2017年4月24日月曜日

Kuman サウンドカードモジュール [Raspberry Pi + I2S DAC]

Raspberry Pi上でvolumioを走らせて音を出すというというのは昔からあって、それなら、ラズパイのI2Sを使ってDACに信号を送る事で音を楽しもうというのも道理である。
今回買った「Kuman サウンドカード モジュール」は「Hifiberry DAC Plus」の互換品というかコピー商品なのかな…兎に角そういった物だ。

Raspberry Pi Zeroでも動くと思うのだが、購入したI2S DACに付属していたケースが通常サイズのRaspberry Pi用だったので、購入してから殆ど使っていなかったRaspberryPi 2を使う事にした。

volumio2の設定はブラウザ上のGUIから行えるので、ある程度ネットワークの知識があれば、誰でもセットアップできるだろう。

で、肝心のDACボードの音だが、至って普通。視聴環境がショボすぎるので、普通以上にならないだけかもしれない。
ラズパイの音声出力が酷すぎるので、劇的に良くなったように聴こえるが、感動する程という訳では無いと思う。
もちろんそれなりの環境と耳を持っている人なら、また違った感想が出てくるとは思うが…
因みに、DACボードにオマケでついているヘッドホン端子は音量を上げすぎると音が割れるので、程々の音量で聴かなければならない。

とりあえずNASにデータを入れておけば、volmioから呼び出して再生する事ができるので、適当なアクティブスピーカーと接続して、音楽を流しっぱなしにするといった用途に向いているんじゃないだろうか。

個人的にはVolumioがPodcastのRSSを解釈して、Playlistに自動的に入ってくれたら便利なのにと思うが、そのような機能は実装されていない。
gPodderを使って予めPodcastのデータを共有ディレクトリにダウンロードしておいて、そのデータをVolmioに読ませるという手法をとるしかない。 その手法を取るにしても、他に使う用事もないのに、Python2.7を入れなければならないし、日本語タイトルのPodcastだとダウンロードディレクトリが文字化けしたり、標準でダウンロードされるディレクトリを自由に設定できなかったりと不便極まりない。

メモ:gPodderのダウンロードディレクトリの設定はgPodder(set download folder)で基準ディレクトリの指定を行う。そのフォルダーの配下にDownloadsという名前のフォルダーが作成され、その中にポッドキャストのタイトルのディレクトリが作成される。
最初の一回目は日本語名でディレクトリが作成されるが、その後gPodderを再起動すると、先ほど作成された日本語ディレクトリを無視して、文字化けディレクトリを新たに作成してしまう。文字化けしたままでも使用できるが、Volmioで読ませる際に使い勝手が悪いので、せめて内容が判別できる名前に書き換えたい。
方法としては、とりあえず文字化けディレクトリが作られるところまで進めてしまい、それを半角英数字のディレクトリ名にリネーム。 その後、基準ディレクトリにある「Database」という名前のSQLiteのデータベースファイルをSQLite Studio等で開いて、「download_folder」というカラムの文字列を、先ほどリネームしたディレクトリ名に書き換えてしまえばOK。

ちなみに、Radikoにも対応していない。標準で対応しているストリーミングは海外のネットラジオだけだが、ストリーミングに関しては、ネットを探せば色々とやっている人がいるみたいだ。
そのうち、そのあたりの設定もしてみようと思う。

Kuman サウンドカード モジュール Raspberry pi dac I2Sインターフェース PiFi Digi/ DAC+/HIFI デジタルオーディオカードピンボード raspberry pi 専用HIFI DiGi + デジタルサウンドカード I2S SPDIFケース付き Raspberry piに適用 3 2 Model B B +対応 ラズベリーパイ dac SC08C
 
Kuman


 

2017年4月23日日曜日

マサダ製作所 シザースジャッキ DPJ-1000DX

以前から使っていた安物のフロアジャッキが、随分前に油漏れで使い物にならなくなったので、K12マーチに付属していた車載のパンタジャッキを使っていたのだが、これもジャッキアダプターを使ってインパクトレンチで上げ下げしていたら、回転軸が曲がってしまった。
軸が曲がっても使えない事は無いのだが、あまり気分が良いものではないので、新しいジャッキを購入する事にした。

