2025年2月24日月曜日

Cygnus-X クラッチシュー交換 ODO 42643km

以前の整備でベルトの交換をした際に、クラッチ回りの整備ができなかったので、駆動系のエアーインテークを交換するついでに交換することにした。
今回使用したクラッチシューは純正ではなくNCYの高耐久性仕様の物。

まぁ、高耐久性と謳っている割には、Amazonのレビューでスプリングが早々に切れたという報告もあがっているので、話半分程度に期待しておこう。

クラッチアウターは変更せず。とりあえず綺麗に掃除だけしておく。元のクラッチシューは整備して保管しておく事にした。

クラッチシューの交換がおわってから、フィルター「5ML-E5407-00」と駆動系用インテークマニホールド「5ML-F838N-01」を交換する。

どちらもボロボロだったので、ゴミ袋に直行。

インマニの取付は車両本体側に取り付ける部分のクリアランスが殆どなく、締付バンドを部品に通した状態だと、フレームと干渉して取付できない。 そこで、一度ネジを外してバンドをまっすぐに伸ばして隙間を通した後にインマニの上で元のホースバンド形状に戻すといった取り付け方をとらなければならなかった。
全て組み終わったら、早速試走して調子をみると、クラッチの繋がりや切れがよくなっている。重さやクラッチシューの材質がノーマルとは異なるのだから、多少は変わると思っていたが、良い方向に変化したのは有難い。

ODO 42643km

 

 

 

 

2025年2月15日土曜日

2BH-CA4AA ベルトとプラグとエアーフィルターとオイル交換 ODO 43211km

先週、実家のスクーターのオイル交換を実施した。寒さと忙しさで気分が乗らず、長らく放置状態だったので、前回のオイル交換から3543km程走ってしまっている。 比較的高回転を常用するスクーターのエンジンにはあまり良くないのかもしれないが、最近のオイルは安物でも劣化しにくいので50ccのスクーターであれば問題無いと思っておこう。
今回のオイルは前回の余りオイルとmonotaroの5W-30のブレンド。monotaroのオイルは4L缶なので、あと4回分ぐらいは残っている。

オイルを抜いている間にベルトの交換を行う。本当はウエイトローラーやスライドピースも交換したかったのだが、先週の交換実施日までに入手できなかった。 もう少し温かくなったら交換する事にしよう。
今回使用したベルトは比較的安価なRKが販売しているベルト。Let'sに適合するのは「RK-2224SV」。POWERLINKのロゴの横にゲイツのロゴがあるので、製造はゲイツ。

前回のベルト交換が19808kmなので、23403km使用した事になるのかな。劣化はそれなりに進んでいる。

ウエイトローラーはそれなりに偏摩耗している。樹脂部分が摩耗しきって金属部分が露出する前に交換しないとプーリーまで交換する羽目になるので、残された時間は少ない。スライドピースもその時に交換かな。

それにしても、このエンジンの駆動系は錆が目立つ。 普通は駆動ベルトが摩耗する際に発生するゴムの粉が付着している事が多いのだけれど、このエンジンはスターターモーターのピニオンギヤが身を削って勘合する仕組みなので、削れたギヤの金属粉がケース内で飛び散るのだろう。当然スターターモーターのピニオンギヤは消耗品扱いだ。

とはいっても、頻繁にスターターを回すような乗り方をしているのに4万キロ以上使えているという事は、ピニオンギヤよりもスクーター本体の方が寿命が短いのかもしれない。 エンジンは調子よく動いているけど、足回りが2万キロ超えたぐらいでボロボロだった事を考えると、十分にあり得る。
で、ケース内が錆びるので、普段使わないキックスターターの動きは早々に渋くなってしまい、下手をすると固着して動かなくなってしまう。

今は注油してごまかしているが、キックは降りるけど、戻ってこない。 一度キックユニットをバラして錆び取りとブッシュやシャフトの研磨をしないとダメかも。

スパークプラグの交換は前回が22965kmだったので、20246km使用した事になる。前回に引き続き2万キロ程の使用なので、プラグの摩耗具合も前回と同じような雰囲気。

新品と比較するまでもなく、明らかに電極が減っているので、本当はもっと早めに交換すべきなのかもしれない。 ただ、レッツのプラグキャップの脱着は非常に面倒で、指が痛いのであまりやりたくない。 プラグキャップの真上に金属のフレームをもってくるようなメンテナンス性の悪い設計をするところが、スズキのバイクらしいといえばらしいのだが…まぁ、タンクやカウルを外さなくても、直接プラグにアクセスできるだけ有難いのかな。

プラグの交換が終わったところで、オイルのドレンボルトを取り付けて、新油を規定量注ぎ、エンジンをかけて動作チェック。敷地内を軽く試走して問題無い事を確認したら、最後にエアーフィルターの交換。
相変わらず粘度の高いオイルが含侵されている湿式フィルターなので、ニトリルの使い捨て手袋を装着してから作業する。
前回のフィルター交換は駆動系の交換と同時期に行ったので19808km。23000km程使用しているが、前回のように虫や落ち葉が入っているような事もなかった。

フィルターの汚れや目詰まりに関しては、見た目では全く分からない。走行距離を考えれば、それなりに汚れている筈なので、新品に交換しておく。フィルターは純正。 純正部品はmonotaroで10% offの日に購入するのが安くて良いかな。


ODO 43211km