2024年3月11日月曜日

XT225WE オイル交換 ODO 9715km

先日、ふと気になってセローのオイル点検窓を確認すると、オイルの量がLOWレベルを切っていた。
そんなに回転数を上げて走っている訳でもないのにオイル消費が激しい。まぁ、壊れるまで乗れたらそれで良いと割り切っている車体なので、エンジンをオーバーホールしてまで直そうとは思わないんだけど、出来る事なら山の中で不動になるのだけは避けたいところ。
という訳で、まだ前回のオイル交換から2千キロも走っていないけれど、オイル交換を実施する事にした。
オイルは前回に引き続きAZのMEB-012。

正直、セローで2千キロ未満で交換するならコレよりもしょぼいオイルでもいいんじゃないかと思う。今はモデルチェンジして、このオイルは売っていなくて、同程度のグレードのオイルが少し高くなっているから、今手元にある在庫が無くなったら、別の銘柄を探してみるかな。
抜けたオイルはそこそこ汚れている。特に乳化したような痕跡は無いが、オイル自体が柔らかくなっているので、未燃焼ガスの吹き抜けが多いのかもしれない。

この日は色々と忙しかったので暖機運転もせずにオイルを抜いたのだが、オイルが柔らかくなっていたからなのか、ほぼ全量抜けたようで、オイルフィルター未交換状態で規定量1Lのオイルを入れて、オイル点検窓の丁度真ん中あたりのレベルになった。
これでもうしばらくは乗り続けられるだろう。
オイル交換ついでにチェーンオイルを塗ったり可動各所にオイルを注したりして、自己満足整備完了。

ODO 9715km

2024年2月4日日曜日

2BH-CA4AA オイル交換 ODO 37567km

そろそろ実家のスクーターのオイル交換時期だろうと思って、親にODOメーターの距離を聞いたら37000kmを超えているとの事だったので、今週末にオイル交換に行ってきた。

ODOメーターは37567km。前回のオイル交換が34668kmだったので、凡そ2900km。
今回でmonotaro 5w-30の4L缶が空になったが、既に新しく同じオイルを入手しているので、次回のオイル交換までに実家に持っていくのを忘れないようにしよう。

この時期はエンジンが温まり切らないうちにエンジンを切る事が多いのか、ほぼ確実にレベルゲージに乳化したオイルがこびりついている。最初は気にしていたのだが、親のスクーターの使い方からして防ぎようがないし、既に38000km弱走っていて体感できるような不具合も無い事から、とりあえず動いていればどうでも良いと思えるようになった。
廃油はそれなりに汚れていたが、特に金属粉等は見受けられない。廃油受けのオイル吸収素材は、あと1回分は吸収できそうだが、念のために次回には新品の廃油受けか廃油運搬用の空の4L缶を準備するかな。
そんなわけで、オイル交換は恙なく終了して、特にケガをするような事も無く終了したのだが、そのあと実家の猫にかまれたり引っかかれたして結局手をケガしてしまった。

ODO 37567km

2023年11月28日火曜日

Cygnus-X オイル交換 ODO 39137km

先々週の土曜日(11月19日)にシグナスのオイル交換を実施した。
前回のオイル交換が3月12日なので、凡そ8か月で2315km走行した事になる。通勤で使っているとはいえ、セローや自転車、車なんかも併用しているので、なかなか距離は伸びない。
廃油はそれなりに汚れてはいるものの真っ黒といった風でも無く、あと700kmは使えたかなぁと思いながら交換。

前回使用したオイルはG2だったが、今回はAZのMEB-012(10W-40)。

オイルジョッキにだいたい900cc入れてからシグナスに注油。
今使っているオイルジョッキは大澤ワックス(BOLL)のオイルジョッキで、購入当時は先細のノズルの物が売られていたのだが、今は普通サイズのノズルになっている。バイクのオイル注ぎ口は小さいので、先細のジョッキのほうが使いやすいのに、全く再販される気配が無い。
まぁ、バイクの販売台数自体が減っているから、先細ノズルのオイルジョッキの需要も無いのかもしれないけれど…ジョッキ本体は今の販売されている物と共通らしいので、このジョッキのノズルだけは使いまわしてでも大事に使わなければならない。

それはさておき、シグナスを2013年の9月下旬に購入したので、早10年経過している。距離もまもなく4万キロといった所だが、今のところ駆動系や内燃系に不具合は見られない。 ただ、室内保管といえども外装はどうしてもヤレてくるようで、特に樹脂部品がが白ボケてきたり、艶がなくなったり、折れたり、割れたり、減ったり…徐々にだがみすぼらしくなっていく。
オイル交換のついでにアーマーオールをベッタベタに塗り付けてみたが、焼け石に水というか、効果が無い訳ではないがそれなりだ。

