2020年8月18日火曜日

ほとんど電ドラボール

小ねじを回す機会が多いので、VESSELの電ドラボールを買ってから、物凄く便利に使っている。
ベッセルの220USBを購入した後に、ボタン式の電動ドライバーも購入してみたが、雑に扱うと、何かの拍子にボタンが押されて軸が回ったり、回転直後に微妙に逆回転したりして、使いにくかったので、もっぱらベッセルの電ドラボールを使用していた。
ちなみに逆回転の件については、Amazonのレビューでチップコンデンサを交換して対策している強者がいたが、壊すリスクと手間を考えると、多少逆転しても手締めすれば良いかと思ってしまう。

自宅と会社でその2本を使い分けていたのだが、仕事で出張が多くなってきて、出先でハンドドライバーを使用する機会が増えてきた事もあって、もう1本購入する事にした。

今回購入したのは、過去の反省も踏まえてスライド式スイッチの商品。
メーカーはTaiiti。中国のメーカーかと思われる。

VESSELの電ドラボールのようにゴム巻きのグリップではなく、全体的にプラスチックの固まり。

油の付いた手で触れば、ゴムグリップよりは滑りやすいと思うが、一応滑り止め形状のグリップになっているので、ちゃんと握れば滑らずに作業できるだろう。

最初から付属するビットは5本なのだが、微妙な構成で、PH2とSL4.0はドライバーとしては無難な選択なのだが、T-10とH2.5と3mmのドリルって…まぁ、T-10は最近使う頻度が多いので、有難いんだけど。

ちなみに付属のビットの寸法精度に関してはお察しで、ドリルに関しては軸ぶれが酷いので、これで穴をあけると、たぶん4mm弱の穴があくかもしれない。

ドライバー本体の使用感は、ほぼベッセルの電ドラボールと同じ。
LEDライトは電ドラボールのように残光せず、回転終了と同時に消える。
回転直後の逆回転は無し。 回転停止後の手締め時の空転も殆ど無し。
ビットはAタイプ、Bタイプ共に使用可能。両頭ビットも取り付け可能。
そもそも最初に付属してるビットがA,B両タイプ存在するし、PH2は両頭ビットなので、Amazonの商品説明の写真をよく見れば察する事ができると思う。
充電はMicroUSB。ケーブルは付属するが、充電器は付属しないので、パソコンのUSB端子なり、適当なUSB充電器なりで充電する必要がある。

USBコネクターにカバーは無いので、濡れたり結露したりすると錆びて接触不良を起こすかも。

総括としては、「良い。VESSELの電ドラボールと大差無い」といったところ。
電池容量とかトルクとか、色々と違うのかもしれないが、そもそも小ねじでの使用が前提なので、どちらも必要十分な使用時間とトルクだと思う。 速度やトルクが要る用途では別の電動ドライバーを使うべきだ。
大きさや重さも電ドラボールと殆ど変わらない。どちらも腰道具のドライバーポケットに問題なく入る。
スライド式スイッチの使い心地も同程度。
電ドラボールのゴムグリップの方がガッツり握れるけど、使ってるうちにボロボロになってくるので、一長一短。
最初から付いてくるビットは電ドラボールの方が良いけど、ショボくても5種類付いてくる方が良いという人もいるだろうから、これも人それぞれ。
値段は現状、どちらも3千円弱なので好きな方を買えば良いと思う。
いずれにしても、最終的には良く使うビットは、別で購入した方が良いだろう。

 

 

 

 

 

 

 

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