2023年8月4日金曜日

BK-N100-4Lという中華PC(intel N100)

ここ最近コストパフォーマンスが良いと噂のintel N100を積んだPCを購入した。
といっても、amazonで売っている無難な商品ではなくAliexpressで売っているソフトウェアルーターで使うような機械。このPCを19215円で購入。

付属のACアダプターの出力はDC 12V 5A 60W MAX。

QC PASSとでかでかとシールが貼られているが気休め程度にしかならない。
メモリーはAmazonのプライムセールで安売りしていたACClamatorとかいう謎メーカーの16GBを5999円で購入し、NVMeのSSDはどこかのPCの容量増設に伴って取り外した物を再利用する。

メインボードは2.5GbpsのLANポートが4つとDDR5 SODIMM、M2 NVMe、MiniPCIe、USIMのスロット、SATA、CPUファンのソケット、USB2.0、各種スイッチ・LED、TPM用のピンヘッダがついている。

無線LAN用アンテナの取り出し口はAliexpressに掲載されていた写真ではUSB、ディスプレイ出力と同じ面にあったと思うが、実際は左側面になっている。

LANポートの数に拘らなければ、Amazonで購入するのと値段的には然程変わらないので、単純に作業用PCとしてN100のminiPCを買うならamazonで購入した方が良いかも。
とりあえずN100のパフォーマンスを体感しておきたかったので、Windows11を入れる。
まず、起動時にPOSTが走るようで、起動状態によって異なるビープ音が本体から鳴るようになっている。ビープ音が鳴るまでに要する時間は凡そ10~20秒ぐらいで、昨今のPCとしては非常に遅い。最初は初期不良かと思ったが、普通のPCではないので、そんなものなのかもしれない。
そこそこ致命的なハードウェアの問題としては、BIOS設定画面やOSのインストール画面がHDMIに出力されない。DPからは出力されるので、DP入力のあるモニターを持っていれば問題ないが、HDMI入力のみのディスプレイしか持っていなければ、初期セットアップすら出来ずに詰む。 最初、HDMIに繋いでいてPOSTエラーの音は鳴るのに画面には何も表示されないので初期不良を疑ったのだが、この手のPCで出力先が固定されている事はよくあるので、試しにDPに接続したらPOSTのビープ音が鳴ってからしばらくすると画面が表示された。 BIOSの設定画面は起動時にDELキーで入る事ができる。
もしかするとBIOSの設定の中にHDMIにboot画面を出力するような項目があるのかもしれないが、私には見つける事ができなかった。
BIOSの設定項目は中華PCにありがちな絶対に使わないだろうと思われる項目まで網羅されている物で、見るだけでウンザリする。
誰かPOST画面をHDMI出力させる為のBIOSの設定項目を知っている方が居たら、是非とも教えて頂きたい。

で、MicrosoftのMedia Creation Toolを使って作成したWindows11のインストール用USBメモリーから起動して、クリーンインストール。
Windows11はセットアップ途中にネットワークの接続を強要されるのだけれど、intel i226はWindows11の初期セットアップのドライバーには包括されていないので、適当な手段を用いてスキップするか、その辺のUSB-NICをPCに挿してそちらからネットワークに繋ぐ必要がある。
スキップしても良いのだが、机の上にUE-100TX-G3とかいうUSB-NICが転がっていたので、これをUSBポートに挿しこめば、Win11のインストーラーがPnPで認識して勝手にネットワークに接続してくれた。

Windows11のインストール完了時点で殆どのデバイスは認識されているが、幾つか認識されていないデバイスも残っているので、intelのホームページからintel chipsetドライバーとi226のドライバーをダウンロードしてインストールする事で、それらのデバイスも認識させる。
Windows11が動いている状態であればHDMIは認識されていて、DPとHDMIでのデュアルディスプレイが利用可能で普通に使えるのだが、DPを接続せずHDMIだけ接続して再起動すると、POSTエラーでWindowsが起動しない。 さらにHDMI出力は2560x1440のモニターを繋いでいるにも関わらずFullHDまでしか選べない。 なかなかのポンコツPCっぷりで辛い。

Processors Information  
Socket 1 ID = 0
     Number of cores 4 (max 4)
     Number of threads 4 (max 4)
     Manufacturer GenuineIntel
     Name Intel N100
     Codename Alder Lake
     Specification Intel(R) N100
     Package (platform ID) Socket 1744 FCBGA (0x0)


ただまぁ、MS Officeを入れてみた感じでは、簡単な事務作業やWEBブラウザーでホームページやyoutubeで動画を見たりする程度では何のストレスも無かった。 amazonで売っている一般的なN100のミニPCを買ってみないと分からないけど、此奴みたいな癖強じゃなければ簡単なエントリー業務用PCはコレで良いかもしれない。

尚、DP接続のPOSTエラーを回避する方法を探していると、購入したストアとは異なるストア にいくつか気になる事が書かれていたので、抜粋して転載しておく。

Default:Windows 10, optional: linux,win10/11 LEDE,ESXI etc., if you want us pre-install pfSense or Don't install any system, please leave us a message. Note the Language You need also.Thank you.

