に穴が開いてるし、レーパンは左大腿部に穴が開いてる。擦過傷と打撲は仕方がない。骨折は…してない。頭も打ってない。と起き上がってすぐに確認しながら、10m以上滑り上がっていった自転車を取りに行きます。 さっさと自転車を拾って、コースの脇へ移動。
自転車の左半分の色々な部分が削れていますが、致命的な問題は無し。チェーンが外れてたので、チェーンリングに引っかっけて、左のSTIレバーが内側に入り込んでいたのを叩き戻して…とか、やってると、また同じ場所で、別の誰かが落車。 ここは危険ゾーンか…

一緒に参加していた仲間は先に行ってしまっているので、合流するべく少しペースを上げていきます。
で、またもや問題発生。フロントをアウターからインナーに落とす際にペダルを回してると、チェーンが外れてしまう…途中2回も外れてしまって、タイムロス。もう、アウターは封印して、インナーだけ使う事に。

と、他にも足がつりそうになったり、色々トラブルっぽい事はあったのですが、なんとか完走しました。走行距離はギリギリで100kmに届かず。次回の目標は目指せ100km超えかな。
今回は雨のせいか、落車がやたらと多いレースでした。私が転んだ場所は、毎周誰かが転んでましたし、バックストレートの後のコーナーでも結構転んでました。 意外だったのは、1コーナーまでの長い下り坂での落車が殆ど無かった事。時速50km位出るので、ここで落車したら大怪我するんじゃないかと思ってたのですが、結局、一度も落車を見る事は無かったです。

明日は4時間とか8時間のエンデューロが開催されるみたいなので、参加される方はお気をつけて…って、台風でもやるんかなぁ…

自宅に帰って、損害確認。

シート、バーテープ破れ。クイック、ハンドル、STIレバー、ペダルが削れてます。とりあえず右側にコケなくて良かった。不幸中の幸い。Rディレーラーとか削れたら、ちょっと悲しい気分になりそう。

シューズのバックル破損。こりゃ、修理不可だな…買い換えるしかないか。
ちなみに正常な状態は

こんな感じ。
体は左肘、左膝、左くるぶしが小さめの擦過傷。左大腿部が、少し大きめの擦過傷。少し火傷っぽくなってるかな。右手中指に小さい切り傷。各部軽い打撲。
反省点は落車は論外として、やはりトレーニング不足。上り坂でやたらと速度が落ちる。筋力不足。

2011年5月23日月曜日

梅雨とレインウェア


今年は珍しくキチンと四季があるようで、冬は冬らしく、春は春らしい気候が続いている。
で、まもなく梅雨。九州の南部では今日から梅雨入りだそうだ。
そんなわけで、今日は関西一円雨模様。一日中雨。 いつもなら車で通勤しているような天気なのだけれど、朝起きるのが遅かったので、雨の中KLX125で通勤。 渋滞にハマってイライラするよりは、雨に打たれたほうが、ナンボか気分はマシなのです。

雨の中を濡れないようにバイクに乗るにはレインウェアが必須な訳ですが、これがピンキリ。 値段相応の性能なのです。 金を出せば良い物が買えるし、金が無ければゴミ袋よりはマシ程度の物しか買えません。
ある一定額以上の物になれば、上半身のウェアは十分に役目を果たしてくれる物が手に入るのですが、問題は下半身。特に尻と又の部分。

バイク用のレインウェアだというのに、何故か、普通のズボンのような縫製。
雨は背中を伝ってシートへ落ちるし、タンクやレインウェアの前側を伝って、又の部分に流れる。
それなのに、なんで、ここに縫い目を持ってくるのか。理解に苦しむよ。 もちろんシールはしているけれど、1時間も本降りの雨の中を走ってると、大して役に立たない。シールは経年劣化で効かなくなってくるしね。
結果、一番濡れて欲しくない、尻と又が濡れるハメになる。 むしろ他の部位が濡れる方が気分的には楽なのに、ピンポイントで嫌な部分が濡れるのはどういう事かと、小一時間…
まぁ、コンパクトに収納する為に薄い生地で、効率よく作るには、この方法が一番良いのかもしれないけれど、実用的じゃないでしょ。
そんなわけで、そこらのコンパクトなレインウェア上下セットと同じぐらい嵩張るレインパンツ(尻と又に縫い目が無いやつ)を選んで買って、かれこれ8年ぐらい使っていますが、こちらは水が滲みてくる事も無く、これからの季節は重宝するアイテムなのです。 これの薄い奴、どこか作ってくれないかなぁ…

