2020年10月25日日曜日

バッテリー内蔵タッチパネル対応 MISEDI 15.6インチ モバイルモニター

プライベートや仕事で使うのに、モバイルディスプレイが欲しくなったので購入した。
条件として、
1.状況によっては電源が取れるかどうか分からないので、バッテリー内蔵。
2.相手側から画面操作してもらう為にタッチパネル対応。
3.端末がUSB Type-C Alternate Modeに対応しているとは限らないので、HDMI入力は必須。
4.パネルはノングレアで解像度はFullHD、年寄でも見えるように15インチ程度は欲しい。
5.持ち歩くのでスタンドになるパネルカバー付き。
と、そこそこ要求が厳しい。

これらを網羅すると、結構な金額を出さないと購入できないだろうなぁと思っていたのだが、amazonで思いのほか安価で売られていた
メーカーはMISEDI。 外箱にはメーカー名すら書いておらず、箱の底面に物凄く適当な仕様が書かれているのみ。

内容物はディスプレイ本体、ACアダプター、USB TypeA-TypeC x1 、USB TypeC-TypeC x2、miniHDMI-HDMI x1、取説。

ACアダプタの仕様は多分USB-PD。5V3A、9V3A、12V3A、15V3A、20V2.25A。 45WのACアダプターとしては小さい。耐久性は使ってみないと分からないが、LenovoのノートPCについてくる45W ACアダプターより小さいので、ちゃんと出力されるなら、これ一つにしてしまっても良いかもしれない。

本体のパネルはamazonで記載されていた仕様通りノングレアのタッチパネルで、非常に良好。真正面から撮影しても見苦しい物が映り込まなくて良い。

バッテリー内蔵なので、何も繋げなくても電源スイッチを長押しすれば、電源が入る。 電源を入れると、何故かREALTEK(蟹)のメーカーロゴが表示され、その後バッテリー残量表示、そして「No Signal」と表示される。

ディスプレイのパネルカバーを折り畳む事で、ディスプレイスタンドになるのだが、これが取説に書かれていなくて少し悩んだ。
最初に思い付いたのは、コレ。

まぁ、安定してて良いのだけれど、サブモニターとして使うにはパネルが寝すぎて使えない。
で、試行錯誤していると、カバー裏のフェルト部分にA,Bと書かれている部分があり、そこに磁石が埋め込まれている事が分かった。

そこから、さらに色々な畳み方を試して、最終的に見つけ出したのが、

この置き方。パネルが磁石で固定されるので、Aに置くのとBに置くので、多少角度が調整できる。
まぁ、後からAmazonの評価欄を見たら、似たような折り畳み方で設置してる写真がアップロードされていたので、最初からそちらを確認すれば良かったのだけれど。

モニターの両サイドに各種コネクターとスピーカーが内蔵されている。
左サイドに上からOTG(microUSB)、miniHDMI、USB-C。 右サイドに電源用Type-C、照度調整ボタン、スピーカーボリュームボタン。

とりあえずUSB-Cにパソコンと接続すればタッチパネルは使用できるようになる。OTGにマウスやキーボードを挿せばそれも使えるのかな?
映像に関しては、USB Type-C Alternate Modeに対応している機械が、今手元に無いので、後日検証。 HDMI入力は問題無く動作した。

ただminiHDMIコネクターは経験上、抜き差しにかかる力に対して弱い(基板からコネクターの足が外れやすい?)ので、なるべくUSB Type-Cで繋ぎたい。
製品に対してはこれといって不満は感じられない。バッテリーの寿命がどれぐらいもつのかにもよるけれど、こんなニッチな商品が2.3万円程度で手に入るのだ。タブレット端末のように大量生産する物ならまだしも、何をどうすれば、このような価格で販売できるのか想像もできない。

追記
HUAWEI P20 Pro HW-01KにUSB Type-Cケーブルで接続。映像出力、音声出力、タッチパネル、全て問題なく動作した。
意外だったのが、ディスプレイのバッテリーからスマートフォンに対して給電している事。 モニターのバッテリーをスマホに食われるのは微妙な感じだけど、その方が都合が良い場合が多いのかな。

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