2016年1月23日土曜日

CBF1000 愛媛ツーリング

愛媛ツーリングと銘打っているものの、実のところ9割ぐらい高速道路ツーリング。
往路は山陽道と瀬戸大橋を経由して松山へ。
 
自転車でしまなみ海道へ遊びに行こうと、愛媛県が発行している地域振興券を2万円分も買ってしまっていたのだが、さっぱり予定が立たず、結局使用期限寸前になって、無理矢理使うべくツーリングへ。

因みにこの地域振興券、5千円で宿泊費8千円分とサイクリング券2千円分の抱き合わせ商品券となっていて、物販だけで消費出来ないようになっている。

何とか愛媛県へ行く事ができそうなのが10日15時からという状態で、とれたホテルは当日予約では殆ど無く、予約が取れたのは東京第一ホテル松山。

結果的には大変良かった。愛媛県といか、地方都市全般で言える事なのだが、中心地以外の繁華街の寂れ具合が酷い。
    
初日は移動だけで、翌朝から松山城、道後温泉を散策。
 
松山城は数年前に来たときと代わり映えしていなかった。相変わらず、なかなかの平山城具合で、黒門口登城道方面から徒歩で登ると、少々汗ばむぐらいだ。
                                  
リフトで下山して路面電車に乗り換えて、道後温泉に移動する。
   
古い型の市電のモーター音やコンプレッサー駆動音が心地良い。
道後温泉本館は間もなく長期の改修工事が行われるそうで、しばらくは入る事ができなくなるそうだ。その為なのか、結構観光客で賑わっていた。
    
そんな感じで、町中をぶらぶらしていると、ホテルのチェックアウト時間が迫ってきたので、今度は新しい型の市電でホテルへ移動。 やっぱり静かだし、乗り心地も新型の方がいい。地元民で日頃からの移動手段として使うなら新型に乗りたいと思うかもしれない。
宿泊券を使い切るべく、無駄にホテルに併設されている店で食事をして部屋掛けにしたにも関わらず12千円しか使えなかった。なので、4千円分の宿泊券はゴミになってしまった。

お土産を頼まれていたので、それを求めて今治へ移動。

今治駅周辺をうろうろして土産物を探したけれど、アーケード街は閑散としていて、土産物なんか扱ってなさそうな感じ。
 
今治という地名は結構有名だから、街もそれなりに活気があるのかと思ってたんだけど…
今治駅の高架下にはGIANTのストアが入っていて、色々と売られている。 レンタルサイクルも充実しているようだ。
 
愛媛は自転車都市を目指しているからなのか、行政も結構力が入っていて、通学用ヘルメットなんかもドカヘルじゃなくて、そこそこ格好良い自転車用ヘルメットだったりするし、サイクルスタンドが普通の店の前に置いてあったりする。


仕方が無いので、フェリーに乗る為に新居浜港へ移動する最中に今治の道の駅で土産物を購入。
 

新居浜のフェリー乗り場に到着すると、日祝は欠航という案内が…オレンジフェリーのホームページを見たら、確かに書いてあったので、これは完全にポカミス。

それなら東予港から乗って帰るかと今治方面に少し戻る。
東予港のフェリー乗り場受付で、サイクリング券をフェリーの搭乗券として充当して使おうとしたら、駄目だと断られる。

なんでも特殊手荷物(自転車)にしか充当できないらしい。 そんな事は何処にも書いていないのだが、受付のおっさんは全く融通が利かなさそうなので、フェリーに乗るのは諦めた。
オレンジフェリーのホームページで運賃を見れば分かるのだが、3m未満の乗用車(運転手込み)でフェリーに乗るよりも、特殊手荷物(750cc以上のバイク)+大人一人の方が高いのだ。そんな馬鹿なと思うかもしれないが、事実である。
そんな訳で、オレンジフェリーは1万2千円弱落としてくれるカモを逃がしてしまった。そんな運賃はアホらしくて払ってられないと思ったからだ。
サイクリング券は今治のGIANTストアでも使えるので、しまなみ海道経由で自走で帰る事にした。
再度、今治駅に戻ってきてGIANTストアで手頃な物を探すのだが、いざ買うとなると、なかなか欲しい物が無い。結局、結構な値段の自転車用のフロントライトを購入してサイクリング券を使い切った。


バイクに乗って、キーをONにして、エンジンをかけたのに、どうにも前が暗い。日が落ちたからかと思ったが、それにしても暗すぎるので、車体の前を見てみると、ロービームのバルブが切れていた。

今治で20時前に開いている自動車部品店など期待できなさそうだったので、ハイビームの上側を隠して使う。ただ、CBF1000はハイ・ローが別体になっているので、ハイビーム側の上側を隠してしまうと、殆ど前が見えない。こういう時はH4バルブの一体型バルブがありがたいのかも。
仕方が無いので、前が照らせるぎりぎりの所まで目隠しを調整してみたのだが、これだと前を走る車や対向車は眩しいだろうなぁ…という感じ。

しまなみ海道は、原付や自転車で走ると非常に気持ちが良いのだが、日が落ちてから、自動車専用道の部分を走っても、さっぱり面白くない。さっさと山陽道に抜けたいのだが、如何せん片道1車線区間が長いので、遅い車の後ろにつくと、ペースは落ちる。
結局家に到着するまで、給油以外の休憩は無しで帰ったが、風切音を何時間も聞き続けたせいで、帰宅後もしばらくは耳鳴りが酷かった。 やはり休憩はそこそこに取らなければ、健康を害しそうだ。今後は注意することにしよう。

走行距離 885.9km 

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