2018年2月4日日曜日

XT225WE グリップヒーター取付

昨年の6月にBanggoodで購入していたグリップヒーターを冬ももうすぐ終わろうかという、今時期になって、ようやくセローに取り付ける事にした。
 
購入時の金額は1234円。で、今、amazon.co.jpでも同じような値段で売っているので、壊れたら同じのを購入すれば良いだろう。
さて、この中華グリップヒーターだが、アクセルグリップ側は最初からコーンが入っている状態で売られている。

正直、有難迷惑なのだが、スロットルワイヤーの巻取り径を計ってみたところ、セローの純正とほぼ同じだったので、そのまま使えたのは幸いだった。

ただ、そのまま取り付けると、コーンホルダーの内壁と干渉してスロットルの動きが悪くなるので、コーンを微妙に削ってやる必要がある。
とりあえず動きの悪さは潤滑油で誤魔化すとして、アクセルワイヤーを問題無く引けるかどうかのチェックをしなければ…と、アクセルを開けたり閉じたりしていたら、太鼓のホルダー部分がコーンから外れた。

動きが渋い状態なので、万が一走行中に外れていたらと思うと、ゾッとする。アクセルを閉じた状態で外れていても、加速しようとして加速できなくなるのだから、事故を誘発するかもしれない。
コーンと太鼓ホルダーを接着力が弱い接着剤で貼り付けてるだけとか、コストダウンも甚だしい。
amazonのカスタマーレビューを見てみると、同じような不具合が見受けられるので、これはもう安物中華品質と諦めるしかない。
レビューを見ていると、他にもコントローラーのパワーMOS FETが焼けたりとか、色々と凄まじい。
コーンが破損した程度で作業を中断するのも癪だったので、元のグリップからコーンを取り外して、再利用する事にした。

そして、グリップヒーターから壊れたコーンを外すのだが、これが無茶苦茶固い。 ヒーターの配線を切らないように注意して外さなければならないので、慎重に作業していたら、小一時間かかってしまった。
コーンとグリップの根本でケーブルを固定、絶縁していたので、ここを使って抉れないし、外すのはかなり面倒臭い。

取り外した後はケーブルを固定する為の樹脂カラーをグリップに接着剤で貼り付けて、上記の中古の純正コーンに取り付ける。
グリップヒーター用の耐熱接着剤が無かったので、セメダインのゴム・樹脂用接着剤で代用。 これで試してみて、ダメそうならグリップヒーター用の接着剤を買ってこよう。
作業中に断線させていないか、念のために抵抗値を計ってみると、だいたい12Ω。片手で大体1A流れるという感じなので、両手であれば、カタログスペックの24Wというのは間違っていなさそうだ。

接着剤が乾く間にグリップヒーター用の電源をメインハーネスから取れるようにする。
ETCとシガーソケットの電源はズボラをかましてヘッドライトのロービーム側から取っているのだが、流石にそこから取ると、消費電力の大きいグリップヒーターは厳しいだろうと思ったからだ。

ヘッドライトを外して、ハーネスが見えるようにして、茶色の12Vと黒のGNDのラインの被覆を、ワイヤーストリッパーを使ってズラして隙間を開けたら、予め被覆を剥いておいたケーブルを巻き付けて、スプライスでカシメる。念の為に薄く含侵する程度にはんだ付け。ケーブルが動く場所だとはんだ付けは割れる恐れがあるので、しない方が良いのだけれど、ここは多分だ丈夫だろう。
で、それぞれ分岐させた線の先端に平ギボシを取り付け。

これらの作業をしている間に接着剤も半乾き程度に硬化したので、グリップをハンドルに取り付けて配線を施せば作業完了。
文章に起こすと簡単そうな感じだが、実際の作業はイレギュラーが多くて、思いのほか時間がかかった。 次に作業する時は電源回りは楽になってるので、まともなグリップヒーターを買ってくれば、30分もあれば余裕で作業が終わる筈だ。

これでハンドルカバーをかぶせれば、極寒でも薄手のグローブで走れるようになって、恰好さえ気にしなければ素晴らしく快適なので止められない。
バイクドレスアップ グリップヒーター【左右2台セット】冬場のバイクでも手元ポカポカ
Present-web

汎用 バイク グリップヒーター ブラック ミリバー用 温度調整可
ライズコーポレーション(RISE Corporation)

フジ矢 オートマルチストリッパ(ワイヤーカット・ストリップ・簡易圧着機能付) ストリップ線径自動調整タイプ PP707A-200
フジ矢

(STRAIGHT/ストレート) スプライス 小 1.0~2.5(mm2) 10ピース 35-878
(TOOL COMPANY STRAIGHT) ツールカンパニーストレート

0 件のコメント:

コメントを投稿