あと、黒とか紺とか、暗い色のレインジャケットって、夜の雨の中は凄く視認性が落ちるのだけど、みんなデザインで買ってるのかなぁ。
今、車に乗ってる年齢層って、40代以上が殆どで、暗くなると視力が急激に落ちるような人ばっかりですよ?
皆が皆、自分と同じように見えてると思ってたら、大間違いで、晴れてる日ならともかく、雨の日ぐらいは、オシャレなんか気にせずに、視認性の良い物を着るのが自己防衛かなと、私は思っております。
だから、私が持ってるレインウェアの上半身って、オレンジとか赤とか、そんな色ばっかりなんですよね。レインウェアでも、高級なのになると、リフレクターとか付いてたりしますけど、流石にそこまで高いのは買えないもんで…でもまぁ、今度腕の部分にリフレクターテープぐらい貼っとくかな。

ハッカ油を買ってきました


10年以上前に友人から、一度ハッカ油のサンプル品を貰ったことがあって、当時の私には強烈な(痛い)刺激と、年寄りくさい匂いのイメージしかなかったのですが、この歳になって、ちょっと自転車で走っただけで、首筋や肩が痛くなったりして、すぐに筋肉痛の消炎剤に頼るようになったからなのか、あの刺激が、もしかしたら心地良いかもしれないと思って、今日、梅田の石井スポーツに行った際に目についたので買ってきました。
帰ってから、筋肉が強ばって、寝違えたみたいになっている首に、ハッカ油を吹き付けると、久々に強烈な刺激。しかも持続時間が長い。 ハッカの匂いもこの歳になると、大して気にならなくなっている。歳をとると趣向が変わるのかなぁ…
まぁ、ハッカに肩こりを治す効果は無いだろうから、この刺激で開いているであろう汗腺に、筋肉痛の薬を塗りこみます。 この首痛、早く治ってくれるとありがたいのですが…

そうそう、今日梅田で、はじめてYEBIS BARに行ってきました。缶ビールでは見たことが無い(あまり興味がないから、見てないだけかもしれないれど)、「琥珀ヱビス」と「ヱビス スタウト クリーミートップ」を飲んできました。

普段アルコールはあまり飲まないので、この2杯で十分に酔えました。どちらも濃くてしっかりした味でしたが、飲みやすかったです。「ヱビス スタウト クリーミートップ」は泡のキメ細かさと、コーヒーのような味が印象深かったです。

2011年5月20日金曜日

エアーコンプレッサー新調しました


以前、アストロプロダクツでポイントカードを作った際に、アストロプロダクツブランドの製品が2割引で購入できる割引券を貰ったので、何に使うか考えていたのですが、エアーコンプレッサーを買う事にしました。
この割引券が曲者で、セール品は適用外。 アストロプロダクツは常に何かしらのセールをしている会社で、2割引以上の割引率など日常茶飯事。 しばらく同社のHPでセール広告を眺めながら、割引率と商品を見比べていたのですが、普段から比較的割引率が低い、サイレントエアーコンプレッサーに、この割引券を使う事に決定。
まぁ、前から新しいコンプレッサー欲しかったってのもあります。

