2011年8月30日火曜日

CBF1000 琵琶湖 湖西ツーリング(基幹林道と横谷トンネル)

会社の上司と話をしていたら、琵琶湖の西に鯖街道へ抜ける林道がいくつかあって、その中にえらく長いトンネルがある林道が存在すると聞いたので、早速見に行ってきました。 舗装林道との事だったので自転車で走るのに向いてるかどうかの確認も兼ねています。
初めはKLX125で行こうかと思ったのですが、出発時間が遅かったのでCBF1000で高速道路を使って行く事にしました。舗装林道だし、大丈夫かなと。
高速道路や湖西道路(バイパス)が125cc以下の二輪車は通行禁止なんですよね。高速道路は仕方がないにしても、湖西道路は走らせてくれてもいいのに…片道1車線の制限速度60kmですし、田舎だから実際にそれぐらいの速度でしか流れてないんだから…
などと考えながら、高島市まで移動。
高島市に入る直前に右手にローソンが見えるので、それを越えて高島市へ入ったら左へ曲がります。JR湖西線の高架を潜って、基幹林道入口へ。
害獣防止鉄柵が施されているので、開けて中へ入ります。開けたら、ちゃんと閉めておきましょう。

ここから、しばらく延々とヒルクライムです。道の状態は下の動画の通りです。登ってる最中から、黒谷の集落手前にある害獣防止柵まで。
CBF1000 滋賀県広域基幹林道 鵜川村井線 鵜川付近~黒谷付近

この間は落石も少ないし、道の状態もかなり良く走りやすかったです。極端に狭いわけでも無いですし、柵があるからか、あまり車の往来もありません。 ブラインドコーナーだらけなので、下りで飛ばすのは危険ですけどね。
あと所々水が流れてて、場所によっては苔が生えていて、むちゃくちゃ滑ります。
集落の中をちょっとだけ走って、県道296号線を500m程西へ行くと、本日の目的地へ行く基幹林道の入り口があります。

50mほど走ると、また害獣防止柵にぶち当たるわけですが、「崖崩れ」と書いています。KLX125で来るべきだったか?と思いましたが、とりあえず先へ進んでみる事に。
CBF1000 滋賀県広域基幹林道 鵜川村井線 県道296号から林道へ


何分か走ると…いや、見事に道路が崩落していました。

CBF1000 滋賀県広域基幹林道 鵜川村井線 黒谷から村井方面 途中道路崩落

こりゃ酷いなぁ…無理かなぁと見に行くと、崩落路盤を囲っている網と側溝との間に30cm程隙間があります。

CBF1000 滋賀県広域基幹林道 鵜川村井線 崩落現場の横をすり抜け中

ただ、道がカーブしてるのでCBF1000だと内輪差で後輪が脱輪寸前。ステップやセンタースタンドや左のミラーや、スライダーに引っかかりそうになる網をチマチマ外しながら、後輪を脱輪させないように先へ進みます。ここでOptio W90のバッテリー終了。ほんとに電池の保ちが悪いな。このカメラは。


そこから、少し先へ進むと、今回の目的地「横谷トンネル」です。

全長770mもあるのに、電灯は一切点灯していません。トンネルの先で曲がっているのか、向こう側の明かりも見えません。

というわけで、ライトをハイビームにして、突入。 こりゃ自転車だと怖いかなぁ…とくに琵琶湖側から鯖街道側へは辛いかも。鯖街道側はトンネルに入ってすぐの所でカーブしてて、琵琶湖側からは出口の光が見えないんですよねぇ。
optioの電池が切れてたので、PowerShotS90をミラーステーに取り付けて動画撮影してみたけど、振動拾いすぎて絵にならんなぁ…
CBF1000 滋賀県広域基幹林道 鵜川村井線 横谷トンネル その1

CBF1000 滋賀県広域基幹林道 鵜川村井線 横谷トンネル その2


鯖街道側のトンネル出入口に自転車のチューブが捨てていました。

こんな事するから、チャリはマナーが悪いとか言われるんだよ。大した重さじゃないんだから、持って帰れよと。
で、集落から鯖街道までの林道行程は、落石が多いです。小さいのから大きいのまで。小さくて尖った石とか踏んでしまうと、自転車のタイヤはパンク地獄になるかもしれません。
そんなわけで、山から鯖街道まで下りてきて、右折。鯖街道を北上します。道の駅「くつき新本陣」で休憩した後に、県道295号線を朽木スキー場方面へ。

そのまま道なりに走って、県道296号へ。そこから湖西道路へ出ます。あとは帰宅するだけ。
往路と同じ道を走って帰るのは嫌だったのですが、他の道を選んで遠回りで帰宅する面倒くささよりも、さっさと帰宅したい気持ちが勝ってしまいました。普段KLX125に乗ってるとリッター4発のエンジンが熱くて暑いんですよ。ほんとに。やっぱり夏場は駄目だ。
自転車でこのコースを周回するなら、道の駅「くつき新本陣」に車を置いて、横谷トンネルを目指し、基幹林道を走った後、湖西道路の脇の道を走って、県道295号へ出て、朽木スキー場方面へ抜けて道の駅へ戻るって感じでしょうか…でも、標高差が結構あるので、本格的にヒルクライムするつもりで走らないと、かなりしんどいかも。車は少ないけど、全く走ってないわけじゃないですしね。崩落や落石もあるから、十分に注意が必要だと感じました。
今回の走行距離は200km程。燃費は18km/Lぐらい。KLX125みたいに気候で極端に変動しないのが凄いといえば凄いんですが…


怪我は落石を足のつま先で跳ねてしまって、左足中指を軽く内出血てな具合。普通のスニーカーだったら危なかった…

0 件のコメント:

コメントを投稿