2011年5月5日木曜日

KLX125 岐阜県揖斐川ダムめぐり その2 徳山ダム


横山ダムを後にして、さらに揖斐川を上流へ向かって走って、いくつかのトンネルを越えると、それは、もうダムとは思えないような風体の物体が見えてきます。そう、ロックフィルダムの徳山ダムです。

この日の山の下のほうの気温は20度前後だったのですが、流石にこの辺りまで来ると気温は15度。少々、肌寒い。

2007年に完成したばかりの、新しいダムなのですが、その規模の大きさゆえに、着工自体は1971年と私の生まれた日よりも前だったりします。
非常用洪水吐からは放流されていませんでしたが、ロックフィルダムらしい、なだらかで、かつ高低差のある迫力ある眺めでした。

ゲートは常用、非常用が二門ずつで、四門あります。

このダムを作るときに使ったダンプカーのタイヤが展示してあったり。
 大きいなぁ…さすがに。
ダムの上流側には徳山湖が広がります。総貯水量は6億6千万立方メートルで日本最大。

ちなみに発電施設はまだ完成しておらず、現在工事中だったりします。

堤体の岩に直接触れることが出来るように観光用の階段や展望台が設けられていて、下流側の堤体を間近に見る事が可能です。

汚くて申し訳ないけれど、私の履いている靴と、岩の大きさとの比較。この程度の大きさか、もう一、二まわり大きい岩が堤体一面に敷き詰められている訳です。 コレばかりは現物を見ないと分らない迫力。 本当に圧巻です。
堤体の上の通路もまだ少し工事中なのですが、歩行者が入ることは可能です。堤体の上には岩が置いていて、それをやたらと太い鎖で繋いでいます。単なる柵じゃない所が、デザインされているなぁと感じますね。堤体が急峻じゃないから出来る技ですね。

ラジアルゲートはワイヤーで引っ張って開放するのですが、滑車の大きさとワイヤーの太さは、その隣にあるドアノブの大きさと比較すれば、だいたいの感じはつかめるかと思います。

新しいダムで、観光資源化している多目的ダムということもあって、管理事務所も綺麗ですし、展示物も多いです。
 
詳細な内容は「独立行政法人 水資源機構 徳山ダム管理所」、Wikipediaダムマニアさんのサイトを御覧下さい。

写真のスライドショーはこちらを御覧下さい。

その3に続く

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