2015年9月25日金曜日

Cygnus-X 散歩ツーリング

シグナスのメンテナンスをしたので、近所をぶらっと走ってきた。

ツーリング前日の21日までは明石~岩屋のジェノバラインで淡路島に行くつもりだったのだが、当日になって乗船料を調べていたら、原付の乗船可能日は翌日の23日からで、22日は式典をやってるとか。 
新しい船は少し前から就航しているから、てっきり原付の乗船も始まっているものだと思っていた。
仕方がないので、明石まで行ってたまご焼きを食べに行く事にする。

昼前に武庫川に住む友人の家で待ち合わせ。
  
武庫川団地は歩道橋で繋がっていて、下層階は店舗が入っている。 なんというか、「僕の秘密基地」っぽい感じがして楽しい。

友人と落ち合ったのが、丁度昼頃だったので、近所のラーメン屋で昼食をとったのだが、これが結構腹に貯まる。
 
20食限定の味噌ラーメンが食べてみたかったのだが、数組前で完売してしまった。

食べ終わった処で、尼宝線で宝塚に抜けて東六甲へ。
流石にノーマルのシグナス(1YP)で80kg超の重りを載せた状態では、NAの軽ワゴン以下の速度しか出ない。
六甲の上りでマトモな速度で走ろうと思ったら、WRを9gにして、台湾仕様のピストンに交換するぐらいはしないと駄目かな…体重もあと10kgは落とさないと駄目かも。
  
六甲山は連休中モードで山の中だというのに、至る所で渋滞。
西六甲を下って、明石方面へ行く予定だったが、六甲山牧場以西が通行止めになっていて抜けられない。
この時点で、気持ちが折れてしまったので、表六甲から下山して帰路についた。

結局明石焼きも、ジェノバラインで淡路島へ行くのも、暫くお預けになってしまったが、最近ツーリングに出るのも億劫になりがちなので、直近の目標が出来たのは良かったかもしれない。

2015年9月23日水曜日

Cygnus-X 10000kmメンテナンス

シグナスを購入してから早2年。 2年で1万キロなので、まぁCBF1000よりは多く走っているのか。
KLX125の時程、積極的に走りに行っていないので、なかなか距離が伸びないが、今の所は上り坂でのアンダーパワー感が気になる程度で、愚図る事も無く快調に走っている。 

1万キロを超えたら実施しようと思っていたメンテナンスで、直近に行っていない項目に着手する(エンジンオイルとギヤオイルの交換は先日やったしね)。
駆動系のケースを外すのにネジをやたらと沢山外さなければならないので、今回は電動ドライバーを使う事にした。

トルクが必要な最初だけ、レンチで回して、後は電動。 これは速い。

さて、駆動系のエアーフィルターは、前に一度バラした際に掃除したのだが、あれから5千キロ弱走っているので、かなり汚れている。

これは新品に交換。

エアーフィルターも流石に1万キロともなるとかなり汚れているので、新品に交換。 

駆動系はベルトの傷み具合とWRの減り具合を確認したが、特に問題は無いようなので、そのまま再利用。
新品のエアーフィルターはヒロチー製。買い置きしていた物だが、たしか、1200円ぐらいだっただろうか。

これが、サイズが合わない。
 
単純に整形が悪いだけかと思ったのだが、上の写真の通り、後ろ側の形状が違う。
webikeのユーザーコメントを色々と漁っていた処、キタコ製のエアーフィルターも形状が合わないようなので、どうやら、1YPとそれ以前の型式では微妙にエアークリーナーボックスの形が異なるのかもしれない。
面倒だがこのまま使えないのも腹立たしいので、ニッパーやカッターで削って無理やり収めたが、気密性は悪くなっているから、エンジンにはあまり良くない状態だろう。 次のオイル交換時にでも、正常に収まるエアークリーナーに交換しよう。


