2015年8月26日水曜日

NEC Aterm MR04LN

今更ながらsimロックフリーのLTEルーターを購入した。
miix2 8もSurface Pro 3も、結局のところネットに繋がっていないと使い勝手が悪くて仕方がない。
MR04LNの情報はネットで探せば溢れかえっているので割愛。 
個人的には通信速度やMVNO対応以外にも、5GHz帯の無線LAN対応やクレードルの有線LAN対応が非常に興味深い。
出先が田舎方面であれば2.4GHzの無線LANだけでも問題無いのだが、街中では2.4GHzは混雑しすぎて使いものにならない。 
ノートPCを小難しい顔をして触っている人が大量にいる繁華街の某カフェでは5GHz帯ですら混んでいたりする。 
そういう無線LAN事情もあって、最近はすっかり5GHz&有線がメインになってしまった。
またWAN側の回線はLTE以外にも、公衆無線LANが使える。 ワイヤレスゲートに対応しているから、それも使えれば少しは便利なのかな…アクセスポイントによってはWEPしかなかったりして、怖くて使えないけど。

simは今までNexus7に入れていたIIJmioの物を移設して使用。 容量制限のある高速モードと200kbps(366MB/3day)モードを、適当な端末から切り替えられる。 SNSやingress、Yahooカーナビ程度であれば、200kbpsモードでも十分使える。 
ただ、自宅では自宅の固定回線で通信してるし、不意のアプリケーションアップデートには気を付ける必要があるが、通常の使用では通信量が3GBを超える事は殆ど無いから、ずっと高速モードにしておいても問題は無いだろう。
IIJmioはコチラの「お友達紹介キャンペーン」経由で申しこめば、契約プランのデータ量が2ヶ月間だけ10%増量だそうだ。そして、紹介した方は一人あたり500円/月のインセンティブがある。まぁ、契約時の手数料が3,000円程かかるから、1契約あたり千円ぐらいのインセンティブは折込済みなのかもしれない。

さて、端末である。

電池は3.8V 2300mAh。スマホみたいにデカい画面を持っているわけでも無いのに、結構な容量の電池。当然、連続通信可能時間がスマホとはケタ違いだ。
 
製品名はMR04LN 3B。
この最後の3Bというところで、どこから購入したのか分かるそうだ。ちなみに3Bはamazon。
またディフォルトのSSIDやAESのキーが書かれている。
SIMを取り付ける場所は筐体の上側。 2枚挿せるようになっていて、切り替えて使う事ができるが、果たして使うような機会は訪れるのだろうか…
動画配信等に血道を上げているような向きにはauとdocomoのsimを挿して、電波状況によって切り替えて使ったりすると良いのかもしれない。

sim1のスロットにsimを挿入したところ。サイズはmicro sim。 プッシュロック式なので、振動で飛び出したりしなか心配だったのだが、電池蓋を見てみると、飛び出し防止の突起が付いていた。 なるほど、よく考えられている。


今回は有線LANが使いたかったので、クレードルのセットを購入した。
 
電源仕様は5V 1.5Aとなっている。 
ただし、MR04LNに標準で付属するACアダプターは5V 1Aなのが何とも…


ちなみに標準で付属するケーブルは、LANケーブルとmicroUSBケーブル。
どちらもモバイルを全く考慮していない太さで、「取りあえず付けておきました」感が半端ない。
ACアダプターとケーブル類は各自で信頼のおける物を別途購入した方が良いだろう。


試しにnexus7でbluetoothテザリングを行って、ingressを実行してみたが、全くストレスを感じなかった。
iPhoneはbluetoothのPANUプロファイルを持っていないから、残念ながらWi-Fiでの接続しかできない。 iPadやiPod TouchはPANU持ってるのにねぇ…

NEC Aterm MR04LN 3B LTE対応 モバイルルーター 【OCN モバイル ONE マイクロSIM付】 クレードル付属
 
NTTコミュニケーションズ

 

NECプラットフォームズ SIMロックフリー LTE モバイルルーター Aterm MR04LN ( デュアルSIM 対応 / microSIM ) PA-MR04LN
 
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2015年8月25日火曜日

年寄猫

家猫の平均寿命は15歳ぐらいだそうだ。
我が家の第一猫は既に12年目だったかな…まぁ、まだそこそこ元気に過ごしているようだが、寝てる時間は昔に比べて随分と長くなってきたように思う。
 
