2018年6月10日日曜日

XT225WE フロントホイール

前回は後輪のホイールを入手した話だったが、今回は前輪について。
前輪は人気商品の後輪と違って比較的安価に入手する事ができる。
それは初代セローから現行モデルまで、ブレーキディスク以外の変更が無いホイールなので、それなりに流通しているという事もあるのかもしれないが、程度が悪い物が多いという側面もある。
従ってセローのフロントホイールをヤフオクで購入する場合は見極めが重要となる。 結局は値段相応なので、手間暇を取るか金額を取るかみたいな感じだろう。
新品を購入しても2万円しないのだから、普通は安心安全確実な新品の購入がおススメという事になる。
で、今回はそんなセオリーは全く無視して、1000円で三又とフロントフォークとホイールとアクスルシャフトのセットが売られていたので、それを購入した。
千円なので、程度は察して然るべき状態…なのだが、予想以上にキていた。
スポークは振れ取りの練習も兼ねて、張り替える予定だったので、錆びだらけでも問題無い。
      
が、ここまで錆びているとニップルが回らない。多少回ったとしても固すぎて埒があかないので、ニップルレンチで緩めるのは一本目から挫折した。

サンダーでスポークを切っていけば早いのだが、屋内作業とはいえ、夜中の住宅地である事を考えると、流石にそこまでの騒音は出せない為、動作音が比較的小さいレシプロソーで切っていく事にした。

レシプロソー自体の音は小さいが、スポークが鳴るので、結局それなりに煩いのだが、サンダーで切るよりはマシだろう。
スポークが張られている状態だと、スポークやハブが暴れないので切断しやすいが、切っていく度に張力が無くなっていくので、最後の方は暴れそうになるハブとスポークを押さえながら切断しなければならないのが辛い。
36本全てを切断した時点でやる気メーターは0。風呂に入って寝る事にした。 こんな事なら、翌日の昼間にサンダーで切れば良かったんじゃないかと思った。

翌日。ハブからベアリングを抜去。

元々ベアリングは交換するつもりだったので、どのような状態であろうと問題無いのだが、それにしても全く回転しないのはどうかと思う。
そんなどうしようもないベアリングはパイロットベアリングプーラーでさっさと抜去するに限る。余りにも錆や固着が酷いと外輪だけ残してベアリングが割れる事も考えられるが、今回の物はそこまでは酷くないようで良かった。
パイロットベアリングプーラーはそこそこ高い工具だが、もう完全に元は取れたと思う。コンクリートアンカーを使ってベアリングを叩き抜くという手段もあるけれど、プーラーを使った方が圧倒的に楽だしスマートだろう。
で、そんな終わっているベアリングを抜くと、カラーが出てくるのだが、これがまた錆ている。アクスルシャフトが通る内側は綺麗なものだが、外側はガリガリ。錆びていても動作に支障は無い部分だけれど、折角なので錆を落としておこう。

本当はスポークだけ張り替えて終わるつもりだったが、ホイールの内側の表面処理が割れて、アルミ錆が発生していた。パンク修理材が漏れた状態で長期間放置したような感じだろうか…状態はかなり悪い。
表面処理された部分はささくれて、尖った状態になっていて、そのまま使うとチューブに穴を穿つのは必至。
表面処理が剥がれたアルミに塗装して、どれほど効果があるのかわからないが、何もしないよりはマシだろうという事で、貰い物のラッカーで塗装する事にした。
錆びた部分を研磨して均してから、表側に養生テープを張って、内側にプラサフを厚塗り。

最初は表側を塗る予定は無かったので、そうしたのだけど、スポークの穴からプラサフがたれてしまって、表側にも付着してしまった為、結局表裏両方とも塗る事にした。
プラサフが乾燥したら、表裏ともペーパーを当てて、後輪に色を合わせる為、安っぽいゴールドに塗装。 思ったよりも黄色っぽくなったので、乾燥させてからメタリッククリアを上から塗装すると、それなりの色に落ち着いてくれた。
   