ODO 10015km。 

2015年9月16日水曜日

ケミカル類を色々と…

バイクや自転車の整備をしていると、油脂、塗料、防錆剤、剥離剤、接着剤、洗浄剤等、用途によって様々な商品が発売されているので、目移りしてしまう。 女性が化粧品を色々揃えるのも、もしかしたら似たような感覚なのかもしれない。
ガレージの中はそんな物欲に負けて買ったケミカル類で溢れているのだが、性懲りも無く追加で購入してしまった。

ジンクスプレーは塗料の一種で、亜鉛コーティングに使用する。
購入した目的は屋外にある樹脂部品のコーティング。 紫外線による経年劣化を防ぐ。
ただし、色がグレーになってしまうのと、少し粉っぽくなるので、使う場所は考えたほうが良いかもしれない。
バイクのインテークマニホールドが経年劣化でよくヒビ割れたりしているけれど、インマニの外側にジンクスプレーを吹き付けておけば、ひび割れしにくくなるんじゃないかと思ったりするんだけど、どうだろうか?

ガルバーコートは亜鉛メッキ塗料で、これで塗装すればメッキ部品っぽく見せる事ができる。
密着性が悪いので、塗布する前の下地処理が重要だが、綺麗に仕上げれば、多少のくすみはあるものの、メッキのように仕上げる事ができる。

WD-40は所謂防錆潤滑剤。
国内ではクレの556が有名だが、あれは油脂を落としてしまうので、パーツクリーナーに少しだけ潤滑油が混ざった物と考えた方がいい。
サビや汚れた油を取り除きながら、潤滑させる向きには良いのだが、追加で注油しておかないと、油不足で動作不良になる事がある。
即ち、用途別にキッチリ使い分けろという事だ。

UNICON 411も防錆潤滑剤だが、浸透性が高く、主にネジ緩め用。
同じような製品ではWAKO'Sのラスペネが有名。 ラスペネばっかりというのも面白くないので、今回は411をチョイスしてみた。
まだ使った事が無いので、実際のところは分からないが、ネット上の評価ではラスペネ並の浸透力で、泡状に塗布されるので水平面以外でも使いやすいらしい。


AZのレギュラーチェーンソーオイル。
写真の1Lボトルからオイル注しに移し替えて、オフロードバイクのチェーンオイルとして使用する。
バイク用のチェーンルブよりも粘性は低い。スプロケとチェーンの間で糸を引きにくいから、スイングアームが汚れにくい。 
粘性が低いから多少飛び散るので、ホイールは汚れるけど、拭き取りは容易。
軽いオイルなので、バイク用チェーンルブに比べれば、頻繁にチェーンに塗布する必要があるが、日頃からチェーンのメンテナンスをする人なら、チェーンルブよりもチェーンに汚れが堆積しにくい分、メンテナンスは楽だろう。
エンジンオイルよりも粘性があって、密着度も高いから、あっという間に飛び散ってしまうような事もなく、ネットで評判が良いのも頷ける。
試しにMTBのチェーンに塗布してみたが、これが思いの外調子が良くて、気のせいかもしれないが、フィニッシュラインの赤ボトルよりも気持ちがいい。
本来はAZから販売されている自転車用チェーンルブ各種(本当に沢山の種類が発売されている)の方が良いのかもしれないが、ウェット系のルブなら、個人的にはチェーンソー用で十分だ。
なんといっても安いからジャブジャブ使えるのがいい。ドライ系の赤ボトルはロード専用にしてしまおう。
そういえば、ネット通販の評価コメントでチェーンルブが飛び散って酷いというものが散見される。 ルブを塗布した後に、余分な油分が拭き取られていないか、用途を間違っているか、油の性能と性質上どうしようも無い事に文句を言ってるかの何れかだろう。
世の中に、ウェットルブ並に耐久性や潤滑性が高く、ドライワックス並に軽くて飛び散らない、そんな都合のいいチェーン潤滑剤は無い。 存在するなら是非とも教えて頂きたい。


あと、ついでに250mlのメスシリンダーと15号のシリコン栓を購入。
モノタロウの250mlのプラスチックメスシリンダーには15号栓が丁度良いようだ。 しっかりと栓を押し込めば、メスシリンダー内での攪拌もできそう。