ガレージジャッキは案外場所を食う。最近はアルミフレームの物もあるから、むちゃくちゃ重たいという事もないのだけれど、狭いガレージ内で使うには、やはりあの大きさは邪魔だった。
どうせ一輪ずつしか上げないし、パンタジャッキなら場所も食わないので、収納と取り回し重視で、ということで、油圧パンタジャッキを購入する事にした。
また安物を買って、たいして使いもしないうちに油漏れで使えなくなるのも嫌だったので、今回は多少マシな物を選択。

マサダ製作所のDPJ-1000DX。
1万円以上する高級パンタジャッキである。対応車重は1800kg以下となっている。型番が示すとおり最大荷重は1000kgまでなので、1輪ずつ上げるとして、対応車重1800kgは妥当なところかと思う。

ジャッキはケース入りなので、収納しやすい。

ただ、そのケースはかなりチャチな物なので、取り扱いが雑だとすぐに壊れるだろう。

マイナーチェンジ版のMSJ-1000Sなら金属製のケースが付いているようだから、多少高くても専用の金属ケースが欲しい向きにはそちらのほうが良いのかもしれない。
ジャッキ本体は、流石に車載のものよりは大きいものの、フロアジャッキに比べれば、随分小さい。

ジャッキが完全に沈んだ時の高さも低いから、多少、最低地上高が低い車でもジャッキは入りそうだ。
 
ミラジーノぐらいなら、伸縮可能な油圧ポンプ稼働レバーを伸ばさなくても、軽く持ち上がる。
 

マサダ製作所 シザーズジャッキ 1,000kg DPJ-1000DX
 
マサダ製作所

Honda Today AF67 25847km

実家のTodayの調子が色々と思わしくないという事だったので、軽く整備を実施した。
前輪は溝がまだ残っているものの、少しひび割れが出てきていたのと、スローパンクが起こっていたので、新品に交換。
前照灯のロービームが切れていたので、バルブ交換。
バッテリーが弱っているかもしれないという事で、バッテリーも新品に交換。
エアーフィルターを一度も交換していないという事だったので、新品に交換。
プラグを交換しようと新品を持って行ったものの、プラグレンチを忘れていったので、これは次回持ち越し。
セルを回すとセルが空回りしたり、ギヤがカラカラと鳴ったりするので、おそらくスターターピニオンギヤがきちんと動いていない。
最近、走行中にプーリーが割れる(!)という事があったらしく、駆動系一式を交換修理した実績があるので、その影響なのかと思ったのだが、この系統のエンジンのスターターピニオンは不具合が多いようで、ネットで調べてみると思いの外ヒットする件数が多い。購入するとなると、そこそこの値段なので、一度分解してみようと思う。
 ODO 25847km
うちのシグナスよりも余程沢山走ってるな…
エンジンオイルは交換したばかりだというので、今回は交換せず。 次回のオイル交換は27000~28000km。
ちなみに、結局エンジンの調子は戻っていないようなので、やはりプラグかなぁ。

NGK ( エヌジーケー ) 一般プラグ (ネジ形/ターミナルなし)1本 【5147】CR7HSA-9
 
日本特殊陶業(NGK)

 

バイクパーツセンター エアクリーナーエレメント 純正互換品 ホンダ トゥデイ/Dio AF67/68等 83-53-01
 
バイクパーツセンター

2017年4月3日月曜日

ヤマハのルーターでネットワークの設定にハマった件

中小企業で自前でネットワークを構築したり、大手で小規模拠点用に使うルーターとして、ヤマハのRTXシリーズといえば、そこそこ定評があると思う。
さて、そのルーターを使って拠点間接続の設定を行うのだが、ヤマハのルーターは初心者でも容易に設定できるように、WEB GUIを用意していて、ネットワークの仕組みを知らなくても、それなりに設定できてしまう。
で、同じヤマハのルーターの組み合わせだからと安易にVPN接続を設定してしまうと、何故か繋がったり、繋がらなかったりするのだ。
たとえばRTX1xxxシリーズとRTX8xxシリーズは微妙にコマンドの方言が違う。殆ど同じだが、RTX1200シリーズのconfigをRTX810にそのまま流し込んでも、思ったような設定にならない。
またCUIで設定後にGUIで設定すると、必要な情報が追記されなかったり、必要無い情報がConfigに残ったりする。
気付いてしまえば何と言う事は無い内容だが、同じ設定になると思い込んでるとハマる事になる。

