2015年4月26日日曜日

TS125R ブレーキディスク交換

以前、フロントブレーキパッドのディスク当たりが良くないということを書いた。
何せ二世代前のオーナーがかなり弄っているらしく、謎の部品が多い車両である。
もしかしたらディスクの径がオリジナルと違うのかもしれないと思って、購入してみた。
TS125R用のフロントディスクで検索して、まずひっかかるのがBRAKING社のフロントブレーキローター(SZ02FI)。
SZ02FIは13千円程。 で、次に純正。これは、18千円。 
流石にどちらもそこそこの値段。 もう少し安いのが無いかとSZ02FIに対応している車種から、別のブレーキローターを検索。
DR600つながりで、NGブレーキディスクのNo.51を発見。 排気量が違うから、ディスクの厚みが違うだろうとは思ったけれど、7800円と他のメーカーよりも随分と安いので、購入することにした。
  
ディスクのデザインは純正に比べると少々野暮ったい気がする。

ここで、ディスク径を比較してみたら、同じだった事が判明。 まぁ、買う前に今付いているディスクのサイズを測ってなかったのが悪いんだけど。
気を取り直して、純正のディスクの摩耗度合を見てみると、使用限度ギリギリだったから、丁度良かったのかもしれない。 しかし、まだ使えそうなので、置いておく事にした。
旧のディスクをホイールから取り外すのだが、ネジがかなり頑固に固着していて、簡単には外れてくれない。 防錆潤滑剤を吹き付け、ショックドライバーを使ってもビクともしない。
ここで、随分前に「使う機会があるのか?」と思いながらも、購入しておいた600mmのスピンナーハンドルの出番。
4分から3分に変換するアダプターを取り付けて、3分用の六角を600mmのスピンナーで回すという暴挙に出ることにした。

まぁ、ダメな時は工具よりも先にネジの六角穴が潰れるだろうなぁと思いながら、グイっと回すと、少し力を入れただけで回りました。
テコの原理すげーw まぁ、そんなとんでもないトルクをかけられても、潰れなかったネジと、精度の高いソケットに感謝。

ディスクの厚みは予想通り、NGブレーキディスクの方が1mm程分厚い。 ただ、キャリパー側にかなり余裕があるので、何の問題もなく装着できた。 
結局パッドの当たりに関しての問題は全く解決していない。 ヤフオクや他の人のブログの写真を見てみても、キャリパーはおそらく同じ物だから、あとは、キャリパーサポートか、フロントフォークのボトムブラケットが他車種用の可能性ぐらいしか思い浮かばない。
まいったなぁ… 

2015年4月24日金曜日

CR-1 Team 奈良ツーリング

先々週、先週と続けてツーリングに行ってきた。先日購入したRacing3とROADLITE TUBELESSの具合を確認する為だ。
パンクした時の為に、一応IRCのチューブレスタイヤ用タイヤレバーとパッチ、ゴムのり、念のためにタイヤチューブを持っていく。
空気圧は取り敢えず110psi。普段のチューブタイヤだと120psi程度入れてるから、随分柔らかく感じる。
乗り心地は軽い。でもって柔らかい。よく回るし、上り坂も楽な気がする。
それらの体感できる違いが、ホイールの性能なのか、タイヤの性能なのかは分からないけれど、流石にここまで乗り味が変われば鈍感な私でも分かる。
先々週はSPD-SLのペダルで普通のスニーカーで行ったからなのか、奈良公園あたりで左膝の外側が痛くなってしまった。
元々、奈良の鹿にせんべいを食わせるのが目的だったので、当初の目的は果たせた。
             
機材の問題を出すつもりが、自分の身体の問題が発覚したので、翌週のツーリングに対しての対策も練れるというもの。
機材の問題点はチェーンの油切れとペダルをSPD+フラットのペダルに交換する事とリヤディレーラーの微調整。
左膝の痛みは恐らく膝外側側副靭帯損傷。 前に六甲山系を歩いた時も、同じ場所から痛みが出ていたので、膝に負担をかけると出てくる持病みたいなものなんだろう。
症状が軽ければ2~3日ほどで痛みは引くので、重症という訳では無さそう。元々内股気味なので、疲れてくると膝が内側に入ってしまうのが原因かも。
そこで、対策としてサポーターをすることにした。ZAMSTのRK-1という膝の外側をサポートする物だが、結構ゴツイ。