Windows10以外のOSを入れる際には何か特殊な設定をする必要があるのかも?

3, Please do not install Crucial RAM and memory with Micron chips, it will have compatibility issues. We recommend using SKhynix or Samsung chips.

Micronのメモリーチップを使ったCrucialのメモリーを使うと相性で問題が発生するらしい。 因みに今回使用したACClamatorのメモリーチップもMicron製だけど特に問題は起きていないので、Micronのチップが悪い訳ではなくCrucial限定の問題なのかな?

Memory SPD  
DIMM # 1
     SMBus address 0x50
     Memory type DDR5
     Module format SO-DIMM
     Module Manufacturer(ID) (7F7F7F7F7F7F7F7F7F7F97000000)
     SDRAM Manufacturer (ID) Micron Technology (2C00000000000000000000000000)
     Size 16384 MBytes
     Max bandwidth DDR5-4800 (2400 MHz)
     Channels 2
     Part number  
     Serial number 37000000
     Manufacturing date Week 25/Year 23

又、BK-N100-4Lで検索すると、やはり既に先陣を切って購入されている方がいた。
こちらのコメント欄を見ていると、やはりDP/HDMI問題はあるようで、また他にはPOSTを超えられない問題もある模様。
POSTを超えられないのはDPの問題なのかメモリーとの相性なのかは文章からは読み取れないが、いずれにしても癖のあるPCなのは間違いない。
Windows11で遊んだらOPNSenseとかProxmoxとかSophos Firewall Home Editionを入れて運用しようと思っていたのに、大丈夫なんだろうか。 DPポート接続問題は最終手段としては適当なダミープラグを挿せば解決できるけど…

2023/8/7 追記
・DPポートに2048x1536のモニターを接続したところ、解像度の情報が取れていないのか、640x480で解像度が固定されてしまう。
・BIOSでeDP出力を止めればHDMI出力されるかと思って、「VBT Select」をeDPからMIPIに変更してみたら、HDMIどころかDPからも映像が出力されなくなった為、ジャンパーでCMOSリセットして初期化した。
・BIOSの設定内容はこちらの資料が少しだけ役に立つかもしれない。

2023/8/10 追記
Windows11の動作検証は満足したので、PROXMOX VE 8.0.3をインストールし、その上でOPNsense 23.7-amd64を動かす。これらのインストールは滞りなく終了した。追加でドライバーを入れたり、特殊な設定をする必要も無かった。元々そういった用途で使うPCなので、そのあたりは検証済みなんだろう。
大阪の熱帯夜(室温32度超)といった悪条件下において、追加の放熱対策を施さずに使用した程度では問題は発生しなかったものの、CPUの放熱板を兼ねている総アルミのケース自体は相当熱くなっていたので、長期安定で使用するつもりならフィンの部分に低回転のファンを取り付けるぐらいはした方が良いかもしれない。
PROXMOX VEを久々に触ったのだけれど、新しくなって殆どGUI化されており初心者でもとっつきやすくなっていた。サブスクリプションのリポジトリを停止して無償版に変更するところもGUIで可能になっている。これについては、こちらのページが詳しい。
OPNSenseのインストールについては、こちらのページを参考にしながらインストール。
ネットワークのポートが4つあるので、enp4s0をvmbr0に割り当ててPROXMOX VEで使用。enp1s0をvmbr1、enp2s0をvmbr2に割り当てて、それぞれOPNSenseのLAN側とWAN側に割り当てる。あと1ポート空いているので、機会があればロードバランサー的な用途で使ってみよう。

 

 

 

2023年7月19日水曜日

ノーブランド? Pneito 薄型USB充電器 Type-C+Type-A

AmazonのプライムセールでUSB充電器を購入した。
 
65Wタイプの充電器はこれで3つ目なのだが、技術の進歩なのか設計の妙なのか、年々小型化されていっているような気がする。
今回購入した充電器は65W出力のUSB-PD充電器としては、かなり薄く作られている。
ACコンセントプラグ部分については、折り畳み式で携帯時に邪魔にならないようになっている。 形状の都合でブレードが生えている部分があまり良くないが、これは仕方がないかな。

出力コネクターの形状はType-AとType-Cが各1つの組み合わせだが、未だにType-Aを使用する機器も多いので、Type-Cのみの充電器よりも、此方の方が使い勝手が良い。

単純に体積だけで考えれば、これよりも小さいものはあるかもしれないが、鞄やポーチへの収納を考えると、体積よりも薄さがの方が重要なのは、出張が多いビジネスマンなら理解できるんじゃないだろうか。
ボディーは艶消しの黒で、安っぽい感じもしないし、角の部分はラウンド形状なので手や同梱するであろうPCやその他小物への当たりは優しい。

片側のポートで充電中に他方のポートで充電を開始した際に一時的に充電が止まるのは、他の充電器でも同じなので繋ぐ前に考えて使えば良い。
難点は65Wで充電を続けていると充電器本体がかなり熱くなる事だろう。触れない程ではないが、それなりに熱くなる。GaNトランジスタは壊れないにしても周辺の部品はこの程度の温度では壊れないのだろうか?
耐久性に関しては、しばらく様子見かな。

