2022年1月27日木曜日

スマート電球が壊れた

スマート家電の中でも最も安価に購入できるアイテムとして電球がある。 我が家にも数か所設置しているのだが、その内の一つが1週間もしないうちに反応しなくなった。

amazonで購入したので売主に連絡した処、新しい電球を送るから古い物は此方で処分してくれとの事だったので、処分するついでに分解してみた。
レンズ部分は樹脂なのでカットして切り落とした。構造自体は普通のLED電球と同じだが、WiFiのアンテナ部がLED基板の間から突き出している。

LED基板やボディー部分が放熱の為にアルミでできている為、アンテナ部分をボディー内に入れてしまうと、電波が全く飛ばなくなってしまうからだろう。
このスマート電球は調色できるタイプなので、白と黄色のLEDが同数並んでいる。これらを各色調光して色味を変える訳だ。よく見ると、白色LEDの一つが焼損しているようだ。
LED基板はネジを3つ外せば取り外す事ができる。 アルミ基板の裏面は放熱用のグリスが塗られていて、ボディに熱を逃がすようになっている。

ボディー内にはLEDドライバーと制御基板が一体になった物が入っていて、狭い空間に押し込む為に無茶な設計になっているような気がする。
1次側とボディー間の絶縁は謎の黄色いテープを一巻する事で確保している。絶縁というよりは、コンデンサ等の部品が振動で動いてボディーに当たらないようにする為の措置だろうか? ものすごく不安感のある作りだ。

1次側のコンデンサは一つでは容量が足りなかったのか、無理矢理もう一つ並列に増設。

コントローラー部は当初ESPシリーズの何かかと思ってたのだが、何か別の物かもしれない。シールを捲ってみても2次元コードが刻印されているだけで、よく分からなかった。

で、壊れた原因は2次側の電解コンデンサのパンクかと思われる。何が原因でパンクしたのかは分からない。

はんだ付けが全体的に怪しいので何もかも信用できない。これを自宅で使っていて、火事にならないか心配になるレベルだ。

最近はそれなりに品質管理された中国製品ばかり見ていたので、久々に如何にも中国らしいロークォリティーな出来栄えを見た気がする。
次に購入する際には、多少高くても、もう少し信頼のおけるメーカーの物を買うようにしよう。

 

 

 

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