ホイールを塗ってる間に、ハブも塗装する。こちらはプラサフで下地処理してからシルバーに塗装。
 
ついでに錆びたカラーも塗ってしまう。
これも濃いシルバーだったのだが、上からメタリッククリアを塗ったら、淡い落ち着いた色になった。
  
リムは重ね塗りしようと思っていたのだが、途中で塗料が無くなったので、塗装ムラが目立つ。しかし、どうせすぐに傷だらけになるので、気にしない事にした。
すぐに錆びるスポークも新品で綺麗な内にクリアーを塗装しておく。まぁ、これこそ無意味なのかもしれないが、何もしないよりはマシだろう。

塗装が乾燥したらハブにスポークを通していく。前輪のスポークは全て同じ長さで、首曲がりも同じなので、内外左右の区別は無い。
スポークの組み方を間違えないように大量に写真を撮っていたのだが、結局現物を見ながら組むのが一番分かりやすいという事で、現在セローに装着されている前輪を見ながら組んでいく。
組んだスポークは交点をテープで仮固定しておくと、リムを取り付ける時に絡まりにくくて作業しやすい。

取り合えず全てのニップルをスポークのネジが隠れるまで軽く締めて、仮組み完了。

ベアリングを付けなければホイールバランサーに取り付けできないので、この日の作業はここまで。

ベアリングが到着したので作業再開。 ベアリングは予め冷凍庫で冷やしている。
今回購入したのはNTNの6202LLU。接触型ゴムシールドタイプなので、高速回転には不向きで、接触抵抗が大きいタイプとなっているが、防水性に優れている。
バイクのホイールの回転速度など、ベアリングメーカーにしてみれば、十分に低速の部類に入るので、何ら問題無い。 また、リムやタイヤの慣性重量が十分に大きいので、ベアリングシールの接触抵抗など無視できるレベルだろう。
純正ベアリングはオープンタイプなので、シールの巻き込みを気にしているのか、ただのコストダウンなのかは分からないが、錆びてボロボロになるよりも多少接触抵抗が大きくても防水効果が見込まれるシールタイプの方が良い。
一旦シールを捲って、グリースの状態を確認してみたが、流石に国内メーカーだけあって、しっかりとグリースが封入されていた。これなら、しばらくはグリスアップする必要は無いと思う。

ベアリングをハンマーで叩きこむと、ハブのアタリまでベアリングが入り込んでしまうので、適当なソケットとボルト、ナットを使って圧入していく。
ブレーキディスクと反対側のベアリングはアタリにベアリングが接触するまで圧入し、カラーを入れて、ディスク側にもベアリングを圧入していく。
こちらはハブのアタリまで圧入してしまうと、カラーをベアリングで挟み込んで動きが悪くなってしまうので、最終的にベアリングがカラーに接触しないギリギリを狙って圧入していく。

ベアリングの圧入が終われば、あとはスポークニップルを締めこんでいきながら、ホイールの振れ取り。 器用な人はスイングアームに取り付けて作業しているようだが、ここ最近は振れ取り台も安価で売られているので、これを使ったほうが作業はしやすい。

ニップルの締め付けトルクは3Nmという事だが、そんな低いトルクに対応したトルクレンチは持っていないので、適当に締めていく。新品のニップルなので、リム側からプラスドライバーで締められるのが有難い。錆びるとねじ穴が舐めてしまって、ろくに回せなくなる。
自転車のホイールと違って、スポークの本数が多く、径も小さいから適当に締めていっても、それなりに振れは取れる。 左右のスポークの長さが同じなので、均等に締めれば、ある程度は整ってくれるから、あとは微調整をするだけだ。
結局ニップルを緩める方向では調整しなかった為、若干オーバートルクで締めてしまった感があるが、スポークが折れたら、その時はまた張りなおすとしよう。

当初は金リムのホイールを通勤用に使う予定だったのだけれど、今回購入したフロントホイールに、最初からリムロック用の穴が空けれられていて、塞ぐのも面倒臭いので、金リムのほうをオフロードタイヤ用として使う事にした。
ホイールの色を前後合わせようとすると、以前に頑張って装着した後輪のGP210を外して、ツーリストに交換しなければならない。 そして、ツーリストは現在、銀リムのホイールに装着されたままだ。
前後色違いのリムで走っていても別に良いのだが、できれば色は揃えたいし、そのうち気が向いたら交換するとしよう。

