2017年6月26日月曜日

デジラチェの修理

使用頻度は低いが、無いと困る低トルク用のトルクレンチ。
随分前に購入したKTCのデジラチェなのだが、あまり使った記憶は無いし、ケースに収納していたにも関わらず、色々と不具合が出てきたので、修理に出す事にした。
致命的な不具合としては、正逆の切り替えレバーが折れてしまった事。 この部品を樹脂性にするとか、「そんな馬鹿な」と思わなくもないが、折れてしまったものは仕方がない。
それから、グリップ部分のラバー塗装が加水分解でベタベタになってしまっている事。滑らないようにウレタン被覆にするのは仕方がないとはいえ、なんで加水分解するような材料を使うかなぁ…
こんな被膜にするぐらいなら、プラスチックに滑り止めのシボ加工でもしておいてくれたほうが、何十倍も有難いのだけど。

取り合えず、ベタベタグリップは我慢できるとしても、切替レバー折れのままでは使い物にならない。
KTCのホームページを確認してみたけど、直接の工具修理は受け付けてないようだったので、KTCの修理取次店へ持っていく。
我が家からだと、「ファクトリーギア なんば店」か、摂津の「レーシングワールド」が近い。
KTCの販売店は沢山あるのだが、修理取次店は意外と少ない。工具屋のアストロプロダクツもストレートも販売だけみたいだし…そうかと思えば、レーシングワールドみたいにバイク用品店が修理取次店だったりする。

結局、宝塚方面への用事のついでにレーシングワールドに寄って、修理を依頼した。
流れ的には、店頭で預かった物をKTCに送って、見積もりを取ってもらい、それを客に伝えて、修理内容と金額に了承を得られれば、修理開始。修理が終われば、店に修理完了品が返ってくる。
そんな感じなので、結構な時間を要するのだけれど、別に急ぎでも無いので、お願いする事にした。

店に持って行ったのが5月21日で、見積もり金額の連絡が6月3日、修理上がりの連絡がきたのが6月13日。

サンデーメカなら然程に気にもならないけれど、プロだったらとてもじゃないけど、待ってられないぐらい時間が掛かるから、予備でもう一本持ってないと厳しそうだ。
で、修理代の内訳。正逆切替レバーが210円、グリップが2600円、工賃2000円。消費税込で5194円。

プリセット型のトルクレンチが買えてしまうぐらいの出費だが、公正もかけてくれているし、精度は安物トルクレンチとは比べものにならないだろうから、比べる意味もあまり無いかな。

公正込みの工賃と考えれば、結構安いと思う。部品代は…切り替えレバーは相変わらず樹脂製だし、グリップも同じく…なので、高いとも安いとも言えない。

KTC ( 京都機械工具 ) デジラチェ 【9.5sq】 小トルクタイプ GEK030-C3A
 
KTC(ケーテーシー)

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