2021年3月20日土曜日

Cygnus-X プラグ交換 ODO 29576km

前回シグナスのプラグ交換をしたのが、2016年7月末頃で距離は13千kmぐらいだったので、かれこれ5年弱で1.6万km近く使用した事になる。 とっくの前にメーカー推奨交換時期を過ぎていたのだが、特に支障なく使えていた。
今冬は極端に寒くなかったものの、朝晩の寒い時間にエンジンが冷えている状態でエンジンの始動性が悪くなり始め、エンジンが温まるまでに走行し始めると失火してエンジンが止まるという症状が出始めた。
エアーフィルターの掃除をしても症状が改善しないので、流石にプラグの寿命かという事で交換した。

前回はイリジウムプラグを奢ったのだが、鈍感な私では効果が体感できなかったので、今回は普通のプラグだ。
16000km使ったイリジウムプラグを観察してみたが、何が悪いのかさっぱり分からない。

プラグの交換は過去に何度も行っているけれど、見てわかるぐらい摩耗していると、もうエンジンは絶不調なレベルに達しているので、多少の不調を感じるぐらいなら、シックネスゲージでギャップを測定して少し広がってるのかなぁってのがわかる程度だろう。 それで確認しても分からない事も多いぐらいだ。
で、新しいプラグはNGKのCR7E。税込420円ぐらいなのでイリジウムプラグの半額以下。

熱カジリ防止の為にスレッドコンパウンドをネジ部に薄く塗布してから、手で締まるところまで締めこんでから、レンチを使って締付け回転角度1/3で締付ける。メーカーが指定する新品プラグの締付け回転角度が1/4~1/3なのだが、ハンドルが短いラチェットだと1/3回転は結構頑張って締めている感がある。CR7EはM10ネジなのでNGK基準で10~12N・m(1.0~1.2kgm)、DENSO基準だと10~15N・m。
グリスとかスレッドコンパウンドをプラグのネジ部に塗布すると滑りがよくなるので、トルクレンチだと締め過ぎの恐れがあるそうなので、締め付け角度で管理した方が安心。
NGKのHPによるとCR7E(M10)の締付け回転角度は新品時は1/4(90度)、再締付け時は1/12(30度)で、DENSOのHPには新品時は1/3(120度)、再締付け時は1/12(30度)と書かれている。 なので、今回は少し強く締付けすぎたかもしれない。

とりあえず無事にプラグの交換が終わったので、試走してみたが新品のプラグだけあって、冷間時の始動性、エンジン回転の安定性は確実に向上した。エンジンが温まってからの挙動は然程変化は無い。馬力やらトルクの向上なんてわかる訳もない。
シグナスは日常の足なので、エンジンがストールしない、安定して動く事が重要なので純正指定のプラグで十分なのだが、今度はCR7EKというCR7Eの電極が2極化されたのを試してみたいなぁと思ったりもしている。


ODO 29576km

 

 

 

 

 

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