相変わらずマタタビ粉をふりかけた爪とぎ段ボールには興味津々だし、風呂上りには脱衣所に置いている洗濯機の上に飛び乗って、ブラッシングを要求してくる。
   
 

2015年8月21日金曜日

ENERMAX Minimo.Q (ECB1010)

メインで使っているPCのケースを新調した。
以前からMini-ITXのマザーを使用しているのだが、グラフィックボードのサイズの都合で、MicroATXのケースに入れていたので、机の横に置くと結構な圧迫感があった。
今回購入したのはドスパラ専売品のENERMAX Minimo.Q (ECB1010)というケース。電源無しで税込4500円程だ。盆休み中に店頭で確認した際には4000円弱だったのだが、あれはセール価格だったのかな。

サイズは(W)225×(H)186×(D)370mmと奥行きはそこそこあるものの、高さが200mm以下に抑えられているのは有難い。
この低ハイトを実現させる為に電源は前方に配置されており、熱が篭りやすい構造なのだが、見ての通り、外観と防音性を犠牲にして、あらゆる場所にパンチング加工が施されており、思いの外、熱は篭もらないようだ。
もちろん負荷によっては排熱が追いつかないかもしれないが、今回のマシンは省電力構成で組んでいるので、恐らく大丈夫だろう。
電源の配置はマザーボードの前側になる為、奥行きのある電源は使用できない。
ケースの説明には140mmまでと書かれているが、電源ケーブルの取り回しを考えると140mmでは厳しいかもしれない。
 
今回使用したAntecの380W電源「SU-380」は比較的短い電源だが、正立に取り付けると、ケーブルがマザーボードに干渉するので、倒立させて取付けしている。

電源の取付は正立でも倒立でも問題ないようにネジ穴が用意されていて、これはよく考えられている。

マザーボードの取付ネジはミリピッチ。このスペーサーのネジは規格が無いのか、ケースによってインチだったりミリだったりするので、気をつけなければならない。


ケースの高さは186mmなので、背の高いCPUクーラーや補助電源のコネクターが上向きに付いているグラフィックボードも取付け可能。

ケースの奥行き長さのほぼ全てをPCI-Expressの拡張カード用に使う事ができるので、多少長いグラフィックボードも問題なく取付け出来そう。


ケースに付属していた、マザーボードに取り付ける小型スピーカーは、基板は割れているし、ケーブルから髭がでていて、半田付け不良。見た瞬間にゴミ箱行きだった。


光学ドライブは外付けを使用するので、空いている5インチベイにHDDを装着する。 電源の直上に3.5インチのHDDを装着できるようになっているが、エアーフローを考えると、あまり良いとは思えないから、ここは2.5インチのSSDを取り付けるのがベターだろう。
背の低いCPUクーラーを使えば、CPU直上に3.5インチのHDDを装着する事ができるが、今回使用したCPUクーラーは背が高く、ケースの高さギリギリなので、HDDを取り付ける事ができない。
結局HDDの取り付けができそうなのは、5インチベイの場所だけだった。

電源とHDDのアクセスランプは極小でデザイン的に好感が持てるのだが、電源LEDの色が青色なのが不満。

正面から見ると結構眩しい。 正面以外であれば、左程気にならないが…常時点灯するランプを眩しい物にするのは、勘弁して欲しい。
HDDのアクセスランプはオレンジで、こちらは落ち着いた色だ。


このようにケース横のパンチング穴からグラフィックボードが良く見える。
取りあえずアイドル状態ではファンを極低速で回転させるように設定しているので、動画を見る程度の負荷であれば、電源ファンの音が少し耳につくぐらいで、静かなものだ。 3D系のゲームを始めると、穴という穴からファンの音が漏れてくるので煩い。 が、放熱は良好なようだ。
電源の排熱がフロントパネル方向なので、使用し始めると、フロントパネルが熱を持ち始め、室温28度でパネルの温度は41度ぐらいになる。
フロントパネルもメッシュ加工されているが、空気の抜けは良くは無いので、他の部品よりも電源の熱条件が一番厳しいのかもしれない。

Abeeの窒息ケースみたいに格好良くは無いし、定期的にケースを開けてブロアーで埃を飛ばす必要がありそうなぐらい穴だらけだけど、6面中5面のパネルを独立して取り外す事ができるので、メンテナンス性は小型のMini-ITXのケースとしては悪くない。 加工精度も安価な割にはしっかりしているので、分解組立しやすい。
結論として、このケースは買って良かった。 このケースを使うコツは、とにかく音が出る部品を極力避ける事。
パソコンもバイクも、普段使いで静音に心がければ、(使用者や周辺の気持ちの閾値次第だが)たまの爆音稼働は許容できる。
そもそも、安物タブレットでも出来るような事をしていて、ぶんぶん煩いと、使う気が失せるでしょ。

