2021年10月18日月曜日

XT225WE フロントフォークオイル交換 ODO 7763km

近々友人のセローのフロントフォークオイル交換をしてくれと頼まれたので、予習も兼ねて自分のセローのフォークオイルの交換を実施する。
前回フロントフォークオイルを交換したのが5年前で、記録を見た限りではそれなりに丁寧にやっていたようだ。
この記録を読みながら、今回は物凄くいい加減に作業を実施した。

古いオイルはまだ赤味が残っていて、それほど劣化している感じはしない。が、それとは別に少し粘度の高い白濁したオイルも排出されてきた。 まぁ、前回色々混ぜたしなぁと思いながら、フォークを動かして適当にオイルを排出させる。
例によってフォークオイルは超絶昔に購入したATF(640円/L)を使用する。

今のところコレを使って困ったことが無いので、私は所詮その程度の感性しか持ち合わせていないのだろう。
フォークオイルの使用量は一本当たり394ccとの事だが、たぶん400ccぐらい入れている。
油面高さは106mmで調整しなければならないのだが、これもノギスのデプスゲージで測って95mmぐらいだったかな。
油面高さ調整も面倒だったので、この状態でフォークを伸ばしてスプリングを挿入。
今回は小ネタとしてスラストニードルベアリングをスプリングとカラーの間にセットする。

本来であればカラーとスプリングの間にワッシャーが一枚入るのだが、それをスラストワッシャーとスラストベアリングに置き換える事で、スプリングが縮む際の捻じれ抵抗を軽減しようというネタ。
ワッシャ1枚からワッシャ2枚とスラストベアリング1枚のセットに変わるので、厚みが1.5mmから4mmに増える為、バネレートが少し上がるという効果もある。

まぁ、気休め程度の効果だとは思うが、少しぐらいは乗り心地が変わる事を期待しておこう。
フォークを取り付けて、タイヤやらブレーキ等も取り付け、一通りチェックしたら、軽く試走。
流石にバネレートが上がってるし、油面高さも上がってるので、交換前よりは乗り心地が硬い…ような気がする。
うーん、これ以上はダートに持ち込んでみないと分からないな。

ODO 7763km