ヤマハ フロントホイールASSY ゴールド XT250 SEROW 3C5-25102-00-35
 
ヤマハ(Yamaha)

 

Garage.com1 1本6サイズ スポーク ニップルレンチ H145
 
海外

 

バイクパーツセンター ホイールバランサー ジャイロスタンド ホイールの振れ 調整 チェック 975132
 
バイクパーツセンター(Bike Parts Center)

 

2018年4月27日金曜日

DakotaPro タイヤ交換

専ら通勤快速号になってしまっているMTBのタイヤが減ってきたので交換した。
ブログの過去記事を確認すると、前に交換したのが2015年の4月なので、都合3年程使った事になる。

途中で他のタイヤを使ったりしてた時期もあったので、3年丸々使用した訳ではないが、室内保管だからなのか、ひび割れ一つせず、一度もパンクしなかったんじゃないだろうか…
結局のところ、このタイヤへの印象は購入した当時と変わっていない。 重たいし、30km/h出せばひたすら疲れる。
ただ人間側の体力の衰えもあって、速度を出して走る機会は減ったので、これはこれで悪くないタイヤだと思うようになった。
タイヤの太さやエアーボリュームのおかげで轍や縁石の段差に強くて、何度か助けられたし、なんといってもパンクしなかったので、通勤に使う分には信頼性が高かった。
そんなわけで、今回も安価で丈夫なshinkoのSR064を通勤タイヤに選んだ。
 
速く走りたい時には、ここ最近乗っていないロードバイクに乗ろうと思う。

2018年4月25日水曜日

Li-ionバッテリーの充放電器

超軽くて小さいLi-ion乾電池の充電器。
Banggoodで買ったのだけど、ヘッドライトやハンディーライト用に18650を持ち歩いている身としては、非常に助かっている。
USBで充電もできるし、放電もできる上に、小さいUSBメモリーから紐が生えているような形なので、デジガジェ小物入れに放り込んでおいても邪魔にならないのが良い。
充放電スピードは遅いけれど、とりあえず使えてる間は便利に使わせてもらうとしよう。
 

2018年4月22日日曜日

XT225WE 通勤用タイヤ IRC GP210

毎朝の通勤で信号待ちや渋滞で停車中の車の左、所謂路肩をすり抜けするのだが、シグナスだとセンタースタンドが縁石に当たってしまって、ギリギリまで左端を走るといった事ができない。
で、気が向いた時や、いつもよりも混雑が見込まれる日は、セロー号で通勤している。 最低地上高が普通のトレール車より低いとはいっても、とりあえずオフ車なので、普通の高さの縁石であれば、底を擦ったりする事は無いから、タイヤが縁石に当たる寸前まで左に寄れるので気分的に楽なのだ。
そんな訳で、舗装路を走る事が増えてきたので、折角、山用に買ったツーリストがみるみる減っていくのを見ていると、非常に悲しい。
じゃあ舗装路用のタイヤを履こうかというと、タイヤ交換が面倒くさいというのもあって、結局予備のホイールを買った。
購入価格10万円以下のセローに、高価な新品ホイールを履かせるつもりは無いので、中古のホイールなのだが、セローのチューブレスホイールは人気があって、相場がかなり高い。いくら安くても、新品の1万円安ぐらいでしか手に入らない。
それでも欲しくて、安いのを探して追いかけていたのだけれど、1年程見ていても相場が下がらないので、安価で買うのは諦めた。
  
最終的に入手したのはセロー250用のホイールなので、リヤスプロケットキャリアを付けないと、4JGのスプロケットが使えない。オフセット用のカラーを使えば使えるんだろうけど、探し方が悪いのか、どれぐらいオフセットすれば良いのか、情報が見当たらない。
とりあえず勉強代という事で、ヤフオクで鉄製のスプロケットキャリアを作って売っている方から購入した。

