2016年8月1日月曜日

XT225WE タイヤ交換

随分前にTS125Rの予備ホイールを中古で入手した際、4分山程度のD604が付いていたので、それをセローに取り付ける事にした。

ムースタイヤでなければ、オフ車のタイヤ交換はオンロードのそれに比べて容易だ。
中には凄く固いタイヤもあるそうだが、今のところ固くて心が折れるような事態になった事はない。
セロー225WEはリヤがチューブレスなので、少しは大変なのかと思ったが、少しビードが落ちにくいだけで、ビードブレーカーさえあれば、チューブ噛みを気にしなくてよい分、普通のオフタイヤよりも楽かもしれない。

まずはTS125RのホイールからD604を外す。やはりホイールスタンドがあると凄く楽。立ったまま作業ができるし、タイヤをホイールから外すのに、引き剥がすのではなく、押し落とす事ができる。まぁ、タイヤチェンジャーを持っていれば、レバーだけで外れるのだろうが置き場所が無い。

ちなみにD604は09年製。七年前のタイヤなので、本当は捨てたほうがいいのかもしれない。 一度表面の硬化した部分を削ってみて、それから継続利用するかどうか決めたいと思う。セローで頑張った走りをしようとも思わないし。

次にセローからホイールを外して、タイヤを外す。 こちらのタイヤはD603 15年22週目製。ほぼ新品。
  
セローは最終的にトラタイヤを履かせる予定なので、D603みたいなマッドが得意そうなタイヤは必要ない。
どちらかといえば、TS125Rをコースに持ち込んで遊んでみたいと思っているので、D603はTS125Rの予備ホイールに履かせる事にした。
まずはリヤホイールから。
チューブレスのホイールなのでニップルの穴が無いし、リムバンドも存在しない。 リムにビードが落ち込む溝は思っていたよりも浅くて(というか無さそうに見える)、こんなので大丈夫なのかと心配になる程だった。

念のためにリムの内側にへばり付いたゴムのカスをピカールで擦り落とす。
ちなみにD604はチューブタイヤなので、本来はチューブレス用のバルブを外して、チューブを入れて使う代物。 それは分かっているのだが、折角のチューブレスホイールだし、空気圧を極端に下げなければ、1週間毎に空気圧を確認すれば問題無いので、そのままチューブレスで組む事にした(ちなみに買った時に付いてきたD603も本来はチューブタイヤ)。
まぁ、これで突然空気が抜けて事故っても自己責任。そもそもタイヤ自体が古いし硬化しかけているので、リスクだらけだ。

チューブが無いので組み込みは楽だが、ビードキーパーがあれば、さらに楽に作業ができる。 
スポークホイールなので、スポークに引っかけるタイプのビードキーパーを使えば良いのだが、ここは最近購入したキャストホイールでも使えるビードキーパーを使ってみた。

ビードが浮かないようにリムに挟み込んでネジ止め。今回はタイヤの反発力が弱いので、ネジは手締めでも問題無かったが、ロード用の17インチなんかだと、しっかり締めないと弾け飛びそう。 
とはいえ、しっかりとビードキーパーとしての仕事はしてくれたので、これは結構使えるかも。
スポークに引っかけるタイプのビードキーパーよりも小さくて邪魔になりにくいから、車載工具に一つ入れておいてもいいかもしれない。オフタイヤなら一つあれば十分役に立つ。

タイヤに空気を入れようとコンプレッサーのバルブを開けると、ホースから盛大にエアー漏れ。どうやら経年劣化で駄目になったらしい。流石安物。

別のホースにインフレーターを繋ぎなおして、とりあえず300kpaほど圧をかけて、ビード上げとエアー漏れチェック。なんかスローパンクしてそうな気もするけど、豪快に漏れてる感じもしないので、そのまま200kpaに調整しなおして暫く様子見。
前輪はチューブタイヤなので、それなりに。

前輪を取り付けようと、ブレーキキャリパーを見てみると、酷い有様だったので清掃。

耐水ペーパーやらメタルラバーなどを駆使して、なんとかピストンをキャリパー内に収める事ができるようにしたものの、動きはすこぶる渋い。
シャコ万を使ってピストンを二つともキャリパーに入れ込んだら、マスターシリンダーのリザーバータンクからフルードが漏れていた。 
どうやら、フルードの量を見る為の窓のヒビから漏れ出したらしい。前オーナーからは「液量点検窓はヒビが入っているので、コーキングしています」ってのは聞いていたのだが、そうか、リザーバータンクに圧がかかると漏れるのか…これは交換するしかない。
 
ホイールベアリングの調子は問題無し。グリースも潤沢。スリーブに錆も見受けられない。
スポークは一本だけ試しにペーパーを当ててみたら、結構綺麗になったので、暇を見て錆びを落とそう。

残りのTS125R前後輪の予備ホイールにD603を組んで、作業終了。他にも色々と問題が見つかったが、今日はここまで。


ODO 1617km(+25000km?)
 

デイトナ(DAYTONA) タイヤチェンジスタンド 90323
 
デイトナ(Daytona)

 

(STRAIGHT/ストレート) タイヤビードダウンキーパー 4ピース 19-5364
 
(TOOL COMPANY STRAIGHT) ツールカンパニーストレート

 

DRC:ビードキーパー(ブルー)
 
DRC

 

DUNLOP(ダンロップ)バイクタイヤ Buroro D603 フロント 2.75-21 45P チューブタイプ(WT) 226677 二輪 オートバイ用
 
DUNLOP(ダンロップ)

 

DUNLOP(ダンロップ)バイクタイヤ Buroro D604 フロント 2.75-21 45P チューブタイプ(WT) 236647 二輪 オートバイ用
 
DUNLOP(ダンロップ)

 

CCI M-1 メタルラバーMR20 エアゾール
 
CCI

 

0 件のコメント:

コメントを投稿