ヒートガンで炙って油分を析出させるという最終手段もある事はあるが、見栄えの為に樹脂の劣化を促進させるのも違う気がするし、次はアーマーオールじゃなくて、シリコンオイルそのものを塗り付けてみるかなぁ。
ODO 39137km

 

 

 

2023年10月15日日曜日

XT225WE 久々の美山方面ツーリング ODO8940km

中距離のツーリングなんて、本当に数年ぶりかと思うのだが、先週の土曜日にソロで行ってきた。
目的はPWK28に交換したセローをツーリングに使った際の燃費を測定する為だ。
通勤で使う分には概ね28~29km/Lで、セローユーザーがネット界隈で書いているような35km/L以上なんてのと比べるとあまり良いとは言えないけれど、まぁ使用状況や運転の仕方が違うのだから比べても意味が無いかなぁと思ったりもする。シグナスも似たような燃費なので通勤でこれ以上燃費をケチろうと思ったら、カブを買うしかない。

さて、久々に美山方面へツーリングに出かける事にした。過去のブログ記事を漁ってみると、最後に美山方面に行ったのが2017年7月っぽいから、なんと5年以上ぶりだ。
で、なんで美山方面に行く機会が減ったのかなぁと考えてみたのだが、実際に走ってみて思い出した。
片道1車線の快走路で後ろに10台以上の車列を作っても平気で先頭をトロトロ運転したり、何の予兆もなく右左折したり、変なところで加速したと思ったら訳の分からないところで減速したり、とにかく運転下手のサンデードライバーや認知症ドライバーとの遭遇率がやたらと高いのがストレスフルで林道遊びに逃げたんだった。 自分もボケてきたらあんなのになるのかなぁと思えるぐらいの歳になってきたので、昔程はストレスは感じないが、その頃には小排気量のバイクで一日300km以上走ったりする体力は無くなっているかな…

往路は新御堂筋~箕面有料~R423~亀岡~R477~京北~R162~美山~堀越峠~小浜。

堀越峠はトンネルを通らずに旧道の林道を走ってみた。GP210で特に減圧せずに走行してみたけど、フラットで締まった路面であれば普通に走行できる。

二駆の軽トラが走れる程度のダートであれば、まず問題になる事は無いだろうなと思えた。


小浜までツーリングに出向いたのは9年ぶり。到着した時間も遅かったので、今回は鯖寿司にありつけず、土産物屋で粉末出汁入りの塩だけ購入して帰る。

そういえば小浜漁港に「御食国若狭おばま食文化館」なんてものが出来ていたので寄ってみた。如何にもハコものな感じだったけど、入場料は無料だし、夏場や冬場のツーリングの休憩場所としては悪くない。

足湯や温泉、食事処なんかも併設されている。個人的には展示物は一度見れば十分なので、座ってのんびりできるスペースがもう少し広くとられていれば良いのになぁと思った。 まぁそういう目的の建物ではないのかもしれないけれど。

帰路はR162で美山まで戻った後に日吉ダム方面に抜けて船岡から府道25号で亀岡へ。R423~箕面有料~新御堂筋といった経路で帰宅。
使用ガソリン量は11.43L、走行距離は351.9km。

19km弱は通勤で使ってしまっているので、ツーリングだけなら333kmぐらいかな。燃料消費も10.8Lといったところか。概ね30km/Lという事で、通勤とツーリングで殆ど燃費に差が出ない事が判明した。 4JGの燃料タンク容量が10Lなので、航続距離は300km未満と。うーん、学生の頃に乗っていたSRV250の方が燃費が良いのは何故なのか…

2023年9月18日月曜日

XT225WE PWK28 キャブレター調整 ODO 8483km

ここ最近は専ら通勤で使われているセロー号だがPWK28のカッタウェイを交換してからは、多少のトラブルはありながらも快調に走っている。
通勤に使っていると、アイドリングから低回転域の安定性は精神衛生的に重要な要素だ。信号待ちで突然エンジンが止まったりしたら辛いでしょ?
というわけで、CA 3.5の時よりはなんとなく低回転域でのパンチ力が弱くなったような気はするものの、現在の状態は気に入っている。
ただ、恒常的に発生する問題として、エンジンの回転数が高い状態が1分程度続いた後にアクセル全閉にするとエンジンがストールするようになっていた。
アフターファイヤもバックファイヤも出ず、ただポコポコと音がしてエンジンがストールする。 一度止まってしまうと、10秒ぐらいはセルを回さないとエンジンがかからないので、例えば大阪中央環状線の高架部を走行中してから地表に降りるようなよくあるシチュエーションでエンジンが止まってしまって、結構怖い目に合ってしまう事から、どうにか対処する必要があるとは考えていた。
しかし情報の探し方が悪いのか、それともそういう症例が少ないからなのか、ネットでは全く同じような症状の情報が見つからなかった。
アイドリングはエンジンが冷えていようが暖まっていようが、すこぶる安定しているので、エアースクリュー(以前までパイロットスクリューと勘違いしていたけれど、PWKはエアースクリューが正解)は大丈夫だろうと思っていたのだが…

