2016年8月28日日曜日

XT225WE チェーンカバー

ブレーキ回りのメンテナンスを行ったので、先週の日曜日に試走を行った。
目的地は特に決めていなかったのだが、いきなりダートに持ち込む気にはなれず、とりあえず低速低回転での粘りが見てみたかったので、自宅から30分程走って暗峠へ行ってきた。
暗峠へ移動する際に、フロントブレーキのリザーバータンクを見てみると、微細な気泡が出ていた。 どうやらホース内に微量のエアーが残っていたようだ。 心持ちブレーキレバーのタッチも良くなっている気がする。
キャリパーやホースをプラハンで叩いて振動を与えながらエアー抜きしても、やはり少しは残ってしまう。
暗峠は所謂酷道と言われる道で、国道308号線の一部。
大阪側の急勾配が特徴で、生駒~大阪を最短で結ぶ道路でありながら、峠道までのアクセスの悪さや、道幅の狭さと急勾配から自動車で通行すると離合が非常に面倒で、地元民の裏道に使われる事はあってもメイン道路にはならず、交通量は少ない。
自転車野郎からは激坂アタック道路として親しまれ、ハイカーも多い。
この道を敢えて急勾配のラインを選びながら、時速10~20km未満で登っていく事で、低回転時の粘り具合を見る。
それほど長い道程ではないので、そんな遊びをしながら登っていても、対向車も追走車も現れず、十分に試す事ができた。

今まで購入したバイクはほぼ全て同じような事をしているのだが、当然というか何というか、今まで乗ってきたバイクの中で一番粘ってくれる。 KLX125以来の感動を覚える。
CBF1000でも、それなりに粘ってくれそうな気はするが、あの急勾配でエンストして立ち転けなんてしたら、起こすのが大変そうなので、ぎりぎりまで粘るようなテストはやる気がおきない。

暗峠を越えて生駒側に抜けてから、裏道の市道を走って阪奈道路へ。 
阪奈道路を下ってすぐの所にある二輪館で、アウトレット品を眺めていると、サンスターのセロー225用フロントスプロケット(15T)が税込1900円程で売っていたので買っておく。 もしかしたら今の14Tから標準の15Tに戻したくなるかもしれないし。

帰宅して、車体をチェック。
チェーンカバーを取り付けてなかったので、左足や車体の左側にチェーンオイルが飛んでいる。
 
ダート走行だけを考えれば、メンテナンスしやすいので、チェーンカバーは無い方が便利なのだが、通勤や移動で使う事を考えると、車体はともかく、靴やズボンに油が飛ぶのは好ましくない。
で、前から準備しておいたチェーンカバーを取り付けることにした。

幅広のタイヤを履く事があれば、チェーンカバーを外す必要がでてくるかもしれないけれど、ツーリストは周長は長くなっても、タイヤ幅は狭くなるようだし、たぶんこのまま使えるんじゃないかな…

あと、走行中に気になったのが、クラッチジャダーが出始めているという事。
私はあまり半クラッチを使わない運転をするので、それほど気にならないが、今日みたいな低回転粘りテストみたいな遊びをすると、少し気になる。
放置しておいて勝手に直るようなものでもないし、クラッチハウジングに変な当たりがつかないうちに、クラッチ板の交換をした方が良いかもしれない。

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