2016年5月5日木曜日

CR-1 TEAM フロントディレーラーをFD-6800に交換する

5月2日の月曜日、本来は長野にツーリングではなく、自転車で奈良に行く予定だったのだが、同行する予定の人と連絡が取れず、予定が流れてしまった。
遡って5月1日。自転車ツーリングのつもりで、久々にロードバイクの軽整備を実施。 バーテープの張替も軽整備の一環。
 
バーテープを不器用ながらもそれなりに巻き終えて、チェーンのクリーニングをしていると、いつも自転車の整備でアドバイスをくれる、近所のお兄さんから、フロントディレーラーを11速用のに交換すると、変速が楽になるとの情報を頂く。 その際に調整が少しシビアだとの情報を同時に頂いた。
時間は16時前。梅田まで部品を買いに行っても余裕で間に合う時間。
という訳で、MTBで梅田に行って目的の物を購入し、さっさと帰宅。
    
要するに、ディレーラーを動かす為のアームが長くなっているので、テコの原理で引きが軽くなるという理屈らしい。
問題は10速用のSTIレバーで、その長くなったアームを引き切る事ができるのかという事なのだが、それは問題無いらしい。
調整がシビアなのは、アームが長くなった事でトリムの動作幅が小さくなるから、インナートップとかアウターローの際にディレーラーにチェーンが当たらないようにする為に、結構ギリギリを狙う必要があるという事のようだ。
また、付属のペラ紙一枚の取説には書いていないが、ワイヤーの取り回しがフレームによって異なる事とか、フレーム直付けタイプはディレーラーとチェーンリングの水平を出す為のサポートボルトとかいう芋ネジが一つ増えてるとか、その辺りを取り付け時に注意しなければならない。
シマノの本来の(役に立つ)マニュアルはコチラとかコチラを参照。
で、今まで付いていたフロントディレーラーと今回買ったFD-6800のアームの長さの違いが以下の写真。
 
もう、見た目からして全く違う。 
で、マニュアルを見ないで、何も考えずに適当に目視でチェーンリングとディレーラーのアウタープレートの平行を出して、サポートボルトも締めずに取り付けてみたところ、トリムの調整が全く出ない。 1日はこの時点で時間切れ。 仕方がないので、元のディレーラーに戻す。

で、今日、件のお兄さんに会ったので、その件を話してみた処、サポートボルトの事を教えて頂いて、時間があったので、色々と検証しながら、調整した結果、無事にセッティングできた。
どうやら、アームが長くなったからなのか、ワイヤーの引きに負けてディレーラーの平行がズレるようだ。 直付タイプじゃなくてバンドタイプなら、大丈夫だったのかもしれない。
 
ワイヤーがへにゃってるのは、以前のワイヤーをそのまま使いまわしたから。 
今の所問題は無さそうだが、かっこ悪いので、そのうち気が向いたら交換しよう。
しかし、この自転車のフィーリングで調整するってのが、どうにも苦手で仕方がない。 
前にDakotaProの整備の時にも書いたけど、調整できる遊びの幅が大きいくせに、ビシっと決まるセッティングの幅が無茶苦茶狭いというのがね。 まぁ、汎用部品の集合体だから仕方がないのかな。

あ、結果を書いてなかった。セッティングが決まれば、スイッチのようにアウターとインナーが切り替わる。
引きが軽くなったかと言われれば、気持ち軽いかなという程度だが、ぐにゃっとした感覚が無くなったという事は、おそらく軽くなったんだろう。
ディレーラーに対して、ワイヤーを下向き(テコの支点側)に引っ張るという動作は前と変わらないから、引き始めのトルクはあまり変わらないが、少しでも引いてしまえば、効率よくテコが働くから、かなり軽くなるという理屈だと思っている。

SHIMANO(シマノ) FD-6800 直付 2X11S W/TL-FD68 16T
 
SHIMANO(シマノ)

 

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