2019年8月21日水曜日

Cygnus-X オイル交換 ODO 24027km

シグナスの走行距離が、前回のオイル交換から1800km程経過したので、オイル交換を実施した。
本当はもう少し早くオイル交換したかったのだけれど、なかなか距離が伸びず、結局我慢できずに2000km走行する前に交換する事にした。
前回交換したオイルはモノタロウの5w-30だったのだが、灼熱の中を長時間連続で乗るような事が無かったので、熱ダレもせず特に問題は無かったように思う。

で、今回入れたオイルは、先日母親のスクーターに入れたのと同じカストロールの10w-40。量が少し足りなかったので、貰い物の10w-30のオイルを100cc程混ぜて使用する。
貰い物のオイルの銘柄をよくよく確認してみると、ディーゼルエンジンオイルと書いていたが、まぁ普通の鉱物油だし大きな問題にはならないだろう。たぶん。

オイルを入れ替えると、エンジン音が少し静かになったような気がする。 オイルの粘度が上がったので、アイドリング回転数が少し落ちたのかもしれない。 加速時の騒音も少しだけ小さくなったような気がする。 エンジンの回転数上昇速度は遅くなったかもしれない。
まぁ、ヘタったオイルから新油に入れ替えれば、どんなオイルを入れても、気持ち程度は良くなった感じがするから、その程度の事だろう。
昔のように、「このオイルは凄い!」等と思わなくなったというか、変化を感じ取っても感動しなくなったというか…そんな感性の老化現象が物事を楽しく無くさせるんだろうなぁと思ったり。


ODO 24027km

2019年8月11日日曜日

Cygnus-X 右フロントフォークオイルシール交換 ODO 23850km

前回のブレーキパッド交換のコメント欄に書いた通り、右フロントフォークのオイルシールがダメになっているのか、結構な量のフォークオイルが滲み出てくるようになった。

こちらのフォークにはブレーキキャリパーやディスクが付いているので、オイルがフォークを伝って、ブレーキ回りに流れるのは気分の良いものではない。
取り合えず、気が付いた時点で、ダストシールとオイルシールの間に小さく切って丸めたペーパーウエスを挟み込んではみたものの、滲みが薄く延ばされるだけで、効果は微々たるものだった。
オイルシールに関しては、純正でも数千円程度の物なので、そちらを買えば間違いなく安心なのだろうけれども、せっかく自分でメンテナンスするのだし、中国製の安価な物の耐久性も気になったので、実験してみることにした。
購入はいつものとおりAliexpress。内径33mm、外形46mm、厚さ11mmのオイルシールとダストシールが2セットで送料込1027円。
オイルシールは緑色のものを選んだ。黒色の物と何が違うのかは、よくわからないが、値段は1.5倍ぐらいする。といっても2個で200円、1個100円程の値差なのだけれど。

シグナスのフロントフォークの脱着にかんしては、こちらこちらのホームページを参考にさせていただいた。
作業で最も時間がかかったのは、アンダーブラケットからフォークを抜くところで、フォークが三又から抜けないようにするためのクリップを外すのに、かなりの時間を要した。
結局、フロントカウルの前面パネルを外して、上からクリップ場所が見えるようにしてやり、下から精密ドライバーでクリップを外すという方法で落ち着いた。
下からだとクリップの状態が全く見えないので、上からのぞき込む事ができなければ、不器用な私の手では三又を車体につけたまま、フォークを取り外すのは無理だったかもしれない。
フォークが外れてしまえば、あとはT字ハンドルでバネを押さえつけながらクリップを外したり、オイルを抜いたり、オリフィスが供回りしないようにしながらボルト外したり、アウターとインナーをバラしたり、古くなったオイルシールを外して、新しいのを取り付けたりと、ごく一般的な整備なので説明は割愛。


フォークオイルはサービスマニュアルでは15番と書かれているらしいが、純正で入っているのが10番との事なので、その辺は考えない事にした。
スクーターでワインディングやジムカーナみたいな激しい走りをする訳でも無いし、フォークオイルの硬さなんて、乗り心地の硬い柔らかいでしかないと思っているので、最低限ダンパーの働きさえしてくれれば、それで問題ない。
というわけで、例によって代用フォークオイルの、投げ売りATFを使用した。硬さはたぶんG10程度だと思う。
フォークオイルの規定量は102ccとの事だったが、ATFの缶からプラのメスシリンダーに110cc注いでしまったので、そのまま全量投入。指定のフォークオイルを使ってない時点で規定量も何もあったもんじゃないので、油面高さも測定せず。
暑さとフォーク取り外しのイライラで消耗していたのと、日が落ちて手元が暗くなってきた上に、蚊にそこら中食われて、細かいところはどうでも良くなったのだが、押さえるべきところは押さえている筈なので、整備不良で死にそうな目にあう事は無いだろう…たぶん。

取り外しと逆の手順で車体に取り付けて試走してみたが、元がオイル抜けダンパーだっただけに、上記のような適当整備でも随分と乗り心地が良くなった気がする。
きちんと純正部品を使って、規定のオイルを規定量入れてやれば、もっと良くなるのかもしれないが、そこまで求めるならフォーク自体をもっと良い物に変えた方が良いと思う。
あと、当然オイルの滲みも止まっているので、中華オイルシールの耐久性に期待したいところだ。

ODO 23850km