2013年10月10日木曜日

六甲縦走路 2回目

前回の六甲縦走は君影からスタートしたのだけれど、今回は全縦走を目指して、塩屋からスタート。
端から走るつもりは無いので、ゆっくりしたペースで歩いていたのだけれど、結局途中で階段を降りられないぐらい膝が痛くなってしまい、ガーデンテラスから、逆瀬川まで延々と舗装路を歩いて下山。全縦を目指していた同行の友人には申し訳なかったです。
単純に距離だけみれば、逆瀬川まで歩く方のも全縦と変わりませんので、総移動距離は結構な距離になったのですが、痛めた足で歩いた為に、そのダメージは大きく、3日経過した現在でも、下半身の関節や筋は悲鳴をあげています。昨日までは、ロボット歩きしか出来なかった。
やはり歳相応に回復能力も落ちてるので、身体が何かしら危険信号を出しはじめたら、素直にエスケープルートに入るべきなんでしょうね。
しかし、そうなると、鵯越駅付近で既に膝に違和感があったから、全然歩けないじゃんって事になる…さて、どうしたものか。 私の膝って意外と耐荷重が低いのかしら。
 

朝5時40分ぐらいに鈴蘭台駅で友人と待ち合わせ。

休日の早朝だというのに、そこそこ乗降客が居てビックリする。
山陽塩屋駅まで移動して、「これが縦走路なのか?」と思うような細い道を歩く。
いつも使っているポータブルナビNAV-Uを忘れてきたので、iPhoneのGalileoを使ってログ取り。途中で電池が切れるとは思っていたけれど、そこそこヘタった電池でも、摩耶山までは保ったようだ(GPSのログはコチラ)。 六甲山系といえども山の中なので、携帯電話は圏外になったり圏内になったりを繰り返すから、電池の消耗も激しいはずなので、通信を切っていれば、摩耶山頂ぐらいまでは十分に保ったかもしれない。
     
上にも書いたとおり、鵯越あたりから、膝の調子は悪くなりつつあったが、摩耶山頂あたりでどうにも痛くなってしまった。摩耶で少し長めに休憩をとり、友人に杖を借りて、再出発。 摩耶からガーデンテラスまでは殆ど舗装路なので、膝への負担は低い。
それでも膝を庇いながら歩くものだから、今度は股関節や足首、膝裏にダメージが蓄積していく。疲れてくると、爪先をかばう歩き方もおざなりになって、爪先が靴の内壁に当って、軽い内出血を起こす。変な歩き方をするから、足の裏や右足小指に靴擦れができる。
と、酷い状況になりつつあった。ガーデンテラスに到着した時点でそんな状態だから、本来であればココでリタイヤである。前回と同様、ロープウェイで有馬に降りるべきだったのだが、六甲山頂へ行きたいという気持ちが勝ってしまった。
みすみす最後のエスケープルートを逃して、先へ行こうとしたのだけれど、少し行った所で、足が下り階段を受け付けないぐらい動かなくなった。友人には登山道を行ってもらい、私は東六甲ドライブウェイを歩く。
一軒茶屋近辺で縦走路を行くか東六甲ドライブウェイを行くか決める事になったが、選択の余地も無く後者に決定。
あまりの私の準備不足、エスケープ決定の遅さに苛立つ友人の後ろをヘコヘコと歩く。東六甲ドライブウェイは歩道が無いので、道路の左端を延々と歩くのだが、車やバイクだと10分程度で下りてしまう道が、異様に長く感じる。
いつもの見慣れた狭いカーブが凄く広い。切り返しが面倒くさいと思っているヘアピン~ヘアピンの間隔が長く感じる。カーブナンバーが何時まで経っても増えない。
なんとか東六甲の入り口まで歩いても、そこから逆瀬川の駅までが、これが、また結構遠い。無言で歩く友人のリュックにぶら下がっている熊よけ鈴の音に歩調を合わせて、なんとか歩ききったものの、先導が居なければ、あと小一時間は山の中に居たであろう事は想像できる。
それにしても、今後も山道を歩くような遊びをするなら、足へのダメージ対策は何か考えないと駄目だな。このままだと話にもならない。

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