今回ハマりかけたVPN接続については、当初拠点Aに固定IPが付与されていて、それに対して拠点Bから接続IDを用いてVPN接続していた。その後、拠点BにNetVolante DDNSを使用してDNSホスト名を取得し、双方の接続先設定を「ホスト名またはIPアドレス」に変更。
これを全くの新規で設定すると、「ipsec ike nat-traversal 1 on」という風にIKE NAT Traversalの設定が明示されるのだが、元の設定を訂正する形で入力するとこれが追記されない。
接続IDでの接続設定では、標準は「ipsec ike nat-traversal」は無記述となっており、パラメーターのディフォルト値はoffとなっているので、これを追記し、onにしなければVPNは正常に接続されない。もちろん拠点A,Bの双方がoffであれば、NAT越しでなければ接続される。
最初はRTX1200とRTX1210の相性なのかと思って、ルーターを交換したり、VPNの設定を新しく作ったり、訂正してみたり、ID接続やアドレス接続を試してみたりと、試行錯誤の連続。
そもそもGUIの設定を信用せずに、最初からCUIの設定だけを信用して、接続出来るパターンと出来ないパターンを検証すれば良かったのだが、GUIでの設定が楽すぎて、それの接続パターンだけで検証していたのが失敗だった。

VPNの設定は上記のたった一行の設定の有無で散々悩まされた訳だが、もう一つは更に意味が分からない。
拠点Aと拠点Bを結ぶのに、VPNとは別に専用線が用意されている。VPNは冗長回線で、本線は専用線側といった具合。
で、専用線は回線会社の仕様上は100Mbpsのハーフデュプレクスとなっているのだが、ルーターの設定は100Mbpsのフルデュプレクスに固定されていた。 そこで、これを自動判別に設定しなおしたところ100Mbps-hdxと仕様通りに接続される。
接続されたのだが、速度が極端に低下した。ルーターが悪さをしているのかと思って、専用線ONUに直接PCを接続しても速度は出ない。
よく分からないが、取り敢えず双方のルーターを元の通り100Mbps-fdx固定に設定し直したところ、速度は正常に戻った。 外に出て行く部分のよく分からないところは、素人がヘタに設定を弄らない方が良いらしい。
速度低下の原因が分かったところで、専用線ONUに接続されていたRTX1200をRTX1210に交換し、設定をそのまま移して接続したところ、速度が全く出ない。それどころか、少しずつ速度が落ちていき、最終的には専用線にはping(icmp keepalive)も通らなくなり、VPNも繋がらなくなってしまった。
仕方が無いのでRTX1200に戻したところ、通常の通信状態に戻ったので、専用線のONUに繋がるルーターの入替は諦めた。
RTX1200の代替え機としてRTX1210を用意しておきたかったのだが、こんな相性があるとは…
LANの接続に相性があるのは昔からネットワークを触っている人にとっては当たり前なのだけれど、ここ最近はあまり聞かなくなっていたし、まして同じメーカーの後継機種で相性が出るというのは…まぁ考えられなくも無いのか。
結局、平日土日の数日を潰して、得たものは上記の知識と経験だけだったが、まぁ何も得られないよりは良いという事で納得しよう。

ヤマハ ギガアクセスVPNルーター RTX1210
 
ヤマハ(YAMAHA)

 

ヤマハ ギガアクセスVPNルーター RTX810
 
ヤマハ

 

ヤマハ ギガアクセスVPNルーター RTX1200
 
ヤマハ