2011年7月14日木曜日

KLX125 涼を求めて北陸地方ツーリング 1日目



KLX125を買った際にレッドバロンに頂いた「カイザーベルク穂高」という宿の無料招待券の期限が7月17日までだったので、大阪の灼熱地獄から逃れるべく、山奥へ出かける事にしました。
とりあえず目的地は決まっているので、あとはコース選びです。
5月に雪に阻まれて、越えることが出来なかった冠山峠を越え、乗鞍岳の脇を走って、長野県松本市へ抜けるという大雑把なルートを決めて、出発。
今回は未舗装路を走る予定は無かったのですが、一応パンク対策装備を準備。手斧、予備のガソリン1リッター、雨具、iPad2、NV-U37、着替えを持っていきます。

未明に出発して、夜明け頃に冠山へ到着する予定が、出発時間が7時半。思いっきり通勤ラッシュタイムに当たってしまったのですが、都会から離れていく方向はそれほど混んでなくて、国道8号線以外はスムーズに移動できました。 長浜から徳山ダムまでは国道303号線を快走。
 

この辺りまで来ると随分涼しくなってきてるのですが、さらに冠山峠まで北上します。

以前倒木や雪なんかで苦労させられた道は、倒木は撤去されて、雪は溶け去っていて、なんの変哲もない舗装林道になっていました。 そんな感じで、苦労する事もなく冠山峠に到着。いや、途中道を間違えて引き返しましたが…






冠山峠から福井県側へは車止め…というか柵があって、通行止めになっていましたが、例によって柵の端の部分は開いていて、二輪車が通った形跡があります。

そんなわけで、先へ進みます。 ちょっとも行かない内にローダーが止まっていて、1人だけ作業員のオジサンがいましたが、特に止められる事もなく、通過。 まぁ、道幅の殆どを占有する大きさのローダーだし、こんなのが居たら車は通れないよなぁとか思いながら先へ進むと、今度は土砂崩れで道が塞がれています。が、こちらも作業用車両を投入する為なのか、ある程度慣らされていて、オフロードバイクなら難なく通過できる程度になっています。



こんな感じで、多少の難所はあったものの、拍子抜けするぐらいあっさりと冠山峠を通過してしまいました。

R476からR158へ。


安房峠を越えて岐阜県から長野県へ。

安房峠は標高1800m弱なのですが、KLX125だと、流石に厳しい。というか、標高1000m以上になると、緩い勾配の登り坂でもトップギヤでは失速してしまうんですよね。 しかし、FIのお陰でその程度で済んでしまっているのが有り難かったです。キャブだと、1速とか2速でしか登れない状況になってるでしょうし。この辺は流石インジェクション。

この辺りの道はロックシェードやスノーシェードが沢山あって、冬場の雪深さや落石の多さを感じさせます。スノーシェードは鉄骨製で赤色に塗装されていて、ロックシェードは鉄筋コンクリート造りになっているようです。
乗鞍高原へは長野県側からなら自家用車で入る事ができるのですが、岐阜県側からは自家用車進入できなくなってるんだったかな。要するに乗鞍岳は一般車両進入禁止って事で。今回は時間が無かったので、乗鞍高原には行かず仕舞い。この辺りはCBF1000で行ける場所なので、今度は大きいバイクで行きたいですね。

そのまま松本まで抜けて穂高へ。松本市内で既に夕暮れ。チェックインは20時までという事だったので、寄り道せずに宿まで直行します。

結局カイザーベルク穂高に到着したのは19時50分頃。本来であれば、食事の用意は無理な時間なのですが、食材がまだ残っていたようで、食事を頂く事ができました。カツカレーセット+グラスワインで1200円也。

穂高は避暑地だけあって、窓を開けてるだけで涼しくて、晩ご飯を食べた後、温泉に入って、部屋でゴロゴロしていれば汗一つかきません。この日の大阪は猛暑だったらしいので、涼しさを求めてツーリングに出かけたのは正解だったかも。
流石に疲れてたのか、日付が変わるまでに就寝。

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