2015年12月11日金曜日

ELECOM DEFT トラックボール M-DT1DR

久々に「是非とも欲しい」と思わせる、人差し指で操作するトラックボールが発売された。
ケンジントンからこの手のエルゴデザインっぽいボタンが沢山付いたトラックボールが出るのは諦めていたので、次はLogicoolかなぁと思っていたのだが、まさかのELECOMである。
有線バージョンの「M-DT1URBK」と無線バージョンの「M-DT1DRBK」が発売されたのだが、今回購入したのは無線バージョン。
マウスみたいに、デバイス本体を移動させて操作する訳では無いから、有線でもそれ程ストレスを感じる事は無いのだけれど、やはり無線の方が配置の自由度が高い。 
とくに寒い季節であれば、炬燵の中にトラックボールを入れて、手が冷えないように使えるのは、無線タイプの最大のメリットだろう。
さて、安物マウスばかり作っているイメージが強いエレコムだが、このトラックボールは近所のヨドバシカメラで6760円と、エレコムとは思えないぐらい強気な価格設定だ。 
とはいっても、多機能トラックボールの相場から見てみれば、安い部類と言えるだろう。
 
ワイヤレスタイプなので、本体の他に単三乾電池1本とレシーバーが一つ同梱されている。
支持玉に人工ルビーを使ったり、スイッチにOMRON製高耐久スイッチを使ったりと、耐久性重視をうたっている割には、保証期間が6か月と、やたらと弱気なところがエレコムらしい。
 
本体の大きさは大きくも小さくもなく、ホールド感も当たり障りの無い自然な感じ。

本体裏にはレシーバーを収める為の穴と電源スイッチ、電池ボックスの蓋がある。
操作球は本体を逆さまにした程度では落下しないように作られている。
  
本体左側面は左ボタン、進むボタン、戻るボタン、ホイール、ホイールスイッチ、解像度切替スイッチが置かれており、ホイールは左右チルトにも対応している。
左ボタンのスイッチは先端付近、進む・戻るのスイッチは矢印マーク付近に置かれていて、親指で操作するには丁度良い位置だと思う。
 
また上面には操作球、右ボタン、ファンクションボタン1,2,3が置かれている。 右ボタンは中指で操作するには丁度良い場所で、形状もよく考えられている。 ファンクションスイッチは専用のユーティリティーをダウンロードして使うのだが、ボタンの数が間に合っている人は、特に気にする必要は無いだろう。 
ただ、ボタンの数の多さは、多機能トラックボールにとっては正義なところではあるので、折角このトラックボールを買ったのなら、是非使いこなして欲しい。
そして、今回の最大の特徴であろう人工ルビーの支持球。

人工ルビーの硬度はアルミナやセラミック、金属球よりも高く、静摩擦が小さいので、トラックボールの支持球としては最適な反面、やや高価な素材という事もあって、大玉の高級なトラックボールでしか見たことが無かった。
なので、M-DT1みたいな小径球のトラックボールで採用されるのは非常に珍しい。
だから、余計に残念に思うのは、操作球をあと少しだけ重たくして欲しかった。
玉の大きさは「まぁ良いかな」と思うのだが、もうちょっとだけ慣性で回って欲しい。
勿論慣れの要素が大きいから、今は不満に感じても、そのうちコレが普通に思うのかもしれないけど。

あと、何故かamazon.co.jpでは型番がM-DT2になっているんだけど、何か違うのだろうか?
 

ELECOM ワイヤレス トラックボールマウス 人差し指用 8ボタン チルト機能搭載 ボタン割当て可能 ブラック M-DT2DRBK
 
エレコム

 

ELECOM トラックボールマウス 人差し指用 8ボタン チルト機能搭載 有線 ボタン割当て可能 ブラック M-DT2URBK
 
エレコム

 

0 件のコメント:

コメントを投稿