2015年8月19日水曜日

でぶ猫の近況

我が家の第二猫「はっちゃく」の近況

相変わらずのデブっぷりで、体重は12kg弱。

背中にも肉が沢山ついているので、仰向けになるのに何の躊躇もない。
腹肉が横にタレて、幅広になって、安定するから余裕の表情。


   

今月に入ってから、盆休み前まで、毎日のように第一猫のトイレの横に粗相をしていたのだが、お盆休みぐらいから、しなくなった。
やられそうな場所に物を置いて粗相し難い状況を作っているのが功を奏しているのか…
ただ、トイレの側が物だらけになって、第一猫は迷惑そうだ。 

2015年8月18日火曜日

面白い顔の猫

盆休み最終日、妹の家に新しくやってきた猫に会いに行ってきた。
事前に写真で見た第一印象は「ブサイク」な猫である。
実際に会ってみて、遊んでみると思いのほか愛嬌があって可愛いのだが、どうにも写真写りが良くない。
いったい彼の何がそんなに写真写りを悪くさせるのか…
写真を何枚か撮って検証してみた。

彼が最も不細工に写る角度の一枚。
全身が虎柄なのは別に珍しくもないが、顔の先まで 模様があって、鼻がピンクなのが原因なのか。

なので、上から見たら、普通の小柄な猫に見える。
 
やはり顔なのか…正面のアップ。 アップだと、結構愛嬌があってかわいい。
んー、瞳孔が小さいのかな…目が小さいのか? もう少し暗い場所だと印象が変わるかもしれない。
 
横顔。 耳が大きい。 
 
結局一時間以上遊んでいたら、あまり不細工に見えなくなっていた。 たぶん此奴は写真写りで損するタイプの猫だ。
足が大きいから、エサを沢山あげたら、ウチの猫ズのように、結構大きな猫になりそうな気がする。
ウチのハッチャク並に大きくなれば、耳の大きさも目立たなくなるだろう。

2015年8月15日土曜日

ファイルサーバーを更新する(DS215j編)

FreeNASの運用を早々に諦めて、SynologyのDiskStation DS215jを購入。

DS215jの入った箱は思いの外小さい。
本体はDS212jの時から同じ形状(というか使い回し?)で、HDD2台とマザーボードを納めて、エアーフローも考えたら、コレぐらいの大きさが限界だろうと思う。
 
樹脂製の筐体は少々安っぽい感じはするが、機能的には何ら問題は無い。寧ろ軽さや造形の自由度のメリットが勝っていると思う。
マザーボードやHDDを固定するフレームは金属製。

HDDはゴム製のマウントを介してネジ止めされる。 今回使用したHDDはFreeNASの時に使ってた生き残りの東芝MG03ACA300×2台。

HDDをとめるネジはゴムブッシュ分少し長めで、ねじ込み過ぎないように、ゴムブッシュの分はネジが切られていない。これはなかなか素晴らしい配慮だ。

HDDをフレームにとめたら、蓋をして、ビスで固定する。樹脂だから、まぁこんな物だろう。


DS215jのスペックはCPUが800MHzのデュアルコア、メモリーはDDR3の512MBといった程度。
前回組んだFreeNASとはスペックが雲泥の差なので、速度に関しては、ネット上で語られる程速いとは思えず、あまり期待していなかった。
電源を入れて、アレイの構築を始める。DSM5.2というNASコントローラーをインターネット経由でダウンロードしてインストールする。
昔のNASのようにアホみたいに待たされるような事も無く、殆どの作業は飯でも食って、帰ってきたら終わっている。

取り敢えずSMB3、AFP、WebDAV、FTPを使用するので、それらのサービスを設定。
自宅使用なので、NASのローカルにユーザーやグループを作成して、共有フォルダーを作ったら、先のユーザーやグループにアクセス権限を付与する。

設定が終わったら、先日FreeNASから退避させた大量のデータをDS215jに書き戻さなければならない。
少々うんざりしながら、コピー開始。Windows8.1からの書き込みなので、SMB3で転送されている筈。さて、その速度はというと、コンスタントに90MB/s程出ている。
なんだ、速いじゃないのさ。何のチューニングもしていない、すっぴんのFreeNAS(ZFS RAID5)で、Ave.80MB/sだった事を考えると、DS215j(RAID1)の速さはかなりの物だ。