 

 

2023年7月17日月曜日

Lenovo V15 Gen 4 AMD の裏蓋を開けてみる

勤め先でLenovo V15 Gen 4 AMDを購入したので、とりあえず裏蓋を外して中身を確認する。
あわよくばメモリーを増設しようと思っていたのだが、結論から書くと増設は不可。メモリーはオンボードで増設用のスロットは存在しない。

購入時に事前に下調べはしていたので無理なのは分かっていたのだけれど、ロット違いで増設できるようになったりしてないかなぁと。まぁ、世の中そんなに甘くないということで。
バッテリーは7.68V 4862mAh / 37.3Whと書かれている。

社内での移動で使うだけなので殆どACアダプターに接続されているから、これぐらいのバッテリー容量で十分に事足りる。最近のPCは省電力化が進んでいるし、バッテリーが無駄にデカくても重たくなるので、用途的には必要十分だと思う。
SSDはNVMeでサイズは小さい物が使われているが、2280サイズが使えるようにねじ止め用の切り欠きがフレームに作られている。

実際に取り付けてみたわけじゃないから、使えるのかどうかわからないが、今後SSDの増設が必要になったら、試してみても良いかもしれない。
それにしても、NVMeのコネクターが斜めに付いているのが凄く気になる。CPUファンを避ける為だというのはわかるし、今時珍しくもないのだろうけど、もうちょっとどうにかならなかったのだろうか…
WiFiはWi-Fi 6に対応している。m2ソケットタイプなので、まぁ色々とできるだろう。
そんなわけで、コレといって何かを交換するでもなく、そのまま裏蓋を閉じて終了。

2023年7月5日水曜日

安定化電源「LONGWEI LW-K3010D」修理

昨日書いた通り、新しい安定化電源を買ったので、前に使っていたポテンショメータの調子があまり良くない安定化電源「LONGWEI LW-K3010D」の修理を行う事にした。
修理といってもポテンショメータを新しい物に交換するだけなので、たいした手間ではない。
元からついていたポテンショメータはWXD3-12-1Wという物で、10kΩ 1Wという仕様になっている。
で、もう少し信頼性の高そうなポテンショメータで代わりになりそうなのが無いか国内のECサイトで探してみたのだけれど、サイズが大きかったり、仕様が合わなかったりでコレといったものを見つける事ができなかった。amazonで「WXD3-12-1W」で検索すれば同じものは売られているのだけれど、よく知らないメーカーなのにそこそこ高いのだ。
どうせ名も知らないメーカーの物を購入するならAliexpressで購入した方が安かったので、そちらで購入する事にした。型番はWXD3-13-2Wの10kΩという事で、壊れかけポテンショメータと同じような型番となっている。ケースの形状もそっくりだし、端子の出し方も同じなので、ラベルに書かれているメーカーは違うけれど、作っているところは同じなのかな。

サイズは新しく購入した方が、全体的に少し長くて、ボディー部分だけではなく、つまみの部分も長い。 調整幅は0~10kΩなのは同じだが、そこに至るまでのつまみの回転数は新しく購入した方が多くなってしまった。 まぁ、少しだけ微調整しやすくなったとポジティブに考える事にしよう。

新しいポテンショメータに付け替えて電源のボディーに取り付けると、予想通りツマミのサイズが合わず、少し飛び出してしまう。実用上問題無いので、気が向いたら適当なツマミに交換する事にしよう。

 

 

2023年7月4日火曜日

実験用安定化電源「WANPTEK WPS3010H」購入

以前から使用していた中華の安定化電源「LONGWEI LW-K3010D」の電圧調整用のポテンショメータの調子が悪くなってきた為、新しく電源を購入した。
また中華製品だが私が趣味で作る工作物に使うには全く問題ない。 今回購入したのは「WPS3010H」という機種で、スペック的には前に使っていた物と変わらず、DC30V/10Aまで出せる電源となっている。
因みにこれを購入したのは4月17日で当時amazonで7199円だったのだが、現在は販売元が変わって16923円にまで値上がりしている。流石にこの価格だと購入する気が起きない。

今回、この機種にしたのは、電圧調整や電流調整をアナログなポテンショメータ制御なのが面倒になったのと、メイン電源とは別にOutputスイッチが欲しかったからだ。
以前の機種は電源投入で即アウトプットだったので、負荷がよくわからないデバイスに対してCCモードで動作させるには、電流値を0に設定しておき、電源を入れた後に徐々に電流値を上げていく必要があったし、電源投入時のオーバーシュートについても制御されている風ではなかったので、電源を入れっぱなしで使う分には良かったのだけれど、出力を切ったり入れたりしながら使うには使いにくかったのだ。
今回の機種については、各ボリュームはロータリースイッチ式になっている。またロータリースイッチはプッシュスイッチにもなっていて、操作桁移動や、パラメーターの設定、OCPモードのON/OFFが行えるようになっている。
USB出力もついているので、とりあえず5Vの電源が欲しい時には便利が良い。フロントパネル部にはQuickChargeと書かれているが、本当にQuickChargeに対応しているかどうかは分からない。