日新インダストリー ガルバーコートスプレー シルバーメタリック仕上げ化粧塗料 420ml
 
日新インダストリー株式会社

 

エステー 超浸透性防錆潤滑剤WD-40 382M
 
エステートレーディング

 

UNICON [ ユニコン ] [ メカニックシリーズ ] 強力ねじ緩め 411 285g(335ml) [ 品番 ] 15822 [ HTRC3]
 
UNICON(石原薬品)

 

エーゼット(AZ) チェーンソーオイル1LレギュラーRE211ヒ型器
 
エーゼット

 

AZ(エーゼット) B1-004 自転車用 チェーンルブ ロードレース用110ml (チェーンオイル/ チェーン潤滑剤/チェーン 油/チェンオイル) CH032
 
AZ(エーゼット)

2015年9月1日火曜日

Cygnus-X ギヤオイル交換

昨日、知り合いの務めるガソリンスタンドに溜まった廃油を捨てに行く機会ができたので、捨てる前にシグナスのギヤオイルを交換しておくことにした。
前回交換したのは乗り始めて直ぐの時だったから、結局9千キロ程走った事になるのか…
125ccスクーターのファイナルギヤなんて車のデフギヤに比べれば大した負荷がかかるわけでは無いだろうから、それなりのオイルが規定量入ってれば問題は無さそうだが、ギヤまわりは壊れると直すのが面倒くさいので、できればもう少し頻繁に交換した方が良いかも。 スクーターのファイナルギヤはオイルレベルゲージが無いから、何らしら不具合があって、オイルが減っていても分からないし。

通勤で30分程走ってオイルが温かいうちに、抜いたオイルがコチラ。

ギヤオイルの廃油だから、金属粉がオイルに混ざっている。
エンジンのピストンみたいに摺動する部品ではないから、多少の金属粉は気にする事は無いのだが、やはり気になる。

今回使用したオイルはValvolineのGearOil 80w90。

かれこれ20年物のオイルなので酸化・変質してしまっている可能性は十分にあるのだが、極圧剤の硫黄臭が残ってるし、触った感じでは問題無さそうなので、実験も兼ねて使ってみる。
あと、これも20年物のギヤオイル添加剤で、「グランドフロンティア ギア」とかいうやつ。

PTFE系の添加剤なのだが、ギヤに効果があるのかというと全くの謎だ。20年前といえば、フッ素樹脂系添加剤全盛期だろうか…
テフロンには極圧特性は無いので、ギヤの添加剤としては不適だと思うのだが、臭いは無いけど、塩素系の極圧剤でも入ってるのかな?
たぶん毒にも薬にもならないと思うけど、折角なので入れておこう。

シグナスのギヤオイルは交換時の規定量が110ccなので、オイルを100cc、添加剤10cc。
これをオイル注しに入れて、シェイクして撹拌。給油口から注入する。
実は前回のギヤオイル交換時に2,3千キロ毎に交換するつもりで、このブレンドのオイルを入れていたのだが、結局9千キロ近く交換せずに使ってしまったから、即座に壊れる事は無いというのは実証済みなのだ。

もっとも、今使えてるから将来も大丈夫なのかといえば、そういう訳では無のだけれど、人間の身体と一緒で、絶好調な状態を保とうと思えば、手間も金もかかる。 普通に生活している分には、ある部位の具合が悪くても、それが致命傷になるよりも先に別の原因で死んでしまえば、そんな不具合は無いのと同じだ。
バイクの寿命で言えば、エンジンやギヤが壊れる前に、事故って全損とか、飽きて売却とか、そんな感じだろうか。
機械の良いところは、部品さえあれば、壊れても直せるという事だろう。

まぁ、日本のメーカーが色々なシチュエーションで使われる事を想定して作ったバイクだから、余程無茶な実験をしなければ、そう簡単には壊れないだろうという目論見で小手先遊びをしているに過ぎない。


ODO 9749km