2011年7月14日木曜日

KLX125 涼を求めて北陸地方ツーリング 2日目



初日、カイザーベルク穂高に到着した時間が遅くて、宿の様子をじっくり見ていなかったから、出発前に外を軽く見回ってみました。

屋内駐輪場には一通りの工具が揃っていて、洗濯機や乾燥機も置いています。洗車場も完備で高圧水洗できるようになっていました。

ラウンジに置いている雑誌はバイク雑誌ばっかりですし。 流石はレッドバロン提携の宿。バイクユーザーをターゲットにしてるのが、すごく分かりやすい。
そうそう、朝食は800円でした。カツカレーセットが1200円なのにパンとサラダとヨーグルト・フルーツとコーヒーのセットが800円? まぁ、普通か…夕飯がリーズナブルなだけに、妙に高く感じるけど。
結局飯代と入泉料、その他で2500円の支払い。宿泊費がタダだったから、かなり安い。宿泊費払っても7500円ぐらいだから、まぁ普通でも安いんだろうけどね。

穂高の涼しさを満喫したので、午前8時過ぎにチェックアウトして、木祖村は薮原方面へ移動開始。目的は「お六櫛」。頼まれていた土産を購入する為なんですが、帰りは野麦峠を通りたかったので、悪くないコース取り。
NV-U37にナビってもらうべく、最短コースを選択すると、地元民も殆ど通らないような裏道コースで行程の半分を走って、途中から「日本アルプスサラダ街道」とかいう一寸恥ずかしい名前の県道を走った後にR19へ。
薮原の道の駅で目的のブツを購入し、野麦峠に向かって走ります。

基本的に岐阜と長野を結ぶ一般道はあまり無くて、前日に走った安房峠と野麦峠、長峰峠ぐらいなんですよね。乗鞍岳は通れないし。もっと南の方へ行けば色々ありますが…折角山の中の涼しい場所に来てるのに、わざわざ暑い場所を走って帰るってのもねぇ。

で、野麦峠です。

初めて野麦街道を走ったのですが、旧江戸街道なんて言う割には、1.5車線ぐらいの道が延々と続く狭い街道です。こういう道を走ってると、昔の人はこんな山の中の街道をどうやって迷わずに往来したのかと感心してしまう。 私などはナビがあっても、方向が怪しくなってくるというのに…
野麦峠から見える山(乗鞍岳?)にはまだ雪らしきものが残ってたり。やっぱり標高が高いってのは凄いなぁ。

野麦峠を越えたらR361を経由してR41へ。

R361へ抜ける際に、ショートカットできそうな道があったので、入ったら、ダート。KLX125だから問題はないのですが、メイン道路以外はいつダートに突入してもおかしくないという事なんだろうな。コレは。
CBF1000で来る時は素直にメインの道を走るように心がけよう…
R41を南下して下呂温泉へ行こうかどうか考えたのだけど、温泉ならCBF1000でも行けるしなぁという事で、R257へ入って、せせらぎ街道へ。
R257の北側は国道なのに地図上は切れてしまってる道で、実際にどうなってるのか興味があったんですよね。
せせらぎ街道を走っていくと、途中からダートになって、細かく色んな方向へ分岐しています。その色んな分岐ルートを次々と当たってみたのですが、ループして元の道へ戻ったり、行き止まりだったり。











もっとも有力な候補の道は土砂崩れで先へ行けず。土砂崩れの先には道っぽいものはあったんですけど、果たしてその先はあるのかな?どうなんだろう。 ただ、景色は結構見ごたえがありました。

そんなダート道を30分程走って、やっとタイヤが滑る感覚にも慣れてきたかなぁと思った頃に撤収。もうちょっと遊んでいたかったけど、流石にこれ以上は時間的に厳しい。結局北側へは抜ける事ができませんでした。

そんな感じで、元来た道を戻っていく途中、リヤタイヤの空気が抜けている感触がお尻に伝わってきます。道の駅「パスカル清見」付近の路肩で後輪を見てみると、どうやらパンクしている模様。激しく抜けている様子は無いので、空気を入れてみたけど、やっぱり無理で、パンク修理を実施する。