こちらのサイトに症状別のキャブレターセッティングの方法が書かれていたので、確認してみると、エンジンを4000回転に保った状態から、スロットルを一気に戻した際にエンストする場合の対処方法が「パイロットスクリューを緩める」と書かれていた。PWKにはパイロットスクリューは無いのだが、パイロットスクリューを緩めるという事は、即ちエアースクリューを締める方向での調整になるので、とりあえずエアースクリューを1/4程締めてみる。 当然アイドリング回転数が落ちるので、アイドリングスクリューを緩めて、アイドリング回転数を調整する。
因みにキャブレターセッティングの際のセオリー通り、エアースクリューを全閉から1回転半戻し程度で、エンジンがアイドリングするように調整して、そこからエアースクリューを少しずつ戻していって、アイドリングが一番高くなる場所を探って調整していたつもりだったのだが、どうやら、その方法だと混合器が薄くなりすぎるようなので、そこら辺は走りながら微調整が必要になるのだろう。PWKを4ストエンジンで使った場合、ジェットニードルの番手やクリップ位置でもアイドリング付近のセッティングは変動するようだし。
で、結果はというと、全く効果無し。
っていうか、これってガソリンの供給が追い付いてなくて、単純にガス欠でエンストしてるんじゃないの?と思って、ガソリンコックをONからRESに切り替えてみたが、これも効果無し。
ガソリンタンクの底にあるガソリン吐出口にあるフィルターが詰まっているのかと外してみたら、ガソリンコックON側の切り替え用の樹脂パイプが外れていたので、ガソリンコックがONだろうがRESだろうが、リザーブまでガソリンを使い切ってしまう仕様になっていた。まぁ、これは今回の件とは直接は関係ないだろう。小一時間かけてON用のパイプをガソリンタンクの底から拾い上げて、吐出口に取り付けた後に元に戻す。
因みにフィルターやガソリンラインに詰まりは一切無く、キャブの給油口からホースを外してガソリンの供給速度を確認してみたところ、十分な速さでガソリンが吐出されていた。
原因が分からないままホースをキャブの給油口に挿入し直して、ガソリンコックを開けてみると、どうにもフロートチャンバー内にガソリンが入ってくる速度が遅い(半透明の樹脂製フロートチャンバーに交換しているので、ガソリンが溜まる様子が見える)。
もしかしてキャブの給油ラインが詰まっているのか…掃除したつもりだったんだけどなぁ。とはいっても他に原因は思い浮かばないし…というわけで、PWKを車体から取り外して、パーツクリーナーでキャブ内の給油ラインを掃除。 あと、オーバーフローが怖くてフロートレベルを下げすぎているような気がしたので、もしかするとフロートが下がってもバルブが開ききっていないのかもしれないと思いフロートレベルを元に戻した。
キャブを車体に装着しなおして、ガソリンコックを開くと問題無い早さでガソリンが供給されるようになり、また油面も問題無いところで落ち着いたようだ。
早速、試走してみたところ、高回転域で数分走った後にスロットルを全閉にしてもストールしなくなり、アイドリングも安定するようになった。

不具合の原因は分かってしまえばどうという事も無いのだが、判明するまでは試行錯誤の連続で気持ちが折れそうになる。今回の不具合の原因なんかもフロートチャンバーを樹脂製のものに交換していなければ気付きもしなかっただろうし、原因が分かったのは殆ど運のような物だろう。
キャブレターを交換してから2年かけてようやく純正キャブレター並みの信頼性に落ち着いた。 趣味じゃなければやってられないし、若いころなら途中で投げ出していたか、集中してもっと早くにセッティングを出していたか、或いは弄り壊していただろうなぁと思う。
現在のセッティングは
CA #5.0
MJ #120
SJ #38
JN N68A
NC 3段目
AP 閉
エアースクリューとアイドリングスクリューの設定はセオリー通りアイドリング回転数で調整している。単気筒のシングルキャブだから同調を取る必要もないし調整が楽で良い。

今回の整備の副次的な効果としては、ガソリンコックのON側が意味を成しておらず、それを修理したので出先でガス欠になってしまう事を未然に防ぐ事ができたという事だろうか。

何にしても、これで安心して新御堂筋や大阪中央環状線、阪神高速を走る事ができるようになったので、久々にセローで日帰りツーリングにでも出かけようかな。

ODO 8483km