2週目。サポーターを巻いて、シューズをSPDにし、自転車の各部調整・メンテナンスを実施した。
清滝峠から、ならやま通りを通って、奈良公園、布目ダム、柳生から奈良公園に戻って、富雄川沿いに北上し、清滝峠を通って帰路につくルート。
全工程110km程。低い峠2つと丘をいくつか通過する。貧脚な上に故障持ちなので峠は超スロー。途中で合流したメンバーも病み上がりの方なので、さらにペースは落ちる。
おかげで景色を楽しむ余裕があったし、膝の痛みも全く出ないし、心地よく疲れる事ができた。
布目ダム付近にある店で昼食。天気が良かったから店の外の席でご飯を頂きました。なかなか美味しかった。

店で飼われている山羊も可愛い。
   

無事に帰宅してから、今回の反省。
 
機材は全く問題無かった。タイヤの空気圧はもう少し下げても良いかもしれない。最近は街乗り用にロードで25cを履く人も居るようだが、チューブレスタイヤなら、23cでも十分な乗り心地を味わえる。そもそもCR-1のフレームは25cが入らないから選択の余地がない。
Racing3に取付けた11-28のスプロケはゆっくり走るには悪くないが、11丁は使い処が殆ど無い。12-27ぐらいが欲しいなぁ…
ちなみにチェーンのリンク数を増やしていないので、アウターローは使用できない事は無いけど、長時間使うとチェーンが切れる可能性がある。28Tだけ丁数離れすぎ。
Racing3のフリーのラチェット音は数年前に比べて、随分静かになったように感じる。以前友人が購入したRacing3はもっと爆音だったような気がするんだけど。これは実際に聴き比べてみないとわからない。
サポーターのRK-1だが、元々自転車での長時間使用を想定していないのか、ペダルの上死点付近の膝が一番よく曲がる辺りでは、膝裏の生地がだぶついて肉を挟み込んでしまう。短時間なら問題ないレベルだと思うが、自転車だと長時間繰り返し挟み込まれるので、小さく水膨れができてしまった。このサポーターを使う場合は膝裏になんらかの対策をする必要がありそうだ。 膝の曲がりが自転車ほどキツくない登山やランニングなら十分に使えるかもしれない。
その件を友人に話してみたら、テーピングの方が良いかもしれないとアドバイスを頂いたので、次はテーピングにチャレンジしてみよう。

そんな訳で、早速テーピング用のテープと、もう少し緩そうなサポーターを手配した。 試すのはいつになるのか分からないけど、持ってないと実験もできない。

ZAMST(ザムスト) RK-1 ランニング膝サポーター 左足用 372814 ブラック LLサイズ
 
ZAMST(ザムスト)

 

ZAMST(ザムスト) EK5膝用サポーター 372004 LLサイズ
 
ZAMST(ザムスト)

 

キネシオロジーテープ スポーツタイプ 1箱 (3.75cm×5m8巻 または 5cm×5m6巻 または 7.5cm×5m4巻) (5cm×5m6巻)
 
トワテック

2015年4月19日日曜日

Dakota Pro 簡易メンテナンス

Dakota Proのフロントブレーキから、パッドがディスクに擦れる音がしてきた。
微調整レベルであれば、キャリパーを固定しているキャップボルトを緩めて、ブレーキを軽く握ったまま、ボルトを締め直してやれば良いのだが、そんな手抜きメンテばかりしていた為、キャリパーとディスクが当たってしまうぐらい中心位置がズレてしまった。

対向2ポッドのキャリパーで、油圧でピストンを押し出すのだが、片側のピストンの動きが渋いのが片寄りの原因。
自転車の油圧キャリパーはバイクのキャリパーと違って、構造が単純な上に貧弱なので、ちょくちょくメンテナンスしないと、すぐに動きが悪くなる。
結果、ちゃんと整備するのが面倒くさくなって、キャリパー位置を動かすようなテキトーな整備になるんだけど、これも初めはキャリパーの取付穴に遊びが有ることにびっくりしたぐらいだ。
それぐらい自転車の油圧キャリパーはローテクで単純。故に小手先の器用さが求められるという、私の最も苦手とする整備なのである。
他にはフロントディレーラーの位置調整とか、カートリッジベアリングじゃないベアリングの玉押し強さの調整とか、ホイールの振れ取りとか、完璧を求めるとイライラする整備だらけだ。
そんな訳で、いつも通り、問題ないレベルにまで修正する整備を実施した。

何はともあれ、ディスクパッドを取り外さないと何も出来ない。 パッドを取り外したら、キャリパーのピストン付近にパーツクリーナーを吹付ける。ブレーキレバーを握ってみると、片側のピストンしか動いていない。もう片方も微妙に動こうとはするのだが、ピストンが出てこない。
動く方のピストンをコインドライバーで押さえていても、もう片方のピストンの動きは良くない。というか動かない。そこで、動かないピストンを、マイナスドライバーで少し押し込んでやると、微かな手応えがあった。 どうやらピストンがシリンダーに対して斜めになっていたようだ。それとも固着していたのかな? 何れにしてもシールが弱いのかもしれない。

とりあえずピストンが動くようになったから、両方のピストンにメタルラバーを塗布。馴染ませてから余分に付着した分は拭き取り。
そこまでしても、ピストンが同じ量だけ出てくる訳ではない。 よくよくキャリパーを見れば分かるのだが、ディスクが通過するスリットの位置が真ん中じゃないから。
要するに、対向2ポッドではあるものの、動きとしては片押しのフローティングキャリパーみたいなものなのだ。フローティングにするよりも、動きの鈍いピストンを入れた方が構造が簡単で軽くできるから、そうしているに過ぎない。もしかしたら違うかもしれないけど。
そんなわけで、パッドを取付けて、ディスクが通過するスリットの中心にパッドが来るようにピストン位置を調整してから、ホイールを取り付ける。
ブレーキを握ってもディスクが歪まない事を確認し、ホイールをくるくる回してみて問題は無さそうなので、前輪のキャリパーのメンテンスは終了。
  

続いてチェーン掃除。ミッシングリンクを外して、チェーンを取り外し、洗油を入れたボトルにボチャ漬けにし、ボトルを振って洗浄。
チェーンをボトルから釣り上げて、ウエスで洗油を拭き取り注油。今回、試験的にバイク用のチェーンルブを塗布してみた。 が、これは駄目だ…チェーン油が糸を引いて飛び散るから車体が無茶苦茶汚れる。粘り気があって耐久性は良さそうなので、雨や泥の中を走るなら悪くは無さそうだけど…

ところで、フロントフォークのキャリパー取付け部分、塗装にヒビが入ってる。そんなに応力が掛かってるとは思えないんだけど、経年劣化かな?
 

2015年4月15日水曜日

MTB タイヤ交換

通勤で使ってるDakota ProのタイヤをshinkoタイヤのSR064に交換した。

shinkoタイヤってあまり聞いたことが無いのだけれど、ホームページを見てみると、自転車以外にもバイク用のタイヤも作っているようだ。 普通の量販店にはあまり置いてないから、存在感薄いですけどねぇ…

さて、このタイヤ、前に使ってたIRCのmetro2よりも随分と太いタイヤで、持っただけで、かなり重たい。
 
装着はタイヤレバー要らずで、metro2みたいに頑張る必要も無い。本当に指で押すだけでペコペコっとリムに入っていく。
空気圧はTo 40PSIということで、太いタイヤなりの空気圧だから、乗り味はかなり柔らかい。
重さがあるので、速度が出れば、それなりに慣性で回ってくれるが、あまり速度を出すと転がり抵抗が大きくなって疲れる。
私の貧脚だと20~25km/hぐらいで流して走るのが丁度良い感じ。30km/hは疲れる。
おかげで通勤時間は5分ほど伸びてしまったが、太いタイヤなので段差なんかにシビアに対応する必要が無いから、ぼけーっと走る分にはコッチの方が楽なのか…
まぁ、そのうち重くて疲れるから嫌だとか言ってそうだけど。 正直、このタイヤだとミニベロのフーリガンの方が通勤が楽だったりするし。
やっぱり、安さに釣られて太いタイヤを選んだのは失敗だったかな~。見た目のカッコはMTBっぽくていいんだけどね。
 


シンコー スリックタイヤ HE SR064 65104 ブラック 26×1.95
 
シンコー

 