XAMのスプロケットキャリアも考えたのだけれど、軽さを求めるならスプロケットキャリアを使うよりもアルミのカラーにした方が余程軽いだろうし、何といっても3千円も高いので、安物のスプロケットが1枚買えてしまう。
タイヤを外して、ホイールの重さを量ってみたみたところ、重量は6.27kg。

チューブレス仕様のGP-210を買って装着。

チューブタイヤよりも少し硬い。
しかしレバーを入れるのと反対側のビードをホイール中央の溝にキッチり落としておけば、比較的容易に装着できる。
タイヤチェンジャーを使用すれば機械がタイヤを支えてくれるので、簡単に作業ができるのだが、手作業だとビードがリムにハマらないようにタイヤを支えたり抱えたり引っ張ったり、慣れないうちは大変。
タイヤを装着し終わったら、スプロケットを取り付けてみる。セローのスプロケットは外側に数ミリだけオフセットしているので表裏がある。
したがって、

こちらではなく、

この向きが正解…の筈。
この状態で、ナットを締めてスイングアームに装着してみたところ、スプロケット取付部のスタッドボルトがスイングアームに当たって、ホイールが回転しない。
どうやらセロー250の方がスイングアームのエンド幅が広いらしい。当たってる場所はスイングアーム下のチェーンガードを付ける為のステー溶接部なので、削ってしまっても問題ないのかもしれないが、スタッドボルトを切った方が簡単そうだったので、ボルトをサンダーではなく電動レシプロソーで切断。

ナットの頭とほぼ同じ高さにしておいた。スイングアームに当たらなければ良いので、長さは微妙にバラバラだけど、精度が必要な場所でも無いので問題無いだろう。
ついでに、スプロケットキャリアの厚みを計って、およそ同じ厚みのカラーを買って、スプロケットを装着してみた。
 
鉄の安いカラーだけだと内径が合わなかったので、樹脂のカラーを内側に圧入した。 アルミのカラーならもっと軽いんだろうけど…

オフセットは問題ない。問題は強度がどうなのかという所。
スタッドボルトだけでスプロケットを支える感じになる為、回転方向に対してはスプロケットキャリアと同程度の強度を保てると思うが、スプロケットに軸方向への力が加わった場合(岩がヒットしたり、チェーンとスプロケットの間に異物を噛んだりした際)、スタッドボルトだけで支え切れるのかどうか…
ダートを走らなければ大丈夫な気もするが、まぁ折角購入したのだから、素直にスプロケットキャリアを使う事にしよう。
リヤタイヤに関しては、これで終了。
通勤仕様なので、フロントスプロケットを14Tから15Tに戻す。
 
2千キロやそこらでは、14Tのスプロケットは殆ど摩耗していない。
チェーンをRKのノンシールから謎メーカーのOリング仕様に変更。

ノンシールチェーンを外そうとしたら、やたらとチェーンスライダーがカラカラ鳴るのでよく見てみると、スイングアームのピボットを隠す部分が割れていた。

チェーンスライダーの交換はスイングアームを外さないといけないので、面倒臭いんだよなぁ…とりあえず部品だけ注文して、機会があれば交換するとしよう。
前オーナーのメンテナンスがどの程度だったのか分からないが、今気が付いてるだけで、エンジンシリンダー部のオイル滲み、リヤサスのオイル滲み、フロントブレーキディスクボルト1本頭飛び、セルモーターのブラシ摩耗、スタータークラッチのバネのへたり、インシュレーターひび割れ。

さて、どこから手を付けていこうか…

NTB(エヌティービー) SPY-028R スプロケット
 
NTB(エヌティービー)

 

X.A.M Japan (ザムジャパン) スプロケットキャリアー YAMAHA PCY
 
X.A.M Japan(ザムジャパン)

 

フロントスプロケット 15T  セロー225 TDR50 TZR50 DT125 FZR250/R(-88) ブロンコ JTF1263-15T
 
JTスプロケット

 

バイクパーツセンター KMCゴールドドライブチェーン 428-120L シール式 クリップ リンク数120 XR100 CB125T 911107
 
バイクパーツセンター

 

バイクパーツセンター ゴールドチェーン 428 120リンク ヤマハ TW200 等
 
バイクパーツセンター