今まで使っていたコンプレッサーは吐出量が小さくて、サブタンクを使っても、エアーインパクトレンチを使うには厳しかったんですよねー。てなわけで、今回は吐出量多め。タンク大きめ。 家庭用電源でブレーカー落ちを気にしないで使える定格電流ってな所で、AP オイルレス サイレント エアコンプレッサー 30L」に決定。60Hzエリアでの吐出空気量は78L/min。まぁ、ホビーユースには十分すぎる性能です。
1HPのコンプレッサーで、定格100V/8.4A。突入電流を考えると、結構ギリギリですね。 世の中にはホビーユースで1.5HPの物もありますが、100Vじゃあ辛いんじゃないかなぁ…使ったこと無いから分からんけど…

で、店で買ったはいいのですが、寝かして置いたらダメだと言うので、マーチ号に積むのに難儀しながら、なんとか帰宅。

うむうむ。新品だ。素晴らしい。しかし、この手の梱包は一人だと、やたらと物が取り出しにくいよなぁ…特に重量物は…箱はゴミ入れにするから解体したくないし…とブツクサいいながら、機械を取り出して、エアーフィルターとワンタッチエアーカプラーを取り付けて、動作テスト(ちゃんとシールテープも同梱されてました。かなり余るぐらい長いのが付いてます)。

タンク内圧力が規定値の0.78MPaには少し足りない位で自動停止。まぁ、誤差範囲かな。吐出側圧力のメーターは0.78MPaぐらいの所を指してるし。 エアー漏れも無し。動作正常。 保証期間は半年と。

動作音は、サイレントエアーコンプレッサーとか言うぐらいなので、それなりに期待してたのですが、たしかに通常の物よりは静かです。 が、JUN-AIRのコンプレッサー程の静かさは期待できません。 カタログ値通りといえばそれまでですが。
それでも、今まで使ってたコンプレッサーに比べれば静かです。コンプレッサー作動中でも、通常の声の大きさで会話ができます。 それに、なんといってもオイルレスってのがいい。

タンクが大きくなったから、置き場所を考えないとねぇ…今まで使ってたサブタンクはエアーインパクトを連続使用する時ぐらいしか使わないだろうから…って、サブタンク退けても、今まで置いてた場所に入らねぇよ。

んー、まぁ、なんとかするか…
てなわけで、今まで10年以上、お疲れ様でした。

今後はガレージsir_k氏の自宅にて活躍する予定。大事に使ってもらうんだよ。

2011年5月15日日曜日

KLX125 前輪タイヤ交換


前回の冠山峠へのツーリングで前輪の溝も無くなってしまったので、サクっと交換しました。
交換前のタイヤはこんな感じ。

通勤車両なので真ん中ばっかり減りますね…
ちなみに新品は

こんな感じです。もともとブロックタイヤの割にはD605は溝が浅いんですよね。まぁ、だからこそ、それなりの剛性を保ててる訳ですが… それに、3300円のタイヤで7000km以上使えれば上等でしょう。

さて、タイヤを交換するに当たって、バルブのナットを緩めていくと、どんどん斜めになっていきます。

あら? 前輪は空気抜いた事無いんですが…もしかして初めからですか?それともブレーキ掛けた際に少しずつズレるんでしょうか。
いまいち釈然としませんが、もしかしたら、タイヤ交換しない場合でも、たまにバルブ位置を修正する為にタイヤを外してやったほうがいいのかもしれません。かなり面倒くさいですが。
以前、梅村 丹八氏からコメントで頂いたように、バルブを固定するナットをわざと緩めた状態で固定しておいて、バルブの状態を見る事ができるようにしておいた方が、良いのかもしれません。

で、今写真を見て気付いたんだけど、このタイヤ、軽点マークあったんだ…適当に組んじまったよ。うーん。面倒くさいし、振動が出たら考えるか…どうせそんなに速度も出ないしね。

CBF1000 久々に龍神温泉へ行ってきた


以前シルバーウィング600に乗っていた友人が、CB1300SBに買い換えたので、気持ちよく走れるコースという事で、龍神スカイラインへ走りに行ってきました。
といっても、橋本までは渋滞に巻き込まれながら、走行するわけで、高野山へ行くまでに結構疲れてしまうのですが…

