2021年6月28日月曜日

ASRock Z77E-ITXにIntel 9260NGWを取り付ける

ここ数年放置状態だったMini-ITXのPCを、Zwiftの為に復帰させた件は前に書いた通りである。
Zwiftをする上でローラー台と心拍センサー、ケイデンスセンサーをPCとリンクさせなければならないのだが、Z77E-ITXの内蔵無線はRealtek RTL8192SEでBluetooth機能が付いていない為、ThinkRiderに付属していたANT+のドングルを利用して接続していた。
ANT+はある意味フィットネスに特化した規格だから、Bluetoothよりも安定しているのかと思っていたのだけれど、実際に使ってみると、ローラー台とケイデンスセンサーは問題無いのだが、心拍センサーのとの接続感度があまり良くない。
そこで手持ちで余っている無線LANカードを探したところ9260NGWと9560NGWが転がっていたので、9260NGWを使う事にした。9560はCNVi準拠なので古いPCでは使えない。

RTL8192SEはZ77E-ITXの表面にあるmini-PCI Expressスロットに刺さっているので、ここに「M.2(NGFF) to mini-PCI Express」の変換ボードを挿したかったのだが、マザー上のコンデンサーが干渉して装着できない。
どうしようかとマザーのスペック表を見ていると、マザー裏面のmSATAコネクターがmini-PCI Expressとの兼用ポートである事が判明したので、そこを利用する事にした。
用意するのは「NGFF to mini-PCIe変換アダプターカード」、「MHF4コネクターのアンテナケーブルとアンテナ」、「Intel9260NGW」。新たに購入するなら9260じゃなくてAX200NGWの方が良いかもしれない。
今回はガラクタ箱にたまたま全て揃っていたので、追加出費は無し。
とする予定だったのだが、少しでも電波感度を上げる為にアンテナケーブルとアンテナを購入して、アンテナを筐体外に出して取付る。
Windows10を起動して、intelのホームページからドライバーをダウンロードしてインストールすれば何ら問題なく無線LANとBluetoothが使えるようになったので、Zwiftで使用する各種センサーをペアリングして使用してみた。

結果は全然ダメ。一応全てのセンサーを認識するしペアリングもできるのだが、ぶちぶち切れて使い物にならない。
結局USB延長ケーブルを自転車近くまで引っ張って、そこにANT+のレシーバーを繋ぐのが一番安定するという結果となった。

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