2015年5月15日金曜日

モーターレスPCをつくる

ゲーム用PCとして以前から使っていたMini-ITXのCore i7マシンをmicroATXのケースへ移設したので、ACアダプター仕様に改造したmini-ITXのケースが余ってしまった。
で、折角のACアダプター電源を余らせてしまうのも勿体ないので、ファンレスPCを作ってしてしまう事にした。 ついでに記録媒体はSSDのみにして、モーターレス仕様にしてみようと思う。

マザーボードはASRockのQ2900-ITX。メモリーはDDR3L 8GB×2。
    
Q2900-ITXは1.5V版のDDR3も使えるらしいのだが、ネットで情報を漁っていると、どうも普通のDDR3だと相性が激しいようなので…
とりあえず組み上げて電源を入れてみると、電源LEDは点灯するものの、うんともすんとも言わない。 初めはメモリーとの相性なのかと思って、手持ちのメモリーを抜いたり挿したりしてみたが、症状は変わらず。 
マザーボードの初期不良かと思って、一旦は片付け始めたのだが、電源が壊れている可能性を考えて、まな板ケースに設置している予備の電源で再チャレンジ。 
すると、あっけなく起動した。 起動しない原因は電源にあったようだ。
 

Windows8.1を入れたいのは山々だけれど、所詮お遊びなので、ここはWindows 10 Insider Previewを入れてみる。
microsoftからwin10ipのISOイメージをダウンロードして、Windows 7 USB DVD Download Toolを使ってUSBメモリーに書き込み、インストール開始。
ちなみに、Win10IP 64bit版のISOイメージは3.6GB程。
Google Chromeでダウンロードしようとしたら、2GBでダウンロードが強制終了してしまった。 
仕方がないのでIEでダウンロードし直してみたら、3.6GB全てダウンロードできた。 何か制限でもかかってるのかな?

Windows10をインストールしながら、ACアダプター電源の出力をテスターで調べてみる。
3.3V系が3.26Vである事以外は特に問題は無さそうな感じ。 まさかQ2900-ITXの電源回りはそんなにシビアな設定なんだろうか…
使用しているACアダプター電源「AC150-AP04AA」の詳細に関しては、価格.comのレビュー欄に無茶苦茶詳しく書いている人が居たので、それを参考に回路を追ってみる。

なるほど、わからん。 いや、なんとなく分かるんだけど、この電源でQ2900-ITXが動かない原因に辿り着かない。
よく分からない事に時間を使うのも何だし、別のACアダプター用電源を都合する事にした。そもそもこのシステムに150Wはオーバークオリティーだろう。
本末転倒だということは分かっているのだが、マザーボードを買ってしまったから、後に引けないだけだ。 

そうこうしている内にWindows10のインストールは完了した。

インストールにかかった時間は恐らく8.1と同じか、それよりも短いんじゃないだろうか。
まだWindows Updateがかかるようなバージョンでもないので、余計にそう感じるのかもしれない。
ドライバーに関しては、概ねWindows8.1用のドライバーで問題なく動作している。
intel smart connectは必要無いのでBIOSで切ってしまっている為、確認していない。
唯一Intel Trusted Execution Engineのドライバーが入らず。 デバイスマネジャー上で動作していないデバイスとして放置状態だ。

早速手持ちのFullHDの動画をメディアプレイヤーで再生してみたが、全く問題無し。
youtubeでも同様にFullHDの動画を選んで再生してみたが、こちらも問題は無かった。
動画再生中にCPUのヒートシンクを触ってみたが、少しあたたかい程度。夏場の室温35度ぐらいの部屋での安定性を求めるのなら、低回転のファンで軽く風を当ててやる程度で十分なんじゃないかと思う。室温30度未満なら、ファンレスでも問題ないだろう。

一応動作確認も出来たので、概ね満足したのだが、さて、電源をどうしようかな。

ASRock アスロック マザーボード Pentium J2900 Mini-ITX 4コア Q2900-ITX
 
ASROCK

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