2019年3月17日日曜日

細軸の1番のプラスドライバー(PH1) ビット

ノートPCや家電を分解する際によく使用するドライバーとして、0,1,2番のプラスドライバーがあげられる。
最近はトルクスネジも増えてきているが、コストの問題なのか、やはりプラスネジが多い。

奥まったところにある小頭のPH1ネジを細軸のドライバーが無いからという理由でPH0のドライバーで弄っている人が居る。
締結が緩ければ問題ないのだが、そういった扱いをしたネジは、大抵の場合大なり小なりネジ頭が潰れているので、やはりサイズのあったドライバーを使って作業する事が望ましい。
PCの裏蓋や小物のカバーケース等は、それなりの締め付けトルクが必要ではあるものの、ネジ穴を目立たせたくないとか、場所が無い等の理由で、小頭のPH1ネジが多用される。何故小頭ネジかというと、ケースに小さな凹みを作って、そこにネジ頭を収める為だ。
凹みの浅い場所であれば普通のドライバーでも問題ないが、大抵は少し深い凹みになっているので、普通径のドライバーではネジ頭にドライバーが届かない。
従って細軸のNo.1のプラスドライバーの使用頻度は高い。

結局何が言いたいかというと、ねじピッチの細かいPH1ネジをいちいちドライバーでくるくる回して分解するのが面倒くさいので、細径のPH1ドライバービットを買って、電動ドライバーを使いたいという事だ。

Amazonで探せば、色々と出てくるのだが、中華の安いやつは殆ど全て「産業用Bタイプ」なので、必然的に国内メーカー品となる。
産業用ビットのAタイプとBタイプの違いは、挿し込み口のビット保持溝から先端までの長さなのだが、国内工具は大抵Aタイプとなっている。
詳しくは、こちらを参照。
結局、VESSELのドライバービットにしたのだけれど、細軸でも形状が異なる物があって、どちらが良いのか分からない。
候補に挙げたのは、
ベッセル(VESSEL) 彩ビット 段付 プラス1×100 IR161100」と「ベッセル(VESSEL) 段付サキスボビット 段付(+)1X100㎜ 2本入 SS161100」で、SS16100は先端径が3mmと書かれているのだが、IR161100は先端径の記載が無い。
然程深くない場所に使うのであれば、SS16100で問題ないのだが、段付きビットなので、あと少しの所で届かないという事があり得る。
まぁ、高い物では無いから、この際なので両方購入して比較してみる事にした。
 
写真では1本取り出してしまっているが、会社用と自宅用というわけで、それぞれ二本入りを購入。
 
先端径はどちらも3mm程度のようだ。

IR161100は先端部分からテーパー軸になっているので、ギリギリの穴径しか開いていない場所にあるネジには不向きかもしれないが、根本の太さが5mmなので、SS16100では届かない場所までビットを入れる事ができると思われる。
どちらもネジへの食いつきは良い。 いずれにしても消耗品なので先端がチビて食いつきが悪くなるようであれば、買い直せば良い。 まぁ、よほど下手な使い方をしなければ、4本全てを使いつぶすのに、今のペースであれば10年以上かかるだろう。

ベッセル(VESSEL) 彩ビット 段付 プラス1×100 IR161100
 
ベッセル(VESSEL)

 

ベッセル(VESSEL) サキスボ 段付ビット +1×φ3×100mm 2本組 SS161100
 
ベッセル(VESSEL)

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