インターネット経由でWebDAV(SSL)とFTPSでアクセスしてもらい、速度を見てみると、WebDAV(クライアントはNetDrive2)で20MB/s以上、FTPS(FileZilla)で10MB/s程度だった。
WebDAV(SSL)がコレほど速いのは意外だったが、FTPSが予想以上に遅すぎる。プロトコルの問題ではなくて、ソフトの相性の問題なのかもしれない。WinSCPなら少しは速度が変わるかな? 時間ができたら実験してみるとしよう。

DS215jはプラグイン方式で、様々な機能が拡張できる。
tomcatやjavaもプラグインでインストールできるようなので、前に会社のファイルサーバーに入れた全文検索システムFessも導入できる筈だ。 まぁ、家の中で使う分にはWindowsのエクスプローラーで検索した方が速いから導入はしないだろうけど。
プラグインで便利そうなのはクラウドストレージとの連携や、iOSやAndroidデバイスとの連携、パーソナルクラウドだろう。
ネットワーク系のプラグインでは、基本的な各種サーバー機能は一通り揃っているようだ。 といっても、家庭内で使う分には、DHCP、DNS、ディレクトリサービス等の諸々のサービスは必要無くて、サーバーを外部に公開する為のDDNSを使う程度。
DDNSクライアントはDSM5.2の標準機能として搭載されていて、Synologyが運営しているDDNSサービス以外にもいくつか使えるサービスがある。

電源管理関連では、起動時間とシャットダウン時間を設定できる。また、HDDの休止時間設定も可能。
サーバー自体を止める事は無いが、夏場のHDDの温度上昇を考えると、HDD休止は悪くないかもしれない。
実際に休止させてみたのだが、スピンアップしてから最初にデータを読み出すまでに少々時間がかかるので、FTPやWebDAVでアクセスする際、接続時にタイムアウトしてしまった。 二度目の接続で問題なく繋がったので、私的運用ではさして影響は無い。

このようにハイバネーション状態では、電源LED以外は消えてしまう。

こちらが稼働状態。
ローカルネットワーク上での使用ではハイバネーションに入っていると、SMBでは最初にディレクトリが表示されるまでに数秒待たされるが、スピンアップ完了後は非常に快適。

UPSのシャットダウン信号にも対応しているが、残念ながらオムロンのUPSには対応していない、USBケーブルを挿しても、機械名は取得できるものの、UPSとしては認識してくれなかった。NASからUPSの制御は諦めて、UPSには瞬断防止やサージプロテクターとして働いてもらう事にしよう。

さて、DS215jは一日中触って遊んでいられそうなぐらい機能があって、なかなか面白い、しかし、メインの仕事はファイルサーバーである。極力負荷をかけないように、機能は最低限必要な物に絞って運用しようと思う。 
当初はDLNAサーバーとして使う事も考えていたのだが、3TBでは動画を撮りためるには、少々心許ないので、稼働は見送った。

今のところAFP、SMB3、WebDAV、FTPSの何れも順調に動いている。
なお、アレイ構築処理やインデックスの作成が落ち着いた頃に、Windows8.1から1ファイル当たり100MB程度のデータを頻繁に転送しているが、リード・ライト共に、Windowsのファイル転送ステータス上では100MB/sを超える。
他の方のブログやホームページでのHDBenchの結果とは異なるが、転送時間を測った処、実際にそれぐらいの速度は出ているようだ。CPUやメモリーのスペックで、大したことないと侮っていたが、これは中々素晴らしいNASだ。
ローカルネットワークでリンクアグリゲーションが組める環境で、もっと速度が必要な向きにはDS415+が良さそうだが、私個人的にはDS215jとバックアップ用の外付けUSB3.0 HDDがあれば、今の処、十分かな。 

Synology DiskStation DS215j デュアルコアCPU搭載多機能2ベイNASキット CS5029 DS215j
 
Synology

 

Synology DiskStation DS415+ クアッドコアCPU搭載4ベイNAS CS4960 DS415+
 
Synology

 

東芝 MG03ACAxxxシリーズ ( 3.5inch / SATA 6Gb/s / 3TB / 7200rpm / 64MB / 512セクター ) MG03ACA300
 
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