2013年9月28日土曜日

Cygnus-X スクーター購入

KLX125を売ってしまったので、通勤で使うバイクを新たに購入した。バイクというか、所謂原付二種スクーター。
スクーターはMyBuBu以来なので、慣れない内は加速したいと思った際に、つい左手を握ってしまうし、左足がシフトダウンしようとする。ステップ荷重ができないし、ニーグリップもできないから曲がるのが怖いしで、散々である。 100km弱乗って、やっと頭の切り替えができてきた。
今回購入したのはシグナスX-SRで、「SR」が付いていない物よりも、大きなフロントブレーキキャリパーと、イニシャル調整が可能なリヤサスペンションが特徴。

あとはエンブレムとか細かいところで色々違うようなのだけれど、個人的にはどうでもいい。

乗り心地は固め。KLX125と比べること自体間違ってるが、ちょっとした段差でも結構な衝撃が伝わってくる。

KLX125だとタイヤを縁石ギリギリまで寄せてもステップが縁石を跨いでくれるので、路肩のスリ抜けが容易だったが、スクーターは最低地上高が低い上に、カウル、フットステップ、スタンドが横に張り出してるので、スリ抜け能力は今一つ。
ちなみに災害対策用にKLX125を買ったという側面もあるのだけれど、それに関しては正解だったような気する。 走破性、渋滞対処能力、燃費、足つき性、メンテナンス性、維持費等、学生の頃、神戸の震災で体験した範囲で想定される状況には、ほぼ対応できる事が実証できた。
そんな感じで、それなりに気に入って使っていたKLX125だが、TS125Rを入手した事、それから身近にオフロードバイク仲間を増やしたいという思いから、知り合いに譲る事となった。

もとい。シグナスの話だった。それこそ街中でそこら中走ってるスクーターなので、今更書く事も特に無い。今年のモデルからデザインが多少変わったらしいが、社外品の安い外装が使えないとなると、コケた時の修理代が嵩むので、一長一短かと思っている。 ただ、折角新車で購入したので、購入記念に写真は撮っておいた。1年もこの綺麗さが維持できるとは思っていないけれど…
  
ヘッドライトのバルブはH4なので十分に明るい。LEDでポジションランプが点灯するが、白色LEDがヘッドライトの横で光っていても、それほど目立たない。やはりウィンカーランプがぼんやりと光るタイプのポジションランプの方が目立つと思う。
タイヤ空気圧は前輪が175kPa、後輪が200kPaで、二名乗車時は前輪200kPa、後輪225kPaである。タイヤサイズは前輪110/70-12、後輪120/70-12となっている。

速度計はデジタルで白黒液晶を反転させて表示させている。
格好は良いけれど、はっきり言って読みづらい。スクーターにタコメーターが必要なのか分からないが、折角付いている物なので、慣らし運転や燃費運転の目安に使うとしよう。

アイドリングは1600から1800rpm。ニュートラルギヤの無いスクーターなので、冬場になってもKLX125のようにコンピューターが勝手にアイドリング回転を上げて暖機するような事は無いだろうから、冬場の暖機走行は少し長めに行ったほうが良いのかもしれない。
エンジンは5000rpmあたりまでは、少し振動があるが、5000rpm付近で振動が消える。現在は慣らし運転中なので、その辺りまでしかエンジンを回していないから、6000rpm以降の振動は今のところ不明。KLX125も慣らしは5000rpm縛りだったし、振動が極小になる点から見ても、この回転数で慣らしをするのは正しいのかも。
ただ、スクーターの回してナンボのエンジンで5000rpm付近が上限だと、加速は50ccの4stスクーター並、最高速は60km/h未満なので、走る道路は選ばなければならない。KLX125の慣らし運転も結構苦痛だったが、まぁ同じような感じ。 とりあえず走行距離も100kmを超えた事だし、そろそろmax5500rpmまで上げるとしよう。

広いと言われるメットインだが、思いのほか浅いので、ヘルメットは一つしか入らない。半ヘル程度なら入るけれど、それなら素直にヘルメットホルダーを使う方がマシだと思う。というわけで、精々ヘルメット一つ+小物用だろう。代わりにフロントの小物入れは結構大きくて便利だ。

メットインに関しては、後輪10インチのLEAD125の方が間違いなく広い。微妙な差なのだが、メットインが少し深いだけで、使い勝手は大きく変わる。その点で、LEAD125とシグナスXのどちらを購入しようか相当悩んだ。 最終的にシグナスを選んだ理由はメットイン以外の使い勝手の良さなので、メットインの使い勝手が最優先項目ならLEAD125が良い。
LEAD125の駄目ポイントは、ステップの狭さと、フロント小物入れの大きさと、給油口の位置。
ステップはまぁ、我慢しよう。小物入れも極小だが、蓋付きという点で評価できるかもしれない。 だが、あの給油口はダメだ。鍵が無くても開閉できるのは良いのだが、扉の位置が低すぎるし、開口部が狭すぎる。しかもコンビニフックの真下なので、フックに荷物を引っ掛けていると給油できない。ステップの上に荷物を置いていても給油できない。さらに、扉の中にある金属製の給油口キャップのツマミが小さく低い。でもって回すのが固いのだ。
もうね、アホかとホンダの工業デザインはどうなっているのかと言いたい。NC700の給油口も馬鹿かと思ったが、これは輪をかけて酷い。コストの問題なのだろうが、セルフのGSが増えている昨今、せめて握力の弱い女性でも簡単に開けられる大きさのキャップにすべきなのだ。 結局この給油口の残念さ加減故にシーソーは大きくシグナスに傾いたのだった。
そこが許容できる向きには、足つき性、静粛性、燃費、水冷エンジン、アイドリングストップ等のアドバンテージがあるLEAD125がオススメだと思う。 フラットステップに拘らなければ、もっと色々選べるのだろうけど、フラットじゃなくても良いのならKLX125に乗り続けている。

一応、シグナスXには車載工具が搭載されていて、メットインの内部に仕込まれている。
 
この棒とパイプだけだが、とりあえず急場は凌げそうな感じはする。できればプライヤーの一本ぐらいは欲しいけれど。
取り敢えず、暫くはTS125Rやシグナスで遊べそうなので、あと数年はバイクは要らないかな…たぶん。

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