橋本のローソンで護摩壇山で食べるオニギリを買って、国道371号線へ。
前に来た時には、橋本から高野山までの国道371号線は落石か土砂崩れかで、通行禁止だったから、このルートを走るのは初めて。 前までは国道370号&480号で高野山を登ってたのですが、いつの間にか371号が復旧していました。
で、コレがなかなか森林浴が楽しめる道路で、狭い上にタイトなカーブが連続するので、交通量も極めて少なめ。370号や480号で行く手を阻むスペシャル遅いバスも、こちらには入って来られないようですし、なかなか良かったです。
そんな道を登って、高野山に上ったところで、文化的宗教施設は全て華麗にスルー。そのまま龍神スカイラインへ。
今週は、春の交通安全運動なので、取締りが厳しいかと思っていたのですが、全く取り締まりを見かけませんでした。 しかし、どこで取り締まりをしてるのか分らないので、流す程度の速度で走ってると、木々の間から、なかなかの景観が見えてきます。
標高1000メートル辺りにある護摩壇山で小休止。


護摩壇山から龍神温泉まで、CB1300SBに乗らせて頂きました。
乗ってみた感想ですが、思いの外300ccの差は大きくて、トルクが低回転から凄いです。
CBF1000ではギヤを一つ下げたくなるような回転域でも、そのままのギヤでいけてしまいます。
ただ標準のサスペンション設定だと、リヤに過重がかかってないと、接地感が弱いような気がしました。 まぁ、CB1300SBは前後両方ともフルアジャスタブルなサスペンションなので、手間をかければ、良い感じになるんじゃないかと思います。
エンジンはクランクが重いのかギヤ比が原因なのか、CBF1000に比べるとエンジンブレーキが強くかかります。あと、回ってる時のゴリゴリ感もコチラのほうが大きい。
今回、同じようなバイクという事で、流して走る分には、バイクを交換しても、それ程違和感無く走っていたのですが、それにしても、前を走るCBF1000が妙に速い。 友人曰く「CBF1000、無茶乗りやすい」だそうで、まぁ、それは同感。 今の私のCBF1000はタイヤとかサスとかシート高が、流して走るには丁度良い塩梅になっているっぽいので… これでリヤの箱を大きいのに変えると、振り回す感じが増すので、軽快感は薄れるのですが。 CB1300SBも、サスのセッティングを出してやれば、もっと乗りやすくなる筈です。できればもう少しシート高を上げたいなぁ…

てなわけで、龍神温泉。

昼間の3時頃という事もあって、客は少なめ。GWの翌週だからみんな外出を控えてるのかもしれませんけどね。入泉料が700円に値上がりしててのは、少しショック。
体を洗うのに、タオルで顔を拭くと、タオルが黒くなる…龍神スカイラインはとても走りやすくて、できれば何時でも来たいと思う道なのですが、如何せんココまでのアクセスが悪いんですよね。大阪市内からだと渋滞路を結構長い距離走るか、もしくは高速道路を使うか…

風呂上りに、ゆずシャーベットを食べて、往路をそのまま引き返すルートで帰路につきます。
龍神温泉より南から阪和道に抜けて帰るってのも考えたのですが、時間も早いし、明るいうちに橋本まで抜けられるなら、龍神スカイラインを堪能したほうが楽しいだろうという事で。

今回、以前に購入したSENAのインカムを使って、友人と話をしながらツーリングしてたのですが、やはり、この便利さは手放せなくなりそうです。 音声の明瞭度もかなり高いですし、操作性は文句無し。 電池も満充電にする暇がなくて、1時間程度の充電だったのですが、今回のツーリングでは最後まで使えました。
先行車からの路面状況や対向車の通知、退屈な道路での暇つぶし、トラブルの連絡、食事やガソリン、休憩等の連絡、走りながら見えた景色の感想等々、意思の疎通をジェスチャーじゃなく、言葉でリアルタイムに連絡できるのは、超絶便利なのでした。