原因は釘のようなモノ。見事にタイヤの内側まで貫通しております。

今回は幸い予備のチューブも持ってきてるしね。と調子良く修理してみたものの、どうもチューブのサイズが太いようで、タイヤをタイヤレバーではめ込む際にチューブを噛みそうになる。

twitterでも書いたのだけど、IRCのチューブサイズには90/100-16というサイズに適応したチューブは無いので、適当なサイズのチューブを買ったのがマズかったらしい。応急修理の事を考えれば、失敗確率の少ないサイズを選ぶべきだった。次回からは「2.75/3.00-16」を買って持っていく事にしよう。「3.25/3.50-16」は太すぎるようだ。

結局タイヤレバーだか、タイヤとリムの間だかにチューブを噛んでしまったのか、激しくチューブを破壊してしまって、新品のチューブはものの10分足らずでゴミと化しました。
とりあえずパンクしたタイヤで道の駅「明宝」まで走って、前のパンクしたチューブを修理して再利用する事にしました。

冠山の山中でパンクした際に修理を試みたオフロード用の強化チューブ(?)は天然ゴムだからなのか、ゴム糊がやたらと付きにくい感じだったのだけど、今回の「普通のチューブ」はバッチリ接着。普段使い程度なら強化チューブじゃない方がいいねぇ。とか思いながら、初めから修理して使えばよかったと、一寸後悔してみたり。

最悪20時までならレッドバロンのレスキューを呼ぶ事ができるので、まぁ、何とかなるんだろうけど、最寄り店舗が「関」店だから、無茶苦茶待たされそうだったし、トラブルもツーリングの醍醐味だよねとか、自己満足に浸って19時過ぎに修理完了。


流石に予定時間を大幅に超えるトラブルのお陰で、この後の道程は、大阪へ直行ルート。どうせ真っ暗で景色も見えないし、日が落ちて、ある程度涼しくなってるので…
関→岐阜→大垣→関ヶ原→米原→大津→京都→第二京阪側道てな感じで帰宅です。

そうそう、前回のパンク修理キットの中で足りなくて困ったのが、簡易メンテナンススタンド。山の中ならでかい岩でも代用できそうですが、都合の良い岩を探すのも面倒ですし、普通の道だとそんな岩も無いですから…今回はその教訓を生かして、用意して行きましたよ。長さ30cm弱のアルミのパイプが連結できるようになってて、KLX125程度の重量なら支えられる強度が確保できる代物。

その正体はフローリングモップの柄。

近所のホームセンターで500円程度の品で柄の長さを調整する為に、連結できるアルミパイプが3本入ってます。その内の2本を拝借しました。この程度なら、パンク修理工具キットになんとか入ります。
余ったパイプとフローリングモップ部分は繋いで短めのモップとして有効活用しております。

二日間の総走行距離はメーター読みで988km。使用燃料24.78L。燃費は39.87km/Lってな感じです。もう少し伸びて欲しいんですけどねぇ。まぁ、標高が高い場所とか林道っぽい場所を走った割には、それなりに伸びたほうなのかなぁ。

2008年の6月に買ったシンテーゼ13が今回のツーリングで壊れてしまいました。

随分過酷な使い方をしていたので、思いの外長く使えたなぁと思います。
次はオフロードバイクで使えるライディングシューズを探さないと。やっぱりガエルネのタフギアが定番ですかね?

[ガエルネ] ライディングシューズ ToughGear/タフギア ブラック 2393-001 / ブラック / 27.5cm / 2393-001
クリエーター情報なし
ガエルネ

ちなみに、タフギアは以前試履したんだけど、普段履いてるサイズよりも1cm大きいのを買わないと、結構きつかったんですよね。シンテーゼなら、26.5cmなんだけど、タフギアだと27.5cm。やっぱり身につけるモノはは試着しないとダメですな。

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