2022年7月6日水曜日

Dell PowerEdge T110でFullHD表示させる

相変わらず古いPCや設備を壊れるまで使う精神の勤め先で、どうしてもWindows7のPCが要るとの事だったので、後生大事に置いていた使用済みの古いサーバー機を使う事にした。
古いといってもDellのPowerEdge T110とT110-2で、前者はXEON 3400番台、後者はCore i3 2100だから、HDDの代わりにSSDを導入すれば、Windows7でもそれなりに使えるだろう。
今から11~13年前に発売された機械だが電源を入れれば問題無く動作するし、Windows7のクリーンインストールも然程苦労はしない。
ただWindows7自体は随分前にサポートが終了していて、WindowsUpdateもままならない為、予め過去のアップデートをバッチで実行するDVDを作っておかなければならない。
HotFix用のDVDを作る手段としては「SP+メーカー」を使うのが簡単。自分でMicrosoftUpdateカタログからHotFixをダウンロードしてチマチマやっても良いが流石に面倒くさい。
細かいドライバー類はDELLのサポートページからダウンロードする等で賄える為、Windows7のOSセットアップ自体は問題無く終了。
ただT110もT110-2も元々の用途がサーバーなので、内蔵グラフィックがFullHDに対応していない為、グラフィックボードを増設して対応しなければならなかった。
どちらの機種もPCIeのx16コネクターは付いているのだが、内部はx8となっている。仕様書を見ても「PCIe G2スロット×4:x8 スロット×2、(1つはx16コネクタ)」と書かれている。
元々RAIDカードか何かを挿す為のスロットなのだろう。たぶん。
取り合えずガラクタ箱を漁ってnVidia系のグラフィックボードを幾つか挿してみるが、変な認識の仕方をしてまともに動作しない。
インターネットで調べてみると、Radeon系のグラフィックボードであれば動くらしいので、800円程出してRadeon HD5450を購入。
HD5450であれば問題無く認識し、ドライバーも正常にインストールされ、当初の目的通りFullHDでの表示が可能となった。
GeForce系だからといってx8で動作しないって事は無いと思うのだけれど、マザー側の仕様の問題なのかな?
まぁ、800円で解決できる事に悩んでも仕方がないし、動いたので良しという事で。

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