2013年12月16日月曜日

消費電力量の「見える化機器」を借りてきた

以前twitterでRTしたのですが、大阪市の環境局で消費電力量の「見える化機器」の貸出を行っているとの事だったので、前から興味があった事もあって、早速借りてきました。
貸出期間は3ヶ月。 本当は冬よりも夏の方が消費電力が大きいので、夏に借りれば良かったと思うのですけどね。
貸し出してもらうには、最初にメールなり電話なりで予約しなければなりません。 予約フォームが用意されているわけでは無いので、上記リンクのページ書かれているメールアドレスに連絡を入れるだけです。
メールを送ってから、しばらくすると環境局の方から返信がありますので、借受に行く日時などを調整して、阿倍野にある環境局 環境施策部 環境施策課まで機器を受け取りに行きます。
で、借りてきたのがコチラ。

電流センサーは2つ付いていますが、これは単相3線用に用意されているものなので、古い家で単相2線式の家であれば、センサーはひとつしか使いません。
我家は単相3線なので、センサーは2つとも使います。
配電盤のカバーを開けると、主ブレーカーの1次側と2次側の配線が見えます。本来は2次側にセンサーを取り付けるのですが、センサーを取り付けるスペースが無いので、1次側に取り付けます。

マンションなんかだと、壁に配線が入ってしまって、センサーを取り付ける隙間が全くない事もありますので、借りる前に自分の家の配電盤をよく見ておいた方がいいでしょう。
センサーに付属の無線機を取り付けて、それ用の電源を取ります。配電盤のケース内にコンセントがあれば良いのですが、まぁ今回は暫定取付ですし、この際見栄えはどうでもいいか…どうせこのままだとカバーも取付られないし。
幸い我が家の配電盤の場所は開放状態でも邪魔にならないので…というわけで、暫くは配電盤の蓋は開けっ放しです。
  
レシーバー兼モニター機の設定は、既に環境局の方で済ませてくれているので、目標値だけ自分の家に合わせて設定しなおして、設置完了。

今回、この機械で見たかったのは、一日の電力消費量と、その推移。それから消費電力の瞬時値。
瞬時値といっても、大雑把な変化が見たいだけで、そんなにシビアなものは必要無いので、困らない程度には追従してくれれば良いかと思っていたのですが、まぁ、表示が少し遅れるけれど、概ね問題無し。
数日間モニタリングしていて、我が家の最低常時消費電力は340Whぐらいあるという事が判明。140W弱はサーバーだとして、200Wも何に使ってるのか…ルーターやハブだけで、200Wも行かないだろうし。あとはACアダプターとか?
一度分電盤の各支線の電流値をクランプメーターで見た方がいいのかもしれないなぁ…
 
Amazonで似たような機械は売っているのですが、電力会社の電力メーターとの誤差がどれぐらいかるのか興味深い処です。
多少誤差があったところで、実際に消費電力を見る事ができれば、自宅の消費電力を減らす為の目安というか、そういう気持ちにはなりますね。
ハイブリッド車みたいに、燃費計が付いてると、それを見て積極的にチンタラ省燃費運転をしようとするのと同じ理屈ですな。 公共の場所で個人のワガママを極端に発露すると迷惑ですが、自宅でやるぶんには自分と家族が困るだけですし。
多少のオーバーロードの上に快適さを享受している立場の人は、むしろ見えない方が良かったと思えるかもしれません。
ケチりすぎて利便性を失ったり、体調を崩して病気になったりするようでは本末転倒ですし、この手の機械は、より良い選択をする為の一つの目安程度に思っておくのが良いのかもしれません。 何事も程々が肝要。

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