2015年4月10日金曜日

BOSE Triportのイヤーパッド交換

普段あまり音楽なんか聴かないのに、そこそこ良さげなヘッドホンが3つ、イヤホンが2つもある。 どうでもよさそうなのを合わせると、数えるのが面倒なぐらいだ。
で、その手持ちのヘッドホンやイヤホンの中でも、比較的気に入って使っていたものの一つにBOSEのTriportがある。
此奴はカナル型のイヤホンと違って音漏れするから、公共交通手段の中では使いにくいのだが、普通に使う分には、軽いし、側圧もそんなに強くないし、パッドも適度に柔らかくて着け心地が良いのだ。
ただ、このイヤーパッド、経年劣化でねちょねちょのボロボロになるのが難点。

一応、BOSE純正の交換用イヤーパッドがあるらしいのだが、5千円弱するらしいし、ヘッドホンの代金から考えると、ちょっとなぁ…といった感じだったので、ここ暫くは収納袋に入れて放置されていたのだった。

放置して1年以上経って、久々に使いたくなったので、amazonで交換用のパッドを調べてみたら、互換品が1500円ぐらいで売ってるのね。 純正品のふわふわ感が保たれてるのか心配ではあったけど、ダメ元で購入してみた。

カラビナがおまけで付いていたけど、何に使うんよ。これ要らないから100円でも安くしてくれた方が嬉しい。
で、Triportからボロボロのパッドを取り外し。
 
新しい、パッドを取り付け。

それにしても猫の毛が至る所に入り込んでるなぁ…今更気にしても仕方がないけど。

柔らかさは、まだ使い込んでないからかもしれないが、ほんの少し硬いかな?といった程度。おおむね満足。
これで暫くは使えるかな。とはいっても、出番は少ないんだけど…
とくにこれからの時期、暑くなってくるとヘッドホンは蒸れるから、ホントに使わなくなるんよね。

【univarc】Bose TP-1A 対応交換用ヘッドホンパッド(univarcオリジナル) 安全保証付き
 
univarc

CBF1000 車検

実のところCBF1000の車検が切れてしまったので、この機会に手放してセロー250でも買おうかと少し考えていた。
でも、今はTS125Rを持っているし、まだCBF1000に乗れない程には体力は落ちていないと思ったので、とりあえず、あと2年間は様子を見るかという事で、車検を受けることにした。

車検の予約は随分前からインターネットでできるようになっているのだが、実際のところ検査の前日でも予約ができるぐらい、午後の検査はガラガラである。 4月で新しいバイクが売れるシーズンだというのにだ。

車検の前に、随分前から交換していないオイルフィルターを交換する。 レッドバロンでオイル交換してもらう際に、フィルターを交換してもらうと、普通の値段のフィルターと工賃がかかるので、フィルターだけ自分で交換しているのだ。 monotaroで安いフィルターを買って、自分で交換すれば安く上がるし。
たかだか千円程度の差だけど、まぁ、自己満足の領域だと自分でも思う。
 
で、結局1万キロぐらい交換していないのだから、世話が無い。 ただ、超絶読みにくいイタリア語の取説を読むとオイルとオイルフィルターは初回は千キロ、それ以降は12千キロ毎の交換と書かれている。 結構発熱するエンジンなので、真に受けない方がよいとは思うが…


寝屋川の大阪運輸支局に出向いたら、駐輪場の前にある本庁舎に入る前に、陸運協会の建物に行って、車検の用紙一式を購入し、必要事項を書いて(陸運協会の建物には筆記具が無いので、鉛筆とボールペンと印鑑は持参した方が何かと便利)、重量税やら検査料なんかの証紙を購入・貼付してもらったら、自賠責の継続手続きをする。
ここで、用紙一式揃えたら、本庁舎の検査受付へ。 予約確認がとれたら、記載事項を確認してもらって、問題が無ければバイクと一緒にラインに並ぶという流れ。

大阪の車検場は二輪のラインは1本だ。
最近、ラインが新しくなって、テスターのフットスイッチも踏みやすくなったし、検査は非常にスムーズ。
CBF1000はライトは二つあるけど、車検で光軸&光量を計測するのはハイビームだけなので、テスターのスイッチは「1灯式」を選んで、左ライトを幕で隠すのが正解である。
速度は後輪で取ってるからリヤタイヤのサイズを変えてしまっている人は要注意。

で、まぁ、何も弄らず、ほぼノーマル状態で乗っているCBF1000なので、汚れてて車体番号が見えにくいと愚痴られた事以外は、何ら問題無し。 

無事に2年間、更新されました。


ODOは41573km。 車検証見たら、前回の車検から6300kmしか乗ってないのね…まぁ、無理に乗り潰す必要も無いんだけど。何か勿体ないね。