2021年9月21日火曜日

2BH-CA4AA オイル及びスパークプラグ交換 ODO 22965km

少し涼しくなってきたので、重い腰を上げて実家のスクーターのオイル交換を実施した。
前回のオイル交換が19808kmだったので、3157km走行後のオイル交換となる。
流石に小排気量で700cc程度のオイルを3000kmも使うと、それなりにオイルが汚れていた。
今回使用したオイルはカインズホームプライベートブランドの二輪車用オイル10w-40。
まだmonotaroオイルが残っていると思っていたら、既に使い切っている事にオイルを抜いてから気付いて、仕方なく買いに行った。
安価なオイルで過去に何度か使っているが普通のスクーターに使うには何ら問題は無い。

オイル交換後にスパークプラグを交換。今回が初めての交換なので、23000km弱使った事になる。
足元左側の小さい小窓みたいなカバーを外すとプラグにアクセスできるのだが、この小窓側と下回りから指を突っ込んでプラグキャップを外さなければならない。手袋をして作業しないとケガは必至だろう。

プラグキャップが外れた後は、エクステンションバーにプラグレンチを付けてやれば、交換自体は容易。
50ccという小排気量スクーターなので、高回転域で使用している時間が比較的長いという事もあって、見た目で分かるぐらいプラグの電極が減っている。

プラグの型番はCR6HSA。左が古いプラグで右が新品。
ここまで電極が減って、ギャップが広がってもセル一発でエンジンがかかるのは、インジェクションのおかげなのか、CDIやイグニッションコイルといった電装系が昔よりも良くなった結果なのか。

無事にオイルとプラグの交換が終わって、ついでにタイヤを確認したところリヤタイヤの真ん中が坊主状態で、サイドウォールはヒビだらけだったので、近々交換しなければならない。
空気圧はダートでも走るのかな?ってぐらい低かったので、心持ち高めの270kPa程度にしておく。

ODO 22965km

 

 

2021年9月4日土曜日

XT225WE スタータークラッチメンテナンス ODO 7751km

キャブのセッティングを詰めていくのに、なかなか始動しないエンジンをセルモーターで回すのだが、例によってスタータークラッチの調子が悪い。
前回修理した際も、完全には直ってなかったので、そのうちダメになるだろうとは思っていたのだけれど、2000kmももたないとは思わなかった。いや、走行距離というよりはセルモーターを回した時間が問題なのかもしれないが…
とりあえず前回修理した後に、またダメになるだろうと思ってAliexpressで新品を買っておいたので、アッセンブリ交換する事にした。
手順は前回と変わらない。 ワンウェイクラッチの交換の為だけにオイルを抜いて作業するのも面倒臭いし、キャブレターセッティングの為にガソリンタンクも取り外しているので、車体を倒して作業することにした。

ちなみに、今回購入したスタータークラッチはコレで、送料負担があったが、今はコチラの送料込みのセラーがあるので、少しは安価に購入できるようになっている。

ウェイトローラーの取り外しまでは前回と同じなので省略。


今回はアイドラーギアも交換するので、ギヤ抜け止めのウッドラフキーを取り外さなければならない。

ネットで見ているとプライヤーで挟んで引っこ抜くと書かれていたので、手持ちの色々なプライヤーで試してみたが、全く抜ける気配が無い。
で、もう少し調べてみると、マイナスの貫通ドライバーで叩き出すというアドバイスがあったので、祈るような気持ちでやってみたところ、何とか外す事ができた。

取り外してからウッドラフキーとそれが嵌っていた溝の形状を確認して、なるほどと納得。船型になっているから、溝に対して水平方向に叩いてやれば、溝形に従って自ら浮いてくるのか。

ウェイトローラーからスタータークラッチアウターアッセンブリを外すと、ウェイトローラー側にダウエルピンの打跡が沢山残っていた。

ダウエルピンがアイドラーギヤと勘合する際に弾かれたりして、その際にダウエルピンが振れてウェイトローラーに当たっていたのかもしれない。

アイドラーギヤのダウエルピンとの勘合部分には、触って分かるような偏摩耗は見られないが、縞状の当たり跡があった。

なお勘合部分の直径は古い物よりも新しい物の方が0.18mm程小さい。ノギスで適当に測ったので誤差範囲かな…

そのアイドラーギヤの新旧比較。

溶接は古い純正の方が綺麗な気がする。
全体の厚みは同じだが、中華製の方はギヤの部分だけ少し分厚くなっている。

上記のように少し形状が異なるものの、問題無くシャフトに取り付ける事ができた。

ギヤ取付後、ウッドラフキーを溝に嵌め込む。シャフトに傷がつかないようにウエス越しにプライヤーで挟んで握りこめば、それなりの抵抗感はあったが、きっちり溝に刺さったようだ。

Aliexpressで購入した新品のスタータークラッチアウターアッセンブリーをウェイトローラーに取り付け、それにシャフトを挿し込む。
そのまま真っすぐ挿し入れてもダウエルピンがアイドラーギヤに当たって奥まで入らないので、ウェイトローラーを軽く押し込みながら、反時計回りにウェイトローラーを回してやれば、ダウエルピンがプッシュロッドを押して、奥に引っ込みやすくなる。
そして、ウッドラフキーとウェイトローラーの回り止め溝が合わさった所で、ウェイトローラーが奥までセットできるといった感じだ。
文章にすると、よく分からないが、実際にやってみれば分かると思う。 ただ、この方法はエンジンが寝ていないとできないだろうなぁ。

全部セットし終わったらネジやカラー、ダウエルピンの付け忘れが無いか確認して、クランクケースカバーを閉じる。今回はパッキンを新品に交換した。
購入当初からついていたプラスネジは既にネジ頭の溝が舐め掛けていたりして、あまり状況が良くなかった為、ステンレスのキャップボルトに交換した。

左側のケースカバーはM6の25mmが8本と35mmが2本…だったかな。
因みにアルミ母材にステンレスのネジを使用すると電蝕という現象が発生するが、母材のアルミの面積が十分に広ければ、分極作用で気にする程の腐食は起きないとの事。
それでも齧ると面倒臭いので、取り合えず全部のネジに薄くカッパーコンパウンドを塗布して締め付け。

あとセルモーター部分からのオイル滲みが酷いので、セルモーターのOリングも新品に交換した。

古い物は四角いOリングだったが、新しいOリングは丸型で色も違う。

ODO 7751km

 

 



2021年9月1日水曜日

ミラジーノ エアーフィルター交換 ODO 83671km

ミラジーノのプラグ交換をしてから70キロも走っていないが、前回部品を取り忘れて、交換していなかったエアーフィルターを交換する事にした。
といっても、交換したのは7月23日なので、1か月以上前の話。
ミラジーノのエアーフィルター交換はエアークリーナーボックスのクリップを外すだけのツールレス作業だ。
今回、使用するエアーフィルターはmonotaroブランドのAF-7011P。

値段が安いので、1~2万キロに一回ぐらいは交換しても良いかもしれない。

新旧のエアーフィルターの比較。

黒く汚れている方が古いフィルター。一応これでもエアーガンである程度綺麗にしているのだが、不織布にこびり付いた汚れは取れない。

新しいエアーフィルターに交換したからといって、体感できるほど調子が良くなったりはしないが、気